ペイントブラシツール02/Affinity3 


Affinity V3のペイントブラシツールの高度な使い方を解説するブログアイキャッチ画像
ペイントブラシツール01/Affinity3 の続き

Force pressure/筆圧

ペンタブレット使用時に筆圧をONにします。翻訳モレ。
Affinity V3のコンテキストツールバーに表示されているForce pressure(筆圧保護)設定ボタンのスクリーンショット

スタビライザ

Affinity V3のコンテキストツールバーにあるスタビライザの有効化チェックボックスとモード選択メニュー
ロープを引っ張るようにして、手振れを抑えた線を描くことができます。
Affinity V3でスタビライザのロープモードを使用してキャンバスになめらかな曲線を描いている様子
スタビライザ機能的には同じなので、詳しくは「鉛筆ツール/Affinity3」参照。

ブレンドモード

ブラシにブレンドモードをつけることができます。
Affinity V3のコンテキストツールバーにあるブラシのブレンドモード選択ドロップダウンメニュー
例えば、「スクリーン」にすれば、何もないところに塗るときは基本の色だけど、一度手を離して、2回目に前の色の上に塗ると、スクリーン効果がかかって明るくなります。
ピクセルレイヤー上でブラシのブレンドモードをスクリーンに設定し色を重ね塗りして発光させている作例
個人的に、制御ムズイんでオススメはしない(=・ω・=)

ウェットエッジ

Affinity V3のコンテキストツールバーに表示されているウェットエッジ機能の有効化スイッチ
水彩で描いたような、塗り重ねる効果をつけられます。
ウェットエッジをONにしてペイントブラシで描画した際の水彩風のフチとにじみ効果の比較
不透明度を下げて塗り重ねる感じ。
「硬さ」の%が低いと、塗りのフチに水彩でにじんだような効果が付けられます。

水彩カテゴリのブラシと組み合わせて使うと、いい感じにそれっぽく塗れます。
「濃い淡彩」ブラシが個人的一押し。
Affinity V3の水彩カテゴリにある濃い淡彩ブラシとウェットエッジを組み合わせたイラスト描画例

アルファの保護

透明部分を保護して塗ることができます。
不透明部分にだけ着色可能。
Affinity V3のコンテキストツールバーにあるアルファの保護チェックボックスオプション
Photoshopのレイヤーパネルのような「透明保護」機能はないので、Ctrl+サムネイルクリックで選択範囲を作成してから塗るか、この「アルファの保護」にチェックを入れてから塗る形になります。

あと、「ペイントブラシツールで色が塗れない! なんで?!」ってときは、大体コイツがONになってます(=・ω・=) よくやる。

リセット

ブラシの設定を元の設定に戻します。
コンテキストツールバーの右端にあるブラシ設定リセットボタンの表示画面

対称設定

対称的に書くことができる機能をONにします。

面白い機能なのでちょっと触ってみましょう。
「対称設定」をクリックして出てくる右側のトグルスイッチをONにして下さい。
Affinity V3のコンテキストツールバーにある対称設定パネルと有効化トグルスイッチ
すると、キャンバスの中央に線と、中心の基準点が出てきます。
キャンバスの中央に対称設定のガイド線と中心の基準点が表示されている画面
その状態で、左上から文字を書いていくと、中心を基準として対称的に線を描くことができます。
対称設定機能を使いキャンバス上で左右に同じ図形がリアルタイムに描画される様子
「ミラー」にチェックを入れると、中心の線で鏡写しにした線を描くことができます。
対称設定のミラーオプションを有効にして鏡像関係のブラシストロークを描く実例
この基準点はドラッグで動かすことができます。
線をドラッグすれば、回転することもできます。

「ロック」にチェックを入れると、基準をドラッグで動かせなくなります。
対称設定パネルで割れ目の数を増やして複数の対称軸を設定している画面のスクリーンショット
線の数を増やすと、その分だけ繰り返しの範囲が増えます。最高16まで。
テキトーにうねうね線を書くだけで、曼荼羅っぽいのが描けます。
多軸の対称設定機能を利用して描いた複雑で幾何学的な曼荼羅模様のイラスト
レースっぽいのを描いたり、深淵から何かが覗いているかのようなものを描いたり、いろいろと遊べると思います。
多数の対称軸を重ね合わせて作成した、レース編みのような複雑な模様のアートワークの例

右クリックすると表示されるパネル

続いて、右クリックすると表示されるパネルの解説をしていきます。
Affinity V3でキャンバス上を右クリックした際にポップアップ表示されるクイック調整パネルの全体像
右クリックした位置に表示されます。移動できません。

ブラシの形状(シェイプ)

ブラシの向きや形を表示します。
大体丸と△のみですが、以下みたいに両側に小さな丸がついている場合、ドラッグで形を平べったくすることができます。
クイック調整パネル内のブラシ形状コントロールで、ドラッグにより丸いブラシを平べったい形に変形させる操作解説
書いている時に矢印キーの左や右を押すことで、ブラシの向きを回転させることができます。

ラスターブラシ設定

現在使用中のブラシ設定名が表示されます。
クリックすると、ラスターブラシ設定パネルを開くことができます。
詳しくは「ラスターブラシ設定/Affinity3」にて。

ブレンドモード/ブラシ設定

コンテキストツールバーで設定できる内容と同じです。

ブラシ検索

ブラシ設定を検索することができます。
カテゴリを跨いでは検索できないので注意。
現在設定しているカテゴリの中から検索します。

ブラシカテゴリ

登録されているブラシのカテゴリを表示します。
Affinity V3の右クリックメニュー内に展開されたブラシカテゴリの一覧リストのメニュー画面
カテゴリの追加や整理は、ブラシパネルから行います。
メニューから「ウィンドウ」-「一般」-「ブラシ」でブラシパネルが開かれます。

ブラシパネルの解説は「ブラシパネル/Affinity」にて。
Affinity V3のドック内にある標準のブラシパネルのインターフェースと各種ブラシ一覧表示

登録ブラシ

登録してあるブラシ設定を、クリックで呼び出すことができます。

ブラシをクリックするときにALTキーを押しながらクリックすると、ブラシサイズなどを変えないまま選択することができます。

Shift+ALTキーで