ゼロから始めるAffinity3 Affinity中級者講座その13 ゴミ取り

2026-06-03

Affinity Affinity中級者講座 パソコン関係

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Affinity Photo 2 中級者講座 第13回 インペインティングブラシツールで肌の修正をする方法のブログアイキャッチ画像
ゼロから始めるAffinity3 Affinity中級者講座その12 HSL色変更 の続き

乙女心あふれるバナナさんから、「お肌のシミを消してほしい」という熱い要望が来ました。
Affinityならそんな無茶ぶりにもちゃんと応えらえれるので、頑張って修正していきましょう。
Affinity Photoのレイヤーパネルで不要なレイヤーグループを選択して削除する操作画面
ちなみにりんごさんは、青りんごのままでいいそうです。
レイヤーが増えると面倒くさ……いや、青りんごのままで、生まれたままの姿で生き抜く決心がついたようです。
なので、グループごとまとめてさっくり削除しちゃってください。

調整レイヤーならあとで要らなくなっても、消すだけで元の状態に戻せるから便利ですね(=・ω・=)
Affinity Photoのキャンバスに配置された加工前のバナナとりんごの画像
この状態から始めていきます。

1.色味調整レイヤーを非表示にする

まずは、全体の色バランスを整えるために作った、色味調整レイヤーを非表示にします。
色味調整レイヤーの上から修正しちゃうと、後で「もうちょっと明るくしようかなー」と色味調整レイヤーをいじった時、加えた修正を全部やり直さなくてはいけなくなってしまいます。
全体の色味を整えるような加工は、一番最後になるよう作っていくと、修正に強いデータになります。

りんごさんとバナナさんの件で身に染みたでしょ?(=・ω・=)
できるだけ修正しやすいデータを作ると、ダメージを減らせます。処世術。
Affinity Photoのレイヤーパネルで色味調整用の調整レイヤーを非表示に設定する様子

2.banana.jpgの上に、新規ピクセルレイヤーを作る

直接banana.jpgを修正してもいいのですが、ポリシーである「元の状態に戻せる、修正に強いデータ」を守るため、新たに新規ピクセルレイヤーを作り、そこに修正を加えていきたいと思います。

banana.jpgの上に作りたいので、banana.jpgを選択して、右下にある「ピクセルレイヤー」アイコンをクリックしてください。
Affinity Photoのレイヤーパネル右下にある「ピクセルレイヤーを追加」アイコンを指し示す図
banana.jpgレイヤーの上に、新しいピクセルレイヤーが作られます。
ブラシなどでお絵かきができる、透明なレイヤーです。
バナナの画像レイヤーの上に新しく作成された空のピクセルレイヤーが表示されているレイヤーパネル

3.ツールから「インペインティングブラシツール」を選択する

ピクセルスタジオに切り替えて、ツールから「インペインティングブラシツール」を選択してください。
Affinity Photoのツールパネルからインペインティングブラシツールを選択する操作

4.コンテクストツールバーから、「現在のレイヤーとその下」を選ぶ

「現在のレイヤー」だと、修正しているレイヤーしか対象になりませんが、「現在のレイヤーとその下」にすると、修正しているレイヤーの下にあるレイヤーを対象として、修正を加えることができます。
インペインティングブラシツールのコンテクストツールバーでソースを「現在のレイヤーとその下」に変更する設定

5.作成したピクセルレイヤーを選択した状態で、インペインティングブラシツールでバナナのしみをなぞる

ちなみに、バナナさんはしみを気にしていますが、こちらはシュガースポットと呼ばれ、バナナが甘く熟した証明になります。
シュガースポットが多ければ多いほど、おいしいバナナになります。

