
ゼロから始めるAffinity3 Affinity初心者講座その17 迅速な調整(クイック調整)の続き
前回、「迅速な調整」を使って写真を加工しました。
写真加工は、下手に加工してしまうと元に戻せなくなってしまうことが多いので、できるだけ後で元に戻せるよう保険をかけつつ加工していくのが理想です。
前回知らない間に作成されていた「調整レイヤー」は、元の写真を変更せずに、明るさや色などをいろいろと調整できるレイヤーです。
今回は「ホワイトバランス」を調整できる、調整レイヤーを使っています。
「迅速な調整」を使うと、それに対応する「調整レイヤー」が自動で作成されます。
それぞれ、こんな感じで対応しています。
……いや、これだとわかりにくいか?(´・ω・`)
調整レイヤーは、普通のレイヤーと同じように移動したり、削除したりできます。
また、「迅速な調整パネル」で作った調整レイヤーは、右にある○をクリックすると、リセットされて、調整レイヤーが消えます。
とりあえず、前回「加工して気分の上がる写真を撮ってね~」とお願いしたので、その写真を新たに使って解説してきたいと思います。
撮ってきた写真をAffinityで開いてください。
私は海釣りに行ったとき、砂浜に流れ着いていた流木と浜ひるがおの写真で解説します。
流木かっこいいよね(=・ω・=)✨
こちらから、同じ写真をダウンロードできます。
前回と同じように、「ウィンドウ」-「一般」-「迅速な調整」パネルを開いてください。
その後、「露出」をちょっとだけ上げます。
すると、レイヤーパネル上に「Exposure(エクスポージャー/露出)」調整レイヤーが作成されます。
調整レイヤーは、子レイヤーのときは、親レイヤーにしか効きません。
子レイヤーは、親レイヤーの下に一段 下がってくっついている状態です。
ドラッグ&ドロップで一番上に移動すると、その調整レイヤーより下にあるレイヤーすべてに効果をかけることができます。
調整レイヤーがある位置によって効果が変わってくるので、イイ感じに使い分けて下さい。
調整レイヤーのサムネイル部分のアイコンをクリックすると、露出調整パネルが出てきます。
このパネルで、さらに細かく調整をかけることができます。
ちなみに、この露出の調整レイヤーは、「迅速な調整」パネルからではなく、レイヤーパネルからも作成することができます。
レイヤーパネルの下の方にある、丸が半分に塗られた「調整レイヤー」アイコンをクリック。
出てきたメニューから「露出…」をクリック。
一番上にレイヤーが作成されるので、クリッピングの時のようにドラッグ&ドロップで背景レイヤーの上に落とせば、子レイヤー化できます。
サムネイル・名前、どちらに落としてもOK。
memo
サムネイル・名前どちらにドラッグ&ドロップしても結果は変わりませんが、内部処理は厳密にいうと違います。
詳しい解説は「調整レイヤー①/Affinity3(執筆中)」にて。
サムネイル・名前どちらにドラッグ&ドロップしても結果は変わりませんが、内部処理は厳密にいうと違います。
詳しい解説は「調整レイヤー①/Affinity3(執筆中)」にて。
逆に、子レイヤー化せずに露出調整レイヤーの順番を下にしてしまうと、効果が見えなくなってしまうので注意してください。
調整レイヤーは効果をかけたいレイヤーの上か、子レイヤーである必要があります。
↑普通に背景レイヤーが一番上にあるため、下にあるレイヤーが見えなくなる。
「迅速な調整」パネルで作ると英語名の調整レイヤーが作成され、
レイヤーパネルの「調整レイヤー」アイコンから作ると、日本語名の調整レイヤーが作成されます。
これは翻訳モレだと思うので、そのうち日本語に統一されるかな(=・ω・=)
日本語の方が読みやすいと思うので、レイヤーパネルから作成するのオススメです。
もちろん、レイヤー名をクリックして分かりやすいよう変更してもOK。
ちなみに、メニューの「ピクセル」-「新規調整レイヤー」からも作成できます。
こちらも、作られるレイヤー名は日本語です。
それでは、前回飛ばしていた「ホワイトバランス」について解説していきます。
ホワイトバランス(White Balance)
