スライスのやり方/Affinity3

2026-03-23

Affinity パソコン関係

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Affinity V3のエクスポートペルソナを使用したスライス機能の解説アイキャッチ画像
一枚のアートボードから複数の画像を書き出す、「スライス」について解説します。

2枚の画像を組み合わせて1枚になるような、そんなデザインを作りたいとき。
Affinityのアートボード上で2枚に分割予定の横長デザインを作成している様子
アートボードを2つ並べて作ろうとすると、アートボードごとにクリッピングされてしまう上に、書き出しもアートボードコンテナごとにされてしまいます。

ここら辺の詳しい解説は「アートボードをまたがったデザインを作る方法/Affinity3」をご覧ください。
どうしてもアートボードを並べて作りたい、という人向けに対処法を紹介しています。
隣接する2つのアートボード間でオブジェクトが途切れてしまう現象の比較画像
そんなときは「スライス」という機能を使って作成すると便利です。

それでは、早速スライスを使って、2枚が繋がったデザインを作っていきましょう。

1.2枚を組み合わせた大きさのキャンバスを用意し、デザインをする。

今回は1000px×1000pxを2枚組み合わせたデザインを作成します。
2枚合体させた2000px×1000pxサイズのキャンバスを作り、デザインをします。
2000px幅のシングルキャンバスに作成された統合デザイン

2.スライススタジオに切り替える

Affinityのエクスポートペルソナへの切り替えボタンとスタジオマネージャーの場所
スライススタジオが表示されていない場合は、スタジオの右側にある3つの点、「スタジオマネージャー」をクリックして、「スライス」を選択してください。
右側のトグルボタンをON(青くする)と、スライススタジオを常に表示させることができます。
よく使う人はONにしておくといいかも。
スタジオマネージャー内でスライスパネルを有効化する設定画面

3.ツールから「スライスツール」をクリックする

エクスポートペルソナのツールパネルにあるスライスツールのアイコン

4.書き出ししたい範囲をドラッグして選択する

画面の半分ずつをドラッグして囲み、ふたつのスライスを作ります。
キャンバス上に作成された2つの青いスライス枠とサイズ表示
小さい文字ですが、青いスライス名が表示されている部分に、サイズも表示されるので、ちゃんと1000px×1000pxになっているか確認します。

なっていなかった場合はドラッグして、サイズを合わせて下さい。

スライス作成は普通の長方形ツールなどと同じように、Shiftで縦横比を固定したり、Ctrlで中心から描画したり、Altを押してスナップを解除することができます。

5.右下にある、スライスパネルをクリックして表示します。

このスライスパネルで、書き出しの詳細を決めていきます。
スライスパネル内のリスト表示(キャンバス全体、スライス1、スライス2)
一番上が、キャンバス全体。
スライス1が、1つ目に作ったスライス(左側)
スライス2が、2番目に作ったスライス(右側)です。
スライスパネルの詳細設定を展開した状態

6.名前を変更する

左側の > をクリックしてパネルを展開すると、いろいろと設定する画面が出てきます。
一番上の(スライス名は必須です)と書かれている部分をクリックして、スライス名を指定しましょう。

スライス1、スライス2も、それぞれ以下のように分かりやすく名前を変えてみます。
スライス名を「全体」「スライス左」「スライス右」にリネームした例

7.エクスポートする、しないを切り替える

各スライスの右側にある目のマークで、エクスポート(出力)をする・しない、を選べます。
今回は全体の画面も出力したいので、クリックして目のマークを表示させてあげます。
スライスパネルの可視性(目のマーク)を操作して書き出し対象を選択する操作

8.書き出し形式を指定する

各スライスごとに、書き出しのファイル形式を選択できます。
今回はJPEG(高品質)を選びました。
スライスごとの書き出しフォーマット選択ドロップダウンメニュー
プラスマークをクリックすることで、他の書き出し形式やサイズ違いも出力することができます。
スライスに複数の書き出しフォーマットを追加した状態
とりあえず今回はjpg1枚だけにしておきます。
左上の×を押すと、増やした出力形式を削除できます。

9.「全体」スライスの設定をコピーする

スライス左とスライス右にも、この書き出し設定を適用しましょう。
「全体」のスライスを選択し、右上の「書き出しフォーマットをクリップボードにコピー」をクリックします。
スライスパネル右上の「書き出しフォーマットをクリップボードにコピー」ボタン
「書き出しフォーマットをクリップボードにコピー」を押すときは、コピーしたいスライスを選択した状態で押してください。
個別の書き出し設定をクリックした状態で押すと、貼付け時も個別の書き出し設定を選択する必要があります。

コピー元とコピー先の選択場所は合わせる必要があります。
今回は個別の書き出し設定ではなく、一括で設定したいので、大元のスライスを選択してください。
書き出し設定をコピーするためのスライス選択範囲の正しい指定方法

10.スライス左とスライス右を選択して、書き出し設定をペーストする

スライス左とスライス右を選択し、右上の「書き出しセットアップをクリップボードから置換」ボタンを押します。
スライスを複数選択するときは、Shiftを押しながらクリックします。
複数選択したスライスに対して書き出しセットアップを一括ペーストする様子
これで、書き出し設定がコピペできました。
量が多いときなど、いちいち設定しているとめんどいので覚えておくと便利です。

ちなみに、jpgの品質など、もっと詳しく書き出し設定を指定したいときは、右上にある「書き出しオプション」パネルでさらに詳しく指定できます。
書き出しオプションパネルでJPEGの品質やリサンプル方法を詳細設定する画面

11.スライス書き出しをクリックする

書き出し設定が終わったら、一番下の「スライスを書き出し」をクリックし、保存場所を指定します。
スライスパネル最下部の「スライスを書き出し」実行ボタン
無事、3つの画像が書き出されました。おめでとうございます!
書き出し完了後にフォルダ内に生成された3枚の画像ファイル
スライスを使えば、全体の中の一部分を出力したり……
スライスツールを使用して特定のデザインエリアのみを切り出している例
重ねて合成した画像から、レイヤーごとに画像を書き出したりできます。
レイヤーパネルからピクセルレイヤーごとに自動的にスライスを作成する高度な操作
レイヤー単位で書き出された複数のWeb用パーツ画像
主にWebデザインをして、パーツを書き出す用途に使われたりします。
そこら辺の詳しい解説は、いつかそのうち「スライスパネル」について解説予定……

が、Affinity初心者講座に沿って記事書いてるので、しばらく後になる予定(´・ω・`)ヤッテルコト コウド ナンダモン……

しばらく経ったのちに、またブログを見に来てもらえるとうれしいです。
少しでも参考になれば!

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