
線で作られたパターン、ハッチングパターンを作ることができる、陰影について解説します。
……陰影って言われると分かりにくいから、普通に「パターン」でいいんじゃないかな(=・ω・=)
AutoCAD .patからパターンをインポートすることができます。
CADで使ってるパターンをそのまま使えるので、CAD併用している人には便利そう。
基本的なパターンはスウォッチの「陰影」にいくつか登録されているので、参考にするといいです。
変形をリセット
陰影を選択すると、項目に新しく「変形をリセット」が表示されます。
拡大縮小や角度変更、反転など、加えた変更を元の状態に戻します。
ちなみに、「反転」は塗りと線を逆にします。
その他は大体グラデーションと同じ感じ。
単位
何単位でパターンの数値を設定するか選べます。
スケール
ハッチパターンの大きさを決めます。
好きな大きさになるよう、スライダーをぐりぐりしてあげて下さい。
うまく表示されないって時は、大体これが大きすぎて表示されてないことが多いです。
描画スケールを適用して陰影スケールを表示
ドキュメント設定で「描画スケール」を使用している時に、描画スケール基準でスケールの数値を表示するか選べます。
例えば、例のように描画スケールを「1:10」にしていた時。
チェックの有りなしで数値が10倍変わります。
実寸でCAD使ってる人用ですね。基本チェックありでいいと思います(=・ω・=)
回転
パターンの角度を指定できます。
白と黒の○●を掴んでくるくる回しても調整できます。
ちなみに、白い○と黒い●の違いですが、
白い○は掴んで回す用。黒い●はパターンの拡大率です。
●が真ん中に近づけば近づくほどパターンが小さくなり、遠ざかるほど大きくなります。
あまりにも●が内側にいると掴んで回しにくいよね、ってことで、ガイド的な感覚で白○が表示されています。
白丸を掴んでも、パターンの拡大率を変更できます。
なんで、黒丸●が外側にいるときは白丸○が表示されません。
線の太さ
パターン線の太さを指定できます。
ちなみに、こういうアイコンの上で左右ドラッグすると、それぞれ数値を変えることができます。
大雑把に調整するとき、アイコン上ドラッグが便利。
塗りの色/線の色
それぞれ、塗りと線の色を変更できます。
アピアランスをベーク
陰影パターンを実線(カーブ)に変換します。
複合パスでまとまった状態で変換されます。
個別に分解したいときは、Ctrlキーを押しながら「アピアランスをベーク」を押すと、一本一本の線に分割されます。
Shiftを押しながらベイクすると、複数オブジェクトを選択している時に何か起きるっぽいんですが、Ver.3.02がバグってるのか、Helpファイルが間違っているのか、何も起きません(´・ω・`)
Shiftを押すと一気に個別ベイクできるよ!って書いてあるけど、別に複数選択した状態でCtrl押せばできるんだよな……。
というか、日本語Helpには書いてないのに英語Helpでは解説してる項目とかやめて欲しい(´・ω・`)
流石に英語Help全部読み直す気力はない……orz
コンテクストツールバーの塗りつぶしの色部分をクリックすると、パターンの詳細を細かく設定できます。
「>」をクリックすると、さらに詳細が出てきます。
R
角度。線の角度を指定します。
X、Y、Shiftは一旦飛ばして……
間隔
線の間隔を指定します。
破線/スペース
破線とスペースを追加することができます。
+を押すと、下の列に追加されます。
グレーが破線、黒がスペース。
破線とスペースの長さを組み合わせて、点線を書いていきます。
一応、破線、破線、と2回続けて並べることもできます。
くっついちゃうので並べる意味無いけど。
破線部分に0を入力すると、丸い点になります。
X
横の開始位置。左からどのくらいの位置から開始するか指定します。
上記の設定の破線を、X0~X3まで移動するとこんな感じです。
開始位置が赤マルです。
X1にすると、左の開始位置から右に1mmズレます。
繰り返しの線なので、頭に繰り返し線のお尻が出てきます。
X2にすると、右に2mmズレます。
X3にすると、全体で3mmの破線なので、移動しなかったX0の破線と同じになります。
Y
縦の開始位置。上からどのくらいの位置から開始するか指定します。
Xと同じように、縦に開始位置がズレていきます。
Shift
2段目以降がShiftで指定した数字分ズレていきます。
プラスで左に、マイナスで右にズレていきます。
Shift1mmにすると、1段目は左に1mm、2段目は左に2mm、3段目は左に3mm……と段々にズレていきます。
+線
線2、線3と、線を追加することができます。
線2で縦線を追加してみました。
要らない線は選択後、右下のゴミ箱マークを押すと消すことができます。
線を組み合わせて書いていくと、以下のようなハッチングパターンが作成できます。
ジグザグ
縞板(しまいた)模様
レンガ
六芒星
三崩し
結構めんどいし、結構ソフトが落ちる( ・ὢ・ )
AutoCAD.patハッチングパターンをドラッグ&ドロップでスウォッチとしてインポートできるので、AutoCADを使っている方はそのまま同じハッチングパターンを使うことができます。
また、作成したハッチングパターンはスウォッチに登録することができます。
作ったハッチングパターンはスケールと線の太さ、色などを変えれば使いまわしが効くので、登録しておくと便利です。
ハッチングパターンの線1と線2の色を変えたいとき
ハッチングパターンの色を変えたいときは、アピアランスパネルを使って塗りを重ねます。
「ウィンドウ」-「ベクター」-「アピアランス」でアピアランスパネルを表示。
「塗りつぶしを追加」を押して、新しい塗りつぶしを重ねます。
上から順に表示されます。
上の塗りに、全面の塗りを指定しないよう注意。
また、テキストオブジェクトはひとつしか塗りを指定できません。
塗りを重ねることができるのはカーブやシェイプのみです。
どうしても色違いの線で作ったパターンをテキストで使いたい、という時は、画像化してビットマップ塗りつぶし使うといいかも。
パターンの拡大縮小
アピアランスパネルでは複数選択することができません。
ハッチングの大きさを同じように変えたいときは、Caps LockキーをONにしてから、スケールの数値を変えると、連動してサイズ変更できます。
(=・ω・=)< ショートカットにCaps Lockキー使うパターン初めて見た……。
ちなみに、拡大縮小だけでなく、回転もCapsLockをONにしていると一気にできます。
線の太さも。
アピアランスパネルで複数の塗りを設定した際は、CapsLockをONにしておいた方が、いろいろと作業しやすいと思います。
少しでも参考になれば!(=・ω・=)✨