
意外とややこしい、カーブについて解説していきます。
ペンツールでは、「カーブ」という、線の形を数値データで表したベクター線を書くことができます。
数値を使うので、一度書いた線を後から太さを変えたり、位置を変えたりなど、自由に変更できます。
また、拡大縮小したときに画質が劣化しません。
詳しく知りたい人は
「ゼロから始めるAffinity3 Affinity中級者講座その18 ベクターとラスター」
を参照してください。
とりあえず、ペンツールで線を書いてみましょう。
1.ベクターペルソナで「ペンツール」を選択する
ベクターペルソナでペンツールを選択します。大体ここら辺の位置にあります。
2.コンテクストツールバーで「ペンモード」を選択する
コンテクストツールバーから、以下のアイコン(ペンモード)をクリックします。この4つのアイコンについては後程解説します。
3.線の色を好きな色に、塗りの色をなしにする
コンテクストツールバーやカラーセレクタ、スウォッチやカラーパネルなど、好きな方法で、線の色を好きな色に、塗りの色をなしにして下さい。
とりあえず見本では線の色を黒にしました。
いよいよ、線を書いてみましょう!
4.画面上を2回クリックする
好きな場所をクリックし、もう一度別の場所をクリックすると、その間に直線を引くことができます。5.もう一か所クリックし、そのままボタンを離さずに引っ張る
もう一点好きな場所をクリックしてみましょう。その際、クリックしたままボタンを離さずに、グイっと下にドラッグしてみて下さい。
すると、何やら謎の青い線が表示され、直線ではなく曲線になりました。
描き終わったらキーボード左上の「Esc」キーを押して、書くのをやめてください。
終点をダブルクリックしても、線を書くのをやめられます。
カーブは、「ノード」「セグメント」「ハンドル」という3つのパーツからできています。
「ノード」とは、カーブを構成する両端、または角度が変わる位置にある点です。
主に、マウスをクリックした位置に作られます。
「セグメント」は、そのノードをつなぐ線のことです。
「ハンドル」はノードから伸びる方向線で、セグメントの方向を指定します。
今回書いた線だと、こんな感じ。
試しにハンドルをちょっといじってみましょう。
1.ノードツールを選択する
移動ツールと似ていますが、矢印の根元部分がないアイコンの方です。ベクターペルソナだと上から3番目くらいにあります。
2.右端のノードをクリックする
右端のノードをクリックすると、ハンドルが表示されます。ハンドルは、ノードが選択されたときだけ表示されます。
通常は非表示になっています。
3.ハンドルの先端にある•を掴んで、下に引っ張る
ハンドルを掴んで下に引っ張ると、線の形が変わりました。ノードを基準として、ハンドルの方向に線を引っ張っているような感じです。
ノードを杭だと考えると、杭と杭の間にロープの線(セグメント)が張ってあるようなイメージです。
ハンドルの方向に人が引っ張っている、とイメージすると分かりやすいかな?
Geminiさんによるイメージ図
ハンドルの数だけ、引っ張っている人が居ると思っていいです。
よく見てみると、ノードの形は□と○と、2種類ありますね。
こちら、実は「□」と「○」と、「◎丸の中に点」の3種類あります。
それぞれ、□「シャープ」 ○「スムーズ」 ◎「スマート」となっています。
シャープはカクッと急に折れ曲がる線。左右のハンドル角度が違う線。
スムーズはなだらかに変化する線。
スマートはこの図だとわかりにくいけど、周りに合わせていい感じに調整してくれる曲線です。
それを踏まえて、いよいよツールの個別解説をしていきましょう!
ペンツールを選択したとき、表示されるコンテクストツールバーの内容はこんな感じです。
左の「マスク」と「選択」は後で解説します。
塗りとか線の太さも他のツールと同じなので解説省略。
「ここから解説」と書いてある部分から解説していきます。
モード
ペンモード
直線も曲線も書ける、基本機能です。一番よく使う。
大体これを選んでおけばOKです。
線を書くのをやめたいときは、Escキーか、ダブルクリックでやめられます。
スマートモード
自動で前後の傾きを見て、流れるようなカーブを作成します。柔らかい線を書くときに便利。
ポリゴンモード
クリックした点をつなぐ直線を作成します。線モード
クリックした2点をつなぐ直線を作成します。普通の直線を作成したいときはコレ。
自動で2点目で作成をやめてくれるので、たくさん直線を書きたいときはこれを選んだ方が便利です。
それぞれのペンを使って、上、左、右、と三角形にクリックした結果がこんな感じです。
スマートモードだと、いい感じにふんわりと柔らかくつないでくれました。
ノードの形はこんな感じです。
スマートモードで書いた方は、ノードが◎の「スマート」になってます。
スマートノード◎のハンドルをいじると、そのノードはスムーズノード〇になります。
「スマート」はあくまで自動で前後の傾きを見て調整する機能なので、いじると「スマート」じゃなくなります。
ややこしいので、ノードの形が□の時はカクッとした線、
〇や◎の時はなだらかな線、とだけ覚えておけばOKかと(=・ω・=)
「どのモードを使えばいいか分からない!」って時は、基本「ペンモード」にしておけばOKです。ノードタイプも後から変更できるんで。
次回、そのノードタイプの変更について解説します。
「ペンツールとカーブについて02/Affinity3」へ続く(=・ω・=)