シェイプビルダーツール/Affinity3

2026-06-25

Affinity パソコン関係

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Affinity Designerのシェイプビルダーツールの使い方を解説したブログ記事のアイキャッチサムネイル画像
イラストやロゴを描くときに便利な「シェイプビルダーツール」について詳しく解説します。

シェイプビルダーツールを使うと、ドラッグやクリックで複数のシェイプを素早く結合・削除できます。

シェイプビルダーツール

「シェイプビルダーツール」は、ベクタースタジオのとき、この辺にあります。
Affinity Designerの左側ツールバー内に配置されているシェイプビルダーツールのアイコン位置
あらかじめ編集したいオブジェクトを移動ツールなどで選択しておくか、
無選択の場合、シェイプビルダーツールで囲むようにドラッグして選択してください。
シェイプビルダーツールを起動して複数の重なる図形オブジェクトをドラッグ選択している画面
作業の途中でもう一度選択をやり直したいときは、Ctrlキーを押しながら範囲外をクリックして選択解除→もう一度ドラッグすると、選択することができます。

まずは、アクションで「+」を選択している時の挙動から解説。
シェイプビルダーツールのコンテキストツールバーでプラス記号のアクションアイコンを選択している状態
黄色い円、ピンクの四角が以下のように重なっているとき。
黄色の真円とピンクの正方形が重なりシェイプビルダーツールによって分割可能な領域がグレーの斜線でハイライトされている状態
四角の斜線部分の領域をクリックすると、斜線部分の形をした図形が新たに作られます。
同時に、斜線領域が削除された図形が残ります。
プラスアクションで重なった領域をクリックして新しく水色の図形が抽出生成された画面
四角が重なった円の線部分で、半分に分けられた感じです。
作成される図形の色は、現在設定されている色です。(直前に使用してた色って言った方が分かりやすいかな?)
残り部分はピンク色のまま。
コンテキストツールバーの最初に選択したエリアからのスタイルを使用オプションのチェックボックス表記
最初に選択したエリアからのスタイルを使用」にチェックを入れると、元のピンク色で作成されます。
チェックを入れてた方が分かりやすいかも。
最初に選択したエリアからのスタイルを使用を有効にして抽出した領域が元の図形と同じピンク色で保たれている様子
斜線部分から〇へと横切るように、またがるようにドラッグすると、
シェイプビルダーツールで正方形のセグメントから隣の円のセグメントへまたがるようにドラッグの赤い軌跡を描いている画面
なぞった部分を結合した図形が作られます。
同時に、なぞった部分を切り抜いた図形が残ります。
ドラッグでなぞった領域同士が一体化して結合され新しい水色の図形オブジェクトが生成された結果
〇△□の3つの時はこんな感じ。
円と三角形と四角形の3つのベクターオブジェクトが複雑に重なり合いシェイプビルダーツールで選択されている状態
3つの図形の重なりから特定のセグメントを連続ドラッグして複雑な一つの新規シェイプに結合した画面
なぞった部分と、それを除いた図形と。
重なる図形の数が多ければ多いほど、複雑になります。
結合処理の完了後に残った元のオブジェクト群のパーツと新しく生成された塗りのベクターレイヤーの構造解説

アクションで「-」を選択したとき。
シェイプビルダーツールのコンテキストツールバーでマイナス記号の削除アクションアイコンを選択している状態
赤い枠&×が付いたカーソルが表示され、クリックするとその領域が削除されます。
マイナスアクション適用時に削除対象となる領域が赤い斜線模様とバツ印のついたマウスカーソルでハイライトされる様子
クリックした赤い斜線領域が完全に消去されその形にくり抜かれた親オブジェクトが残った画面
クリックした領域を除いた図形が残ります。
削除後の図形の重なり具合を別角度から確認してベクターパスが正常に減算されている状態の図
図形をまたがるようにドラッグすると、その領域が削除されます。
プラスモードのままAltキーを長押しして一時的にマイナスモードに切り替えて不要領域をドラッグ削除する実演
アクションで「+」を選択している時でも、「ALTキー」を押している間は、「-」の動作になります。