閑話休題。

作成したピクセルレイヤーを選択した状態で、インペインティングブラシツールでバナナのしみ部分をなぞります。

ブラシの大きさは、コンテクストツールバーの一番左から変えられます。

コツとして、ぐりぐり~っと一気に広範囲でなぞるより、外側から徐々にぽんぽんと細かくクリックしていくと、キレイに行きやすいです。
インペインティングブラシツールを使用してバナナの表面にある茶色いシミ(シュガースポット)をなぞって消す工程
インペインティングブラシツールは、塗った部分の周りの情報を参照して塗りつぶす機能です。
一気になぞると、参照部分が大きくなるため、色合いが大きく違う部分を参照してしまう可能性があります。
インペインティングブラシツールで広範囲を一度に塗りつぶして修正を行う際の比較画像
ただ逆に、色合いがあまり変わらない広範囲部分を修正したいときは一気に塗りつぶしたほうが上手くいくので、いろいろ塗り方を変えて試してみて下さい。

あと、まっすぐに走った傷なんかも、一直線になぞった方がキレイに修正できます。
人をまるごと消すときとかも。

6.失敗したところを、消去ブラシツールで消して修正する

上手くいかなかったところは、ツールから「消去ブラシツール」を選んでなぞれば消すことができます。
失敗したところは消して、もう一度インペインティングブラシツールでなぞります。

インペインティングブラシツールは重ねて使えるので、失敗したところをもう一度なぞってやり直してもOKです。
Affinity Photoのツールパネルから消去ブラシツールを選択してピクセルレイヤーの修正箇所を消す操作
バナナの画像を直接修正するのではなく、新規ピクセルレイヤーを重ねて修正すれば、消去ブラシツールで好きなだけ消してやり直せるし、最悪ピクセルレイヤーを消して最初からやり直すこともできます。

直接画像を修正する人が多いと思いますが、新規ピクセルレイヤーで修正する方法、おススメです(=・ω・=)✨
インペインティングブラシツールによる修正前と修正後のバナナの比較写真
ちなみに、バナナも人の顔も、情報量が少ないほどキレイに見える法則があります。

ごちゃごちゃした部屋に花が一輪飾ってあるのより、何もない白い部屋に花が一輪飾ってあった方が目が行きますよね?

シミやシワ、くすみなどの色ムラを減らすことで情報量が減り、目や唇などの目立つパーツに目がいき、強調されて見えます。
目立たせたい目や唇を、黒で縁取ったり、目立つ赤で彩ったりすれば、より強調されます。

コントラストがあるほど美しく見えるので、無駄な情報を削るよう、意識しながら修正してみて下さい。
肌のキメまで無くす最近の画像加工は行き過ぎだと思うけど(´・ω・`)

そういう観点でメイクを見ていくと、男性でもメイクが楽しく見えると思います。
なきぼくろをつけることで、より目に視線が行くよう誘導してるんだなーとか、涙袋を書くことで光を集めて、より黒目が目立つようにしてるんだなーとか。

是非彼女のメイクを、じっくりと観察して分析してみて下さい。どこでコントラスト出してるのかなーとか。
口に出したら怒られると思うけど(=・ω・=)
肌の修正が完了し全体の色味調整レイヤーを再度表示させた後の完成画像
さぁ、無事にバナナさんのシミを消すことができました。
レイヤー名は分かりやすいよう、「肌修正」と名前をつけておきます。

インペインティングブラシツール以外にも、パッチツールや傷除去ツールなど、便利なツールがいっぱいあるのですが、正直、インペインティングブラシツールで大体の修正ができちゃいます。

困ったらインペインティングツールぐらいの気持ちで、ガンガン使っていきましょう!

これで、基本的な画像加工の方法を学びました。
次はいよいよ、知りたかった人も多いと思われる、イラストの描き方について勉強していきましょう!

大丈夫。自分もイラストレーターではないので、簡単なことしかやりません(=・ω・=)
絵心がなくてもイラストが描けるようになるので、楽しみながら学んでいきましょう!

ゼロから始めるAffinity3 Affinity中級者講座その14 に続く

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