
ラスターブラシ設定01/Affinity3 の続き
ラスターブラシ設定の「ダイナミクス」について解説します。
ジッター =揺らぎです。
指定された%内で、サイズや流量などの数値を変化させます。
コントローラー
何で変化させるかを、右側のプルダウンで選ぶことができます。サイズのジッターに設定したとき、どうなるかで解説していきます。
値が大きくなると、その分線が太くなります。
なし
揺らぎをなしにします。左側に数値が入っていても、変化しません。
ランダム
指定した%内でランダムに変化します。ばらつきを出したいときによく使います。
ジッターを指定すると、「一般」のそれぞれのメーターが、以下のように幅を持った形状になります。
筆圧
ペンタブレットなどの筆圧に応じて変化します。ぐっと力を入れて押し付けるように書けば、線が太くなります。
角度
ペンタブレットを使用している時のみ有効です。ペンタブレットをどちらの方向に倒して入力するかで、変化させます。
右手でペンを持って書くと、ペンのお尻はすこし右側に倒れますよね?
その状態が一番細い線が書けます。
左手で描くと、もうちょっとだけ太い線に。
上に倒すと、もっと太い線が書けるようになります。
右回りにだんだん太い線になります。
……正直、何に使うんだこの設定(´・ω・`)
ティルト
こちらもペンタブレットを使用している時のみ有効。ペンを倒した角度によって、値が変化します。
ペンを寝かせれば寝かせるだけ、太い線が書けるようになります。
こっちの方が鉛筆寝かすと太い線が書ける原理と合ってて分かりやすそう。
回転
ペンを指先で回して、ねじった時に線の太さが変わります。こちらはペンタブレットが回転検知に対応していないと使えません。
回転のジッターに設定すれば、平筆をリアルで使っている時みたいに向きを変えて、線の太さを制御できたりします。
サイクリック
一定周期で値を変化させます。なめらかに変化させたいときに便利。
速度
素早く書くと値を変化させます。早く書くと太く、ゆっくり書くと細くなります。
逆速度
速度の逆で、ゆっくり書くと太く、早く書くと細くなります。感覚的にこっちの方が自然な気がする(=・ω・=)
向き
線の進行方向で値が変わります。右に進むと細くなって、右回りにだんだん太くなります。
丸を描いてみると分かりやすいかも。
ホイール
エアブラシ対応の、ホイールが付いたペンタブレットでのみ使用可。ホイールによって値を変えられます。
正直、エアブラシ型のペンタブレットがあること知らなかった(=・ω・=)
特殊過ぎるでしょ……。
距離
最初にペンをつけた位置から、離れるごとに値が変わります。遠く離れるごとに線が太くなります。
放射状の線とか書いてくと面白いです。
プロファイル
コントローラーに、さらにプロファイルを指定できます。例えば、筆圧に指定すれば、力を入れるほど太くなるのを、途中で細く逆転させたりできます。
ペンの硬さを調整するのに、ペンタブレットのドライバーじゃうまくできない! ってときに便利かも?
安いペンタブで筆圧の硬さ調整ができないって時も、このプロファイルで斜めの角度を調整すると書きやすくなるかも。
あとは、Gペンは柔らかく角度が急なプロファイルに、カブラペンは硬く、寝かせ気味のプロファイルにして、描き心地を変えたいって時にも使えそう。
サイズ・累積・流量・回転・硬さ・シェイプのジッターは、「ラスターブラシ設定01/Affinity3 一般」で解説したやつの数値が変えられるってだけです。
それ以外の項目について解説します。
拡散X/拡散Y
基準から、X方向(横)とY方向(縦)にズレます。バラついたスプレーみたいなブラシを作るときにオススメです。
色相
色相(色合い)を変化させます。サイクリックで変化させると、こんな感じのカラフルなペンが作れます。
単色を指定したときのみ、色相を変化させることができます。
グラデーションスウォッチを指定すると、そのままの色が出てきて変化しません。
彩度
色の鮮やかさを変化させます。輝度
色の暗さを変化させます。端の方は真っ黒と真っ白になります。
色相はサイクリックやランダム、向きなど、いろんなコントロールと合わせると楽しいので、是非いろいろ作って遊んでみて下さい。
ラスターブラシ設定03 に続く