追加操作

アクションで、ふたつの図形が重なるアイコンを選択したとき
ふたつの重なる四角形が描かれた新規作成非破壊アクションアイコンをコンテキストツールバーで選択した状態
ドラックした範囲を結合した図形が新たに作られます。
元の図形は変更しません。
元のベクター図形の形状を完全に保持したまま選択範囲から新しい塗りつぶしオブジェクトのみが独立して複製生成された状態
線画があり、塗りのレイヤーだけ新たに作りたい、って時に便利です。
アクションボタンを押さずに領域を先行ドラッグ選択してから後からコンテキストツールバーの演算を実行する手順の解説画像
ちなみに、最初に「+」「-」「重なり図形」のどれも選択しない状態で領域を選択し、
選択後に「+」「-」「重なり図形」を押して処理することもできます。
EnterキーやBackspaceキーなどのキーボードショートカットを使用したシェイプビルダーツールの操作コマンド対応表
また、「+」の代わりにEnter、「-」の代わりにBackspaceキー、「重なり図形」の代わりに「*」「Shift+Enter」でも同じことができます。
領域を解除したいときは「Escキー」、「Ctrl+D」です。
ドラッグじゃなく、キーボードで操作したいって人用に。

ドラッグメソッド

エリアを選択するときのマウスカーソルの動きを変えられます。
それぞれ、フリーハンドでなぞるか、直線でなぞるか、エリア選択で作成するか、です。
コンテキストツールバー内のドラッグメソッドオプション(フリーハンド、直線、マーキー選択)のアイコン一覧
直線ドラッグメソッドを使用して規則的なセグメント選択を行っているデモンストレーション画面

クリーンアップ

図形を線を使って分割するときなどによく使います。
コンテキストツールバーのクリーンアップ設定メニュープルダウンとその選択項目リスト

範囲内のカーブ

領域と接する部分のカーブを削除します。
範囲内のカーブオプションを適用して選択領域内部および境界に交差するベクターパス線分のみを消去した結果

接続されたカーブ

領域に接したカーブをまるごと削除します。
接続されたカーブオプションによって交差したガイド用オープンパスのカーブ線全体が綺麗に一括削除された様子
これが一番使いやすいかな?

すべての未使用のジオメトリ

領域以外のオブジェクトをすべて削除します。
すべての未使用のジオメトリ実行により確定した結合図形以外の画面外の余分なベクターパスがすべてクリアされた画面
ばーっと一筆書きで完成させたいときに。

なし?

クリーンアップ「なし」で、線がそのまま残るハズなんですが……「範囲内のカーブ」と同じ結果になってしまいます。
そういう仕様なのか、バグなのか不明。
ヘルプ見ると残るっぽいから、多分バグだと思うんだけどなー。Designer2でも消えてたから分からん(´・ω・`)
クリーンアップをなしに設定しても線分が消去されてしまう不具合のような挙動を確認しているキャンバス画面
「シェイプビルダーツール」がよく使われる用途としては、以下のような輪を交差させる使い方ですかね。
青とオレンジの2つの知恵の輪状のリングが交互に重なり合うようにシェイプビルダーツールでドラッグしている図
なぞるだけで簡単に輪を交差させられます。
なぞる前に「最初に選択したエリアからのスタイルを使用」にチェック入れるのを忘れずに。
スタイル保持を有効にしたことで違和感なく立体的かつ綺麗に重なり交差した五輪マークのようなベクターイラストの完成図
実際にシェイプビルダーツールを使ってコーヒーを描く様子はこちらから。

「ゼロから始めるAffinity3 Affinity中級者講座その16 コーナーツール・シェイプビルダーツール」

軽い飾りを描いたり、簡単な図を描いたり、切り抜き用のトムソン型を作るのに使ったりと、結構いろんなタイミングで使うので、覚えておくと便利です。

少しでも参考になれば!(=・ω・=)✨

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