調整レイヤー⑦/Affinity3  自然な彩度・露出・しきい値・カーブ

2026-04-11

Affinity パソコン関係

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Affinity Photo V3 調整レイヤー解説シリーズ(自然な彩度・露出・しきい値・カーブ)のメインビジュアル

調整レイヤー⑥/Affinity3  チャンネルミキサー の続き

自然な彩度



Affinity Photo V3 自然な彩度調整パネルのインターフェース画面

画像の彩度を上げて、鮮やかにすることができます。
自然な彩度は、彩度が低いくすんだ部分を優先的に上げ、既に彩度が高い部分にはあまり効かないようになっています。
彩度は全体を一律に鮮やかにします。

自然な彩度はいい感じに鮮やかにできて、彩度はがっつり鮮やかにできる、という感じです。

右に行くほど鮮やかになって、左に行くほど彩度が落ちます。

自然な彩度

自然な彩度調整レイヤー適用後のカラー補正比較

彩度

彩度調整レイヤーで鮮やかさを極端に強調した比較画像

露出



露出調整パネルのパラメータ設定(露出・オフセット・ガンマ補正)

右に行くほど明るく、左に行くほど暗くなります。

露出は全体的に明るくする(白飛びしやすい)のに対し、明るさ/コントラストは中間値を明るくする感じ(全体が白っぽくなりやすい)です。

自分は全体的に暗いときは「露出」でガッと明るくして、ちょっと明るさが足りないなって時に、「明るさ/コントラスト」や「トーンカーブ」、「レベル」のガンマで明るくしてます。

露出調整レイヤーによる写真の輝度補正前後比較

しきい値



しきい値調整レイヤーで2値化された画像サンプル

2値の白黒データを作成できます。

しきい値調整パネルのスライダー設定操作

スライダーを動かして、どこを境目として黒・白にするか指定します。

カーブ



Affinity Photo V3 カーブ調整パネルの全体画面とヒストグラム

トーンカーブです。カーブを使って、明るさなどを調整します。

後ろに表示されてるヒストグラムは、通常通り左側が暗い部分、中央が中間値、右側が明るい部分です。

上に行くほど明るく、下に行くほど暗くなります。
CMYKは逆に、上に行くほど暗く、下に行くほど明るくなります。
一応CMYKも選べるようになってるけど、大体はRGBで調整すると思います。

よく使う使い方が、中央を掴んですこし持ち上げる方法です。

カーブ調整で中間調を持ち上げて明るさを補正する設定例

黒、中間、白のうち、中間を上に上げたので、中間値が明るくなります。
レベルでガンマを上げたときのような感じです。
黒と白の両端を固定しつつ、なだらかに上がっているので自然に明るくなっています。

黒と白を残した状態で中間をいい感じに明るくすることができるので、使い慣れてしまえば一番よく使う機能になります。

S字型のカーブでコントラストを強める調整画面

また、左側をちょっと下げて、右側をちょっと上げてS字にすると、コントラストを上げることができます。これもよく使うやり方。

逆S字カーブによるノスタルジックな低コントラスト補正の例

逆に左側を上げて、右側を下げればコントラストが下がるので、ノスタルジックな雰囲気を出すことができます。逆S字ですね。
S字を作る位置を調整することで、細かく雰囲気を変えることができます。

変な点を増やしすぎてしまった、というときは、点をクリックしてからDeleteキーを押せば消すことができます。
また、右上にある「リセット」を押せば最初の状態に戻せます。

カーブ調整パネルのピッカー(選択ツール)を使用した特定箇所の補正操作

青、赤、緑と個別に色をいじることもできるので、ちょっと青みを増したい、というときにも使えます。

右下にある「選択」をクリックしてから画面上で上下すれば、その明るさに応じた点がカーブに打たれ、そのまま上下で明るさを調整できます。
最初のうちは「選択」を使ってカーブを調整したほうが楽だと思います。

カーブ調整パネルの最小・最大スライダーによる適用範囲の限定設定

右下にある「最小」「最大」の数値を変えることで、カーブで調整する範囲を指定することができます。

例えば、最小を「0」、最大を「0.3」にすると、ヒストグラムの左側30%…暗い部分だけを調整することができます。

最小・最大値を設定して暗部のみをターゲットにしたカーブの形状

シャドウ部分のカーブ調整とヒストグラムの関係図

最小・最大の値を変えても、後ろのヒストグラムは0~1の表示のままなので注意。

暗い場所だけ調整したい、明るい場所はそのままにしたい、という時に、明るい場所が変わらないよう頑張ってこんな感じに点を増やすと思いますが、「最小」「最大」で調整する範囲を指定してしまえば、シンプルな点で調整できます。

【NG例】
カーブ調整で不要なアンカーポイントを打ちすぎた非推奨の設定例

こんな感じに無理やり他を固定するような点を打たなくてOK

明るい場所だけ調整したいときは、最小0.7、最大1とか。
半分より暗い場所を調整したいときは、最小0、最大0.5とか。
シャドウだけ明るくしたい、という時などに便利です。

また、最大を1より大きい1.5とかにすると、露出オーバーの超明るい領域も調整可能になります。
HDR画像の調整に。

基本、トーンカーブは2、3点ぐらいで調整したほうがいいです。
それ以上点が増える用だったら、最小・最大の値を使ったり、マスクを切って別々に調整したりしましょう。

最大を0.5にして、青のカーブを上げて、影部分にだけ青を入れて雰囲気を出すとかできます。
イラストとかに使うと、手軽に雰囲気のある絵にできます。

青チャンネルのカーブ調整と最小・最大設定を組み合わせた色調補正サンプル

また、輝度マスクというものを使えば、似たようなことができます。
下のレイヤーの明るさに沿ってマスクを自動生成してくれる、超便利機能。

レイヤーオプションパネルでの輝度マスク作成と設定画面

輝度最大0.5ぐらいの範囲でマスクを作成。

輝度マスクが適用された調整レイヤーのレイヤー構成確認画面

詳しい使い方はそのうち解説予定……ちょっと待っててね!(=・ω・=)

トーンカーブを使うと彩度が上がっちゃって嫌なんだよなぁ……ってかたは、ブレンドモードを「輝度」にすると、彩度を上げずに明るさだけ上げることができます。
これもオススメ。

カーブ調整レイヤーのブレンドモードを「輝度」に設定して彩度を維持した比較画像

調整レイヤー⑧ へ続く

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