
調整レイヤー⑤/Affinity3 自然な彩度・露出・しきい値・カーブ の続き
チャンネルミキサー
出力する色を個別に調整することができます。
CMYKのほうが説明しやすいので、CMYKで説明します。
印刷物はCシアン、Mマゼンタ、Yイエロー、Kブラックを重ねて色を作っているのですが、その各色の割合を変えることができます。
出力チャンネルで選んだ色が出力、
下のゲージ類が入力です。
例えば、出力チャンネルで「シアン」を選んだ時、下の入力ゲージで、指定した色をシアンで塗ります。
デフォルトだと、シアン色の場所をシアンで塗るようになっています。
説明むずいな(=・ω・=)
シアンを「0%」にすると、シアンが出力されなくなります。
黒を100%まで上げると、本来黒で出力されるべきところをシアンで塗ることができます。
出力チャンネルの「シアン、マゼンタ、黄」の各色で、ゲージをすべて0%にすると、白黒画像にできます。
シアン・マゼンタ・イエローの出力を0にするだけだと階調変化が物足りないので、
黒の出力チャンネルで、シアン・マゼンタ・イエローの色をちょっと入れてあげるとキレイです。
シアン・マゼンタ・イエローで塗るべき場所を、黒で出力する、という指示になります。
本当は各ゲージの%が合計で100%になるように調整してあげなきゃいけないんですが、超えちゃってもなんかいい感じに調整してくれるので大丈夫です。
本来の使い方は、すべて足して100%に収まる数値にしてあげなければいけません。
CMYK各チャンネルをすべて0%にしたあと、シアンチャンネルの黒などを上げていくと、シアン1色で塗りつぶした画像にできます。
更にマゼンタチャンネルを追加してあげれば、シアンとマゼンタ、2色刷り用の写真が作成できます。
これはもう、実際に触ってもらって体感してもらった方が早いと思います。
使い方としては、マスクと組み合わせて画像の一部に色をつける使い方や、一部の色をがっつり違う色に変えたりする方法でしょうか。
印刷時にK100%の白黒を作りたい、という時に彩度を落とすだけだとCMYが混ざった茶色っぽい黒になってしまいますが、この方法で白黒化してあげればK100%の白黒が作れます。
また、シアンチャンネルを0%にした後で、マゼンタチャンネルでシアンとマゼンタの数字を上げてあげると、シアンを塗るはずだった場所をすべてマゼンタで塗りつぶせるので、はっきりとした色の変更ができます。
左が変更前、右が変更後。
黄色チャンネルもちょっと調整。
パスやマスクを作らずに調整できるので、慣れると便利です。
色を変えるのにもいろんな方法があるので、自分の使いやすい方法を見つけて下さい。
個人的にはCMYKモードを使えば直感的に色を変えられるのでよく使います。
RGBだと反対色のことを考えるのが面倒なので、RGB画像なのにCMYKで調整できるこのチャンネルミキサーは、Photoshopより優れた機能だと思ってます。
RGBで色調整するときは、下の図を思い出すといいです。
Rの反対色はGとBなので、赤を下げると緑と青が濃くなります。
3つの色が干渉しあって色を決めているので、ひとつを調整したら他の2つも調整する必要があります。
……面倒くさいので、CMYKモードを使うのをオススメします(=・ω・=)
個人的に、色を変えるときに一番使っている機能だったりします。慣れるまでが大変。
プリセットにもいろんなのが登録してあって楽しいので、触ってみて下さい。
ナイトビジョンっぽいのが作れるプリセットも入ってます。
調整レイヤー⑦ に続く