
ゼロから始めるAffinity3 Affinity初心者講座その12 クリッピング の続き
さて、それでは今回は画像の配置について解説……の前に、おススメの画像ストックサイトを先に紹介しておきます。
自分が撮影した写真を使ってもいいんですが、欲しい写真がなかったりと限界がありますよね?
そんな時、写真・イラスト・動画などを「いつでも買って使えるようにストックしてある」素材サイトが便利です。
Shutterstock、Adobe Stock、PIXTA、アマナイメージズ、らへんが有名ですが、今回は無料で使えるサイトを2つほどご紹介。
オススメストック素材サイト
Adobe Stock
https://stock.adobe.com/jp
Adobeソフトを使用していなくても、会員登録するだけで使えます。
有料素材のイメージが強いと思いますが、無料画像もそろってます。
画像だけでなくテンプレートやベクター素材も有り。
商用利用可で、クレジット表記不要。素材の修正もOKと、使い勝手がいいです。
【ライセンス情報】https://stock.adobe.com/jp/license-terms
写真AC(PhotoAC)
高解像度の写真素材なら【写真AC】無料会員登録はこちら
会員登録するだけで、1日10点まで(大きいサイズは2点かな?)無料でDLできます。
画像だけでなくイラストACや動画ACなど、関連サイトに動画やベクター素材も有り。
商用利用可で、クレジット表記不要。素材の修正もOKと、これまた使い勝手がいいです。
【利用規約】https://www.photo-ac.com/main/terms
分かりやすいページも乗せときます(=・ω・=)
【ヘルプ:素材の利用可能な範囲を教えてください。】https://help.freebie-ac.jp/detail/36

素材を使用する前に、「必ず利用規約を読みましょう」
商用利用不可だったり、素材の加工禁止だったり、素材が主(購入の決め手)となるような使い方が禁止されていたり、Webで表示される回数が多かったら追加料金が必要だったり、人物写真をレビューに使うのは禁止だったりと、気をつけなければいけないことが多くあります。
サイトによって規約が違うので、使う前に必ず読むようにしましょう。
Topics エディトリアルについて
Q素材サイトにドラえもんの画像があるけど、使っていいの?
Aエディトリアル素材ではありませんか?
AdobeFireflyができたときに話題になったのですが、素材サイトに版権物(他人が著作権(版権)を持つ作品やキャラクター)がエディトリアルとして登録されていることがあります。
「エディトリアル」は、「報道・ニュース・ドキュメンタリー等の非商用目的限定でしか使えない素材」となっております。
ニュースとか素早く正確に伝えなきゃいけないときに、いちいち現地に行って写真を撮っている時間なんてないですよね?
そんな時に情報を正確に伝えるため、使えるようにした素材が「エディトリアル」です。
もちろん、商用利用してはいけません。Fireflyの学習データにも使われていません。
基本、エディトリアルと書いてあったら使わないようにした方が安全です(=・ω・=)

最近ですと、プロ格闘ゲーマーのどくらさんが「知らないうちに教科書に載ってる」と話題になりました。
こちら、素材元を見てみると、右下の方に赤文字で「Editorial Use Only.」(エディトリアル使用のみ)と書かれています。
https://www.shutterstock.com/image-photo/sacramento-april-15-esports-athlete-ricki-626513045
……確か教育目的の使用はOKだけども、有料教科書は商業出版にあたるから……商用利用できる追加ライセンスの案内があるからそっちで取ったのかな? でも、肖像権が……あ、第33条(教科用図書等への掲載)の営利目的で販売するものであっても、文部科学省の検定を通ったものであれば、著作権者の許可なく掲載できるという特例が効いてる? ……いや、出版社海外ならその国の法律が適用か? 海外なら教科書はエディトリアル適用内なハズ……?
……とまぁ、ややこしいので、そこらへんはプロに任せて、趣味でやるときはエディトリアル素材には触れないようにしましょう。
個人SNSもNGです。非商用だとしても報道価値はないので、エディトリアル使用にあたりません。使えるのは報道・ニュース・ドキュメンタリー用途のみ。
同サイトにときどさんやGO1さんも載ってますが、フリー素材ではないので気をつけましょう。あくまで、「Editorial Use Only.」です。
(ちなみにですが、ストリートファイターリーグめちゃめちゃ面白いので、まだ見たことない方がいたらオススメしておきます(=・ω・=)格闘ゲームのめっちゃ盛り上がってる大会。「高木くん、試合したいやろ?まかせとけ」とピンチ状態から大逆転かまして初出場の子に華を持たせる展開とか激熱。『ストリートファイターリーグ Pro-JP 2025』DivisionS第一節)
人の画像はエディトリアル目的以外、大体「肖像権」でアウトになるハズ。(AdobeStockとAC写真はモデルリリース有)
建物にも著作権があったり、スカイツリーなど商標登録されてるものがあったりするので、有名どころを使うときは気をつけましょう。
東京タワーとか、単品メインで使うのはNGだけど、夜景とか街並みのひとつとして写り込んでる分にはOKとか、ややこしかったりします。自分もまだすべては把握できてない(´・ω・`)
とりあえず、この一覧にあるものは気をつけたほうがいいです。自分で撮影するのも含めて。寺とか神社とか意外と盲点。
https://helpx.adobe.com/jp/stock/contributor/help/known-image-restrictions.html
その他にも、写真投稿ができる素材サイトだと、チェックの目を掻い潜ってアカン画像が登録されていたりします。
写真ACやAdobeStockでは、ルールを守って使った画像に問題があった場合、いろいろとサポートしてくれるので、その点でも安心ですね。
エディトリアルじゃない、「これNGでは?」と思った画像は使う前に通報したり問い合わせしたりしてみましょう。自己防衛大事。特に海外の素材サイトはちょっと怪しいとこ多い。
画像配置の仕方
さて、いよいよ本題の画像配置の方法について解説。
自分で撮った写真でも、素材サイトからDLした画像でもいいので、とりあえず写真を1枚用意してください。
今回は「青空.jpg」という、きれいな海辺の青空を用意しました。
この画像を、Affinityに配置してみたいと思います。
写真素材|無料素材のフリーダウンロードサイト【写真AC】を写真ACでチェック!
