
ゼロから始めるAffinity3 Affinity初心者講座その20 選択範囲 の続き
それでは、削除と復活を自由に制御できる魔法の機能、「マスク」について解説していきます。
実際に見たほうが分かりやすいと思うので、とりあえずちゃちゃっとマスクを作ってみましょう!
1.コンテキストツールバーの「ソフトエッジ」にチェックを入れ、選択ブラシツールでバナナをなぞる
前回の復習を兼ねて、もう一度バナナを選択するところからやってみましょう。
分からなくなったら前回に戻って確認してみて下さい。
選択ブラシツールでバナナをなぞり、選択範囲を作成します。
今回は、コンテキストツールバーにある「ソフトエッジ」にチェックを入れてから、選択ブラシツールでなぞってください。
ソフトエッジにチェックを入れておくと、切り抜いたフチがキレイになだらかになります。
ソフトエッジ有
ソフトエッジなし
2.選択範囲が作れたら、レイヤーパネルの左側のブロック、左から2番目にある「マスクレイヤー」アイコンをクリックする。
四角に丸い穴が空いたようなアイコンがあるので、それをクリックしてください。
3.選択範囲に基づいて、マスクレイヤーが作成されました。
バナナがキレイに切り抜かれ、レイヤーの横に謎の四角が表示されました。
> を押してレイヤーを展開してみると、「マスク」というレイヤーが作られています。
マスクレイヤーってなんぞ?
ちょっとサムネイルが真っ黒でわかりにくいんですが、このマスクレイヤー。
レイヤーの黒く塗られたところを透過して、白く塗られた所だけ残す という機能を持っています。
ちょっとどうなっているか、マスクレイヤーの中身を見てみましょう。
Altキーを押しながら、マスクレイヤーのサムネイル部分をクリックしてください。
Alt+サムネイルクリックで、マスクレイヤーの中身を見ることができます。
マスクのサムネイル部分を右クリックして「マスクを編集」でも見れます。
選択範囲で選択した部分を白に、他の部分を黒にしたレイヤーが作成されています。
マスクレイヤーは、「黒いところを透過して、白い所だけ残す」という命令を持っています。
ちょっといたずら書きをしてみましょう。
左のツールから「ペイントブラシツール」を選んでください。
何気に使う機会なくてここが初出となっていますが、ペイントブラシツールは画面をなぞるとその部分に色を塗ることができるツールです。
ピクセルスタジオのとき、この位置にあります。
ブラシの色を黒にします。
カラーやスウォッチパネルから黒色を選んでもいいんですが、ツールの下の方にある●2つのカラーセレクタをダブルクリックしても、色を変えられます。
コンテクストツールバーでは色を変えられないのがちょっと意外。(=・ω・=)
ツールにあるカラーセレクターをダブルクリックすると表示されるパネルですが、
何気にサイズがでかいので、普段からこっちで色を選んだ方が選びやすいかもしれません。
右上にある選択BOXから、好きなモードを選べます。
また、ショートカットキーの「D」を押すと、カラーセレクタの色が黒と白になります。
塗られる色は、手前に出ている方の色です。
「X」キーで手前と背景を切り替えられます。
下にある矢印マークを押してもOK。
黒のブラシで、以下のようにバナナに落書きをしてみましょう。
好きなように落書きしてOKです。
落書きが終わったら別のレイヤーをクリックするか、もう一度Altキーを押しながらマスクレイヤーのサムネイルをクリックすると、実際の見た目に戻ることができます。
黒く塗った部分が消えていますね。
これで、レイヤーマスクの効果が分かっていただけたかと思います。
ちなみに、ブラシツールでなく「消去ブラシツール」でも、同じように黒で塗った効果を得られます。
……が、ブラシツールなら復活させたいときにすぐ白で塗れるので、ブラシツールの使用をオススメします。
落書きはCtrl+Zで戻しておきましょう。
Windowsでよく使われるからあえて解説はしていませんでしたが、Ctrl+Zのショートカットキーで、一個前の作業状態に戻ることができます。大体のソフト共通。
元のバナナがキレイに切り抜かれた状態に戻るまで、Ctrl+Zを押してください。
さぁ、これでキレイにバナナを切り抜くことができました。
次回は違う方法を使って、リンゴとトマトを切り抜いてみましょう!
ちなみに、マスクですが、グレーで塗った部分は半透明になります。
0~100%で透過度が変わってくる感じ。
マスクを使って切り抜きをすると、やり直ししたいときはマスクレイヤーを削除するだけでいいので、使いやすいです。
選択範囲を作成→マスクを作成、の流れはよく使うので、頑張って覚えていきましょう!(=・ω・=)
ゼロから始めるAffinity3 Affinity初心者講座その22 に続く