
図形を使って絵を描くときに便利な、「ブール演算」について解説します。
ベクタースタジオのツールバーに「ブール演算」があります。
メニューの「ベクター」-「ジオメトリ」からも選択可能です。
ブール演算って?
ブール演算・ブーリアン演算・論理演算 は数学の授業で習ったって人も多いのではないでしょうか?そんなの覚えてねぇよ! って方も安心してください。
その時に出てくる「ベン図」を思い出してもらえると分かりやすいってだけで、習ってなくてもアイコンの形を見れば大体分かります。
選択した図形を、以下のアイコンのように処理します。
Illustratorでは「パスファインダー」と呼ばれています。
Blenderでは「ブーリアン」
なんだかんだで結構使う機能です。
追加
選択した図形を合体します。色は下にある図形の色が適用されます。
型抜き
上にあるオブジェクトで、下のオブジェクトを型抜きします。複数選択している時は、一番下の図形が、上にある複数の図形の形で切り抜かれます。
交差
選択したオブジェクトが交差している部分のみを抜き出します。複数選択しているときは、その全部のオブジェクトが重なったところだけを抜き出します。
排他的論理和(中マド)
重なっている部分を透明にして、ひとつの複合オブジェクトにします。色は下にあるオブジェクトの色になります。
複数の時はちょっとややこしいかも。
2個が重なっているところは透明で、3個重なるところは色有りになります。
4個でまた透明に。
こんな風に丸を重ねてから「中マド」をすれば、なんかかっこいい図形が描けます。
……が、コレ……印刷ちゃんと出るかな……?(=・ω・=;)
一応PDF書き出ししてイラレで確認したら複合パスになってたんで、たぶん大丈夫だとは思いますが……。
分割
重なった部分で分割したオブジェクトを作成します。交差したところは上にあるオブジェクトの色になります。
切りたい場所に直線を引いて「分割」を押せば、パーツを分けられるので便利です。
キーオブジェクトを使用した型抜き
通常の型抜きでは、下にあるものが抜かれますがAlt+クリックでキーオブジェクトを指定すれば、下にある図形で上にあるキーオブジェクトを切り抜くことができます。
穴をぬりつぶし
メニューの「ベクター」-「穴をぬりつぶし」をクリックすると、オブジェクトにある穴をぬりつぶすことができます。シルエットが欲しい時とかに。
複合オブジェクト
通常、ブール演算で処理したオブジェクトはひとつのカーブになります。後で調整したいなー、もうちょっと2つの丸をくっつけたり離したりしたいなー、という時は「複合オブジェクト」を使うと便利です。
やり方は、ブール演算のアイコンをクリックするときに、「ALTを押しながらクリック」するだけです。
すると、レイヤーパネルの表示が「複合」になります。
中のレイヤーを選択して移動すると、微調整することができます。
複合パスを解除したいときは、中に入っているレイヤーをドラッグ&ドロップで外に出すか、メニューの「ベクター」-「複合オブジェクトを解除」でできます。
複合オブジェクトは、メニューの「ベクター」-「ジオメトリ」-「複合」からも作ることができます。
後で微調整できるのが何気に便利なので、最初は「複合オブジェクト」で作っておいて、完成したらブール演算で確定させると楽です。
また、もっと複雑な形を作りたいときは「シェイプビルダーツール」を使うと便利です。
シェイプビルダーツールの使い方はこちら。
「シェイプビルダーツール/Affinity3」
少しでも参考になれば!(=・ω・=)