フィルタ―㉒/Affinity3 天体写真-背景を削除・線形フィット・周波数分離

2026-06-11

Affinity パソコン関係

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Affinity Photo 2のフィルタ機能解説シリーズ。プロシージャルテクスチャの続きを紹介するブログのサムネイル画像。
フィルタ―㉑/Affinity3 プロシージャルテクスチャ の続き

天体写真

背景を削除(フィルターのみ)

自分が天体写真を撮らないのでよくわからないのですが、天体写真を撮ると、全体的に色被りをして星がキレイに見えないことがあるらしいです。
その色被りを取ることができるフィルターらしいです。

「光害除去」って言った方が専門の人には分かりやすいかも。
Affinity Photoの「背景を削除」ライブフィルター設定パネルの画面。天体写真の色被りを除去するための各種調整項目が表示されている。
AIで生成された星空の天体写真イメージ画像。
天体写真はさすがに望遠鏡とか本格装備がないと撮影できないので、AIでイメージ画像を作成。

使い方は、画面上に表示されたハンドルを、黒くしたいところに移動して、「ハンドル位置でサンプル取得」にチェックを入れるだけ。

画面をクリックするとハンドルを増やして、別に調整することもできます。
削除したいときは、ハンドルを選択してDel、BackSpaceキーです。
天体写真のキャンバス上に配置された複数のハンドル(サンプリングポイント)の操作画面。
サンプル取得すると大体黒に合わせてくれますが、そこからさらに微調整もできます。
微調整すると、「ハンドル位置でサンプル取得」のチェックは外れます。

複数ハンドルがあるとき、ハンドルが二重丸になっている方が現在アクティブなハンドルです。
ハンドルごとに個別に調整できます。
背景を削除フィルターのパラメータ調整画面。半径、グレー、赤・緑・青、出力の黒レベルなどのスライダーが表示されている。

半径

サンプル取得の大きさを指定できます。最大20ptまで。
ハンドルの大きさ自体は変わりませんが、周辺の指定したピクセル分だけサンプリングします。

グレー

どのくらい暗くするか指定します。右に行くほど黒くなります。
「背景を削除」フィルターの「グレー」スライダーを調整している画面。

赤/緑/青

それぞれの色を調整します。右に行くほど色が消えます。

「背景を削除」フィルターの「赤」チャネルのスライダー調整画面。

出力の黒レベル

どのくらいまでを黒とするか指定します。
左に行くほど暗く、右に行くほど明るくなります。
「背景を削除」フィルターの「出力の黒レベル」スライダー調整画面。
結構、天体写真用のフィルターが揃っているので、天体写真を加工するのに良さそうですね。

線形フィット(リニアフィット)(フィルターのみ)

写真をスタックしたときに発生する色ムラや、トーンの違いなどを、平均化して合成します。
正直、天体写真加工したことがないからさっぱり分からん(´・ω・`)
なんか、RGBや輝度別に写真撮影して、スタックするっぽい?

天体写真をスタックすると、星の周りが緑色や赤色になってしまったりと、色被りすることがあるそうです。
緑色、赤色、青色と、バラバラに色被りしてしまった画像を、キレイに調整できるらしい。

ある程度のまとまりでスタックした画像を作成してから、
そのスタック後の画像を複数選択して「線形フィット」という流れになるのかな?

SirilやPixInsightで使える機能がAffinityだと使えるっぽい。
そのうち天体写真トライしてみます。自分のカメラじゃできるかどうか分からないけど(=・ω・=)

周波数分離

Affinity Photoの「周波数分離」フィルタ設定ダイアログ。画像が低周波レイヤーと高周波レイヤーに分離される様子が示されている。
ひとつの画像を「低周波部分(色、トーン)」と、「高周波部分(テクスチャ、ディテール)に分けて、それぞれ個別に編集できる機能です。
コントラストの低い部分と、高い部分とで画像を分ける感じ。

Photoshopだとスクリプトを使ったり、ハイパスなどたくさんのレイヤーを作らなければできなかった機能が、Affinityだとボタン一つで簡単に……!!!

低周波部分をいじれば、
・肌の色ムラを消したり、肌を明るくしたりできる
・にきび跡、そばかす、シミなどを消す

高周波部分をいじれば、
・目立つ毛穴を消去
・しわを薄くできる

画像を低周波と高周波に分けることで、自然な感じに画像を調整することができます。

方式

Gaussian(ガウス)

一番メジャーな奴。ガウスぼかし。
周波数分離フィルタの方式で「Gaussian(ガウス)」を選択した際の設定画面。

Bilateral(バイラテラル)

エッジを残しながらぼかすことができるので、自然に肌をきれいにすることができる。
周波数分離フィルタの方式で「Bilateral(バイラテラル)」を選択した際の設定画面。

Median(ミディアン)

周囲の中間地を取りながらぼかす形式。ノイズ除去に効果的。
周波数分離フィルタの方式で「Median(ミディアン)」を選択した際の設定画面。

半径

どのくらいの範囲をぼかすか。

低周波のほうに、ぼかした結果が分けられます。

そのぼかしを復活させるための情報が、高周波のほうに分けられる感じ。
二つを合体させると、元の画像に戻ります。

個人的に、肌のキメが高周波に出るくらいで調整すると、やりやすい気がします。
周波数分離フィルタの「半径」スライダーを調整して、テクスチャの分離度合いを確認している画面。

許容量

Bilateral(バイラテラル)のときだけ指定できます。
エッジをどれだけぼかしから守るか、を指定します。
左に行くほどエッジが守られます。

許容量が右に行くほど、低周波の画像は、エッジはしっかりしているに、肌は滑らか、という状態になります。100%のままでもOK。
削除したいシミなどの跡が、高周波に乗らないぐらいで調整するといいかも。

高周波のほうに肌のキメがしっかりでるくらいに調整するとやりやすい気がします。
周波数分離フィルタの「許容量」スライダーを調整している画面。
周波数分離で肌をキレイにする方法は、こちらのページをどうぞ。

「Affinity3を使って肌をきれいにする方法(周波数分離)」
Affinity Photoでの周波数分離を用いた肌補正のチュートリアル画像。ビフォーアフターの比較。
周波数分離を使えば、服のしわを消すこともできます。
あまり消しすぎも不自然なので、細かいシワを消して、大きなしわを和らげてみました。
情報量を少なくする分、主題が際立つのでオススメです。

フィルタ―㉓/Affinity3 に続く

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