撮った写真によっては、全体的に青っぽいなとか、黄色っぽいな、とかなると思います。
その、全体の色味を整えるのが「ホワイトバランス」というものです。
色被り(いろかぶり)していると、白が白じゃない色になっているんですよね。
その白(ホワイト)の色をバランスよく整えるから、「ホワイトバランス」です。
このホワイトバランス、なんでもきっちり白にしなきゃいけない、というわけではありません。
例えば、ホワイトバランスが青に寄っていると、クールで冷たく、清潔感、清涼感のある写真になります。
朝のすがすがしい感じですね。機械とか金属物によく合う。
逆に黄色に寄っていると、温かみがあって懐かしく、おいしそうで、やわらかな雰囲気になります。
夕焼けのちょっと懐かしい感じですね。ご飯とか料理によく合う。
狙った効果を出すために、わざとホワイトバランスをずらして撮影したりします。
黄色に寄せたいときは、デジカメだと「くもり」モードで撮るとか。カメラマンの腕の見せ所。
……そういう表現方法があるんだと踏まえたうえで、今回は「そんなの関係ねぇ!」とばかりに、ばっちり白のバランスを整えたいと思います(=・ω・=)
自動ホワイトバランス
1.「迅速な調整」パネルを開く
撮影してきた写真を開き、「迅速な調整」パネルを開きます。
2.「迅速な調整」パネルの下の方にある、「自動ホワイトバランス」のアイコンをクリックする
下の方に小さなアイコンが4つあるのに気が付いた方はいますでしょうか?
その中の一番右のアイコンをクリックしてください。
他3つのアイコンは説明がめんどいので、詳しく知りたい方は「迅速な調整(クイック調整)/Affinity3」を参照してください。
隣の「自動カラー」は手軽に使えて便利だけど、「自動レベル補正」と「自動コントラスト」はヒストグラムって奴がないと解説がむずい(´・ω・`)
3.自動でホワイトバランスが調整されました。
「自動ホワイトバランス」は画面上の白であろう場所を自動で探して、そこが白になるように調整してくれる機能です。
なので、写真によっては白を誤解して、全然違う色になってしまうことがあります。
今回の写真も……正直、ホワイトバランスちゃんとしてるのでそもそも自動ホワイトバランスかける必要なかったんですが……ちょっと黄色に寄ってしまいました。
なので、それを修正したいと思います。
調整レイヤー ホワイトバランス
レイヤーパネルを見ると、「Auto White Balance」というレイヤーができています。
名前こそ「オートホワイトバランス」となっていますが、
普通の「ホワイトバランス」調整レイヤーです。
アイコンが一緒なんで。名前が違うだけ。
1.ホワイトバランスパネルを開く
サムネイル部分のアイコンをクリックすると、「ホワイトバランス」パネルが開きます。
2.左下にある「選択」をクリック
3.画像上の白またはグレーの、本来ならば無彩色である部分をクリックする
調整したい画像のなかにある、白またはグレーの部分をクリックします。
この画像だと、雲らへんが白・グレーですね。
クリックするだけで、ホワイトバランス調整完了です。
ボタン1個で済むから簡単でしょ?(=・ω・=)
クリックではなく、そのままぐりぐり~と無彩色部分をドラッグすると、ドラッグした場所の平均でホワイトバランスを調整してくれます。
……と公式に書いてあるけどほんとか? クリックとあんま変わらん気がするんだが(=・ω・=)
また、ALTキーを押しながらドラッグすると、範囲を指定して、その中の平均を取ってくれます。
裏技的な使い方として、わざと黄色に寄せたい、という時は、青い部分をクリックすると黄色に寄せることができます。
逆に、黄色い部分をクリックすれば青に寄ります。
画面上をいろいろとドラッグして、自分好みの色を探してみるのも面白いです。
TOPICS
ちなみに、手動で無理やり合わせたい!ってときは、「ヒストグラム」パネルを見ながら合わせると楽です。
メニューから「ウィンドウ」-「ピクセル」-「ヒストグラム」で表示。
写真加工するときは、意味が分からなくてもとりあえず表示して、こまめに見て、見慣れておくといいです。
ヒストグラムの細かい解説は難しいのでそのうちに……(=・ω・=)