方法1 フォルダからドラッグ&ドロップする
画像を掴んで、Affinityのアートボード内にドラッグ&ドロップするだけで配置できます。
楽なので、結構ドラッグ&ドロップで配置しちゃってます(=・ω・=)
方法2 配置メニューから配置する
メニューの「ファイル」-「配置」から、画像を選択して配置します。
この方法だと、画像選択後にアイコンが出て、画面をドラッグしてどの位置にどのくらいの大きさで配置するか指定できます。
ドラッグ&ドロップだとものすごい大きい画像が貼り付けられてしまうことがあるので、「配置」を使うのをオススメします。
ショートカットはデフォルトだと、Ctrl+Shift+Mかな。自分はイラレに合わせて変えちゃってます。
Shiftで縦横比の変更可。
方法3 配置ツールを使って配置する
ツールにある「配置ツール」をクリックして配置します。
操作方法自体はメニューの「配置」を使ったときと同じです。
ベクタースタジオのとき、この位置にあります。写真っぽいアイコンです。
Topics 画像の複数配置
ちなみに、ファイルを選ぶときにShiftやCtrlを押しながら複数選択すると、まとめて複数のファイルを配置できます。
連続でドラッグで配置できるので、めちゃめちゃ便利です。
配置パネルで、違う画像を選んで先に配置することも可能。
また、ドラッグせずにクリックすると、原寸で貼り付けられます。
フォルダからのドラッグ&ドロップで複数貼付けしたいときは、複数ファイル選択後に、ALTキーを押しながらアートボード上にドロップすると配置パネルが表示されます。
配置の種類について
さて、この画像ですが、「画像を埋め込む」か「画像をリンクして貼る」かの2つの方法があります。
どっちで張り付けるかはメニューの「ファイル」-「配置ポリシー」にある「画像ファイルをリンク済みとしてインポート」にチェックがあるかないかで決まります。
デフォルトでは チェックなし=埋め込み で画像が配置されるハズ。
埋め込みは、その名の通り画像をファイルに埋め込む方法です。
画像を埋め込んでいる分、ファイルサイズが大きくなりますが、画像の管理をしなくていいので初心者さんにオススメです。
リンクは、「画像はここにあるよ」という情報だけドキュメントに保存し、ファイルを開くたびにリンク先の画像を読み込んで表示する方法になります。
画像を変更したいとき、リンク先の画像を変えれば自動で変更されるので便利です。
また、ファイルサイズも軽いので開いたり閉じたりが早くて便利ですが、ファイルを移動したときにリンクが切れてしまったりと、事故が起きやすくもなります。
個人的にはリンクでの運用をオススメしたいのですが、いろいろと注意しなければいけないことが多いので、最初は「埋め込み」で使っていきましょう。
そのうち、「リンク」でのファイル管理方法など解説します。
画像が「リンク」か「埋め込み」か確認したい
画像がリンクか埋め込みか確認したいときは、メニューの「ドキュメント」-「リソースマネージャー」をクリックします。
リソースマネージャーで、画像の詳細を見たり、配置が「埋め込み」か「リンク」か確認することができます。
また、下の「リンクを作成」をクリックすると、埋め込みとリンクを切り替えることができます。
画像が「埋め込み」で、ファイルの場所に画像がない場合、現在埋め込まれている画像を指定したフォルダに書き出します。
いろんな場所に点在した画像を一気に収集する機能もありますが、また今度の解説で。
とりあえず、今回の講座では、方法1、2、3の好きなやり方で、画像を配置できればOKです!
画像が貼り付けられたら、さっそく前回の復習として、好きな文字を入力してクリッピングしてみましょう。
もうこれだけで、なんかエモい感じの文字ができました。
ただ、写真の一部が明るいために、文字の一部が消えたように見えます。
こんな風に、文字の周りに影をつけたら、浮き上がって、ちゃんと文字が認識できます。
……というわけで、次回はいよいよ文字の装飾をやっていきたいと思います。
文字だけでなく、画像や図形にも効果をつけることができる「レイヤーエフェクト」を覚えて、一気に制作物のクオリティを上げましょう!
ゼロから始めるAffinity3 Affinity初心者講座その14 に続く