
ゼロから始めるAffinity3 Affinity初心者講座その18 調整レイヤー・ホワイトバランス の続き
それでは、今回から画像合成について学んでいきたいと思います。
教材として使う画像を用意しましたので、右クリックで保存して使用してください。
この講座の練習用として以外の使用は禁止します。
GoogleDriveからDLするにはこちら。
banana.jpg

apple.jpg

table.jpg

ちなみにこちらの3つの画像はAdobeFireflyから出力したものです。
トマトのヘタ以外、本当自然にできているのですごいです。
(……いや、よく見たら右はプチトマトがでかくなってる? この形のでかいトマトは存在しないか。気づかなかったことにしよう(=・ω・=))
商用利用可、学習元もしっかりしている、今のところ唯一の安心して使えるAI画像です。
ただ、ごくまれに気づかないぐらいの不自然さを含んでいる場合があるので、使う際は注意しましょう。(トマトまじ気づかんかった…(´・ω・`)テーブル画像の窓枠がおかしいのは目立たないから許容範囲)
なんだかんだで、チェックの手間を考えると素材サイトからDLした写真の方が使い勝手が良かったりします。
今回は講座として配布するのでAI画像使わせてもらいましたが。AI、平気で嘘つくからなー(=・ω・=)
画像を開く
それでは、テーブルの画像をAffinityで開いてみましょう。
table.jpgをAffinityで開いてください。
これからこの画像をいろいろと加工していくので、早めに別名で保存することをオススメします。
メニューの「ファイル」-「名前をつけて保存」で、分かりやすい名前をつけて保存してください。ショートカットキーはShift+Ctrl+Sです。
普通の「保存」だと上書き保存されますが、「名前をつけて保存」だと、違うファイルとして保存することができます。
保存形式(ファイルの種類)はjpgではなく、Affinityファイル形式で保存してください。
今回は「講座19.af」として保存しました。
ちなみに、jpg形式だとレイヤー情報などが保存できないため、加工後に保存しようとすると、以下のような注意書きが表示されます。
「画像の統合を実行して保存」をすると、レイヤーなどがすべて結合され一枚の画像となってしまい、後で修正ができなくなってしまいます。
「名前をつけて保存」を押して、作業ファイルはすべてAffinity形式で保存しておきましょう。
追加の画像を読み込む
では、残りのリンゴとバナナの画像を読み込みましょう。
「ゼロから始めるAffinity3 Affinity初心者講座その13 画像配置」でやりましたが、復習と補足もかねて、もう一度解説したいと思います。
apple.jpgを、Affinityのペーストボードエリア内にドラッグ&ドロップで放り込んでください。
「ペーストボード」とは、キャンバスの周りにある作業エリアのことを言います。
ペーストボードについては、そのうちちゃんと解説するので、大体このエリアに放り込めばいいんだな、とだけ覚えておいてください。
そうすると、新たに画像レイヤーが作成されます。
ペーストボード以外の場所にドラッグ&ドロップすると、新たな2枚目の画像として作業ファイルが作られてしまうので、注意してください。
バナナの画像は、メニューを使って配置してみましょう。
メニューから「ファイル」-「配置」をクリック
バナナの画像を選び、画面上をクリック、またはドラッグして大きさを決める。
これで画像の配置が完了しました。
画像を選択して、四隅のバウンディングボックス(丸がついた枠)を掴み、ドラッグでサイズ調整してあげて下さい。
大体、以下のようなサイズと位置に置いてもらえると嬉しいです。
微調整は後でするので、ちょっと大きめにしておいてもらえるとありがたいです。
さて、レイヤーパネルを見てみると、同じjpg画像を配置したはずなのに、teble.jpg(背景)とbanana&apple.jpgは、何やらレイヤーパネルの左のアイコンが違っています。
さぁ、ここからややこしい説明をしますよ!
理解できなかったら飛ばしても大丈夫です。
Affinityさんもそこらへんはややこしいと理解しているのか、分からなくてもアシスタント機能でなんとかしてくれる親切設計になっています。
画像レイヤーとピクセルレイヤー?
左のアイコンが、「枠で囲まれた人物像」になっているのが「画像レイヤー」です。
左のアイコンが、「市松模様」になっているのが「ピクセルレイヤー」です。
画像レイヤーは「貼付け元の画像情報を持った」レイヤーになります。
貼付け後もカラー情報(CMYKなど)を保持し続けます。
画像自体がひとつのオブジェクトとして扱われ、画像に書き込みをしたりなど、直接変更を加えることはできません。
Illustratorでいうところのリンク配置みたいな感覚です。埋め込みできるリンク配置。
見た目は一緒。
コンテキストツールバーの内容は変わります。
ピクセルレイヤーは「加工が可能なデータ」になります。
ブラシで直接描き込んだり、消しゴムで消したりできる、編集可能なデータです。
元の画像情報を持っていないので、拡大縮小を繰り返すと、場合によって画像が劣化します。
画像レイヤーは、Indesignの使い方のように、画像を画像のままとして扱うのに適したデータです。後で変更が生じても差し替えが楽。
ピクセルレイヤーは、Photoshopのように、画像を加工するのに適したデータです。
今回は画像を加工したいので、ピクセルレイヤーに変換しましょう。
画像レイヤーをピクセルレイヤーにする
ピクセルレイヤー化したいレイヤーを右クリックして、「ラスタライズ」をクリックします。
無事、ピクセルレイヤーになりました。
わざわざラスタライズしなくても、画像レイヤーに変更を加えようとしたとき、Affinityアシスタントによって、自動的にラスタライズされるようになっています。便利!
なので、普段はあまり「画像レイヤー」か「ピクセルレイヤー」か、意識しないでも使えると思います。
たまーに、画像レイヤーだとできない作業があるので、何か変だな? と思ったときは「画像レイヤー」と「ピクセルレイヤー」は別物なんだ、ということを思い出してください。
メニューの「ピクセル」-「ラスタライズ」-「ラスタライズ」からも変換できます。
逆に「ピクセルレイヤー」から「画像レイヤー」にすることはできません。
一度個別に保存して、それをまた配置する形になります。
さて、画像の配置も終わったので、次回から画像の一部を変更する方法を学んでいきましょう!
ゼロから始めるAffinity3 Affinity初心者講座その20 に続く