青、緑、赤の一番大きな山が重なるように、ホワイトバランス温度と色合いのスライダーを調整します。
山が2個ある場合は、二つの山がなんとなく、同じように重なる感じに。
難しかったら、とりあえず一番大きな山を揃えれば、広範囲が揃います。
スライダーはお互いに作用するので、細かく細かく両方を行き来しながら調整する感じ。
自分は気持ちちょっと青の山が右に出ていた方が好みです。

右上に出ているビックリマークアイコンをクリックすると、見やすいヒストグラムになります。

手動と自動を比べてみるとこんな感じ。
木の若干黄色い感じが抜けてます。ほんのちょっとの差なんだけどね。

ただ、このヒストグラムを頼りに一番大きな山を合わせる、というのは、山部分にあたる部分の色が均等でないとうまくいきません。
青空が多い写真とか、色の片寄りがある写真には使えないので、あくまで参考程度で。
自動で合わせたけど、ちょっとイメージが違うので手動で調整したい、という時に参考にしてみて下さい。
あと、解説はしませんが、迅速な調整パネルの下の方にある自動調整アイコン、
一番左の「自動レベル調整」も、ホワイトバランスを調整したうえで、イイ感じにコントラストをつけてくれます。


わざとコントラストを低く、黄色に寄せた画像でも、ボタン一つでいい感じに。
自動ホワイトバランスの結果がどうしても気に食わない、という時は、手動で頑張って調整してみたり、自動レベルを使ってみたりして下さい。
ちなみに、手動で無理やり合わせたい!ってときは、「ヒストグラム」パネルを見ながら合わせると楽です。
メニューから「ウィンドウ」-「ピクセル」-「ヒストグラム」で表示。
写真加工するときは、意味が分からなくてもとりあえず表示して、こまめに見て、見慣れておくといいです。
ヒストグラムの細かい解説は難しいのでそのうちに……(=・ω・=)
青、緑、赤の一番大きな山が重なるように、ホワイトバランス温度と色合いのスライダーを調整します。
山が2個ある場合は、二つの山がなんとなく、同じように重なる感じに。
難しかったら、とりあえず一番大きな山を揃えれば、広範囲が揃います。
スライダーはお互いに作用するので、細かく細かく両方を行き来しながら調整する感じ。
自分は気持ちちょっと青の山が右に出ていた方が好みです。
右上に出ているビックリマークアイコンをクリックすると、見やすいヒストグラムになります。
手動と自動を比べてみるとこんな感じ。
木の若干黄色い感じが抜けてます。ほんのちょっとの差なんだけどね。
ただ、このヒストグラムを頼りに一番大きな山を合わせる、というのは、山部分にあたる部分の色が均等でないとうまくいきません。
青空が多い写真とか、色の片寄りがある写真には使えないので、あくまで参考程度で。
自動で合わせたけど、ちょっとイメージが違うので手動で調整したい、という時に参考にしてみて下さい。
あと、解説はしませんが、迅速な調整パネルの下の方にある自動調整アイコン、
一番左の「自動レベル調整」も、ホワイトバランスを調整したうえで、イイ感じにコントラストをつけてくれます。
わざとコントラストを低く、黄色に寄せた画像でも、ボタン一つでいい感じに。
自動ホワイトバランスの結果がどうしても気に食わない、という時は、手動で頑張って調整してみたり、自動レベルを使ってみたりして下さい。
他の調整レイヤーも、サムネイル部分にあるアイコンをクリックすると、細かくいろいろと調整できるようになっています。
けれども、ちょっと難しいので、ホワイトバランス以外は大体、「迅速な調整」パネルでいじった方が楽だと思います。
どうしてももっと細かくいじりたいんだ! という場合は、「調整レイヤー①/Affinity3」で解説しているので参考にして下さい。
ちなみに、調整レイヤーはレイヤーの下から順に効果がかかっていきます。レイヤーと同じで、上にあるものが優先される感じ。
さぁ、これで画像の明るさや色味を調整できるようになりました。
これから数回に分けて、上記のような画像合成について学んでいきたいと思います。
ちょっと難しい「切り抜き」「マスク」についても触れていきます。
Youtubeのサムネイルを作ったり、バナーを作ったりするときに必須となってくる知識なので、頑張って勉強していきましょう!
ゼロから始めるAffinity3 Affinity初心者講座その19 へ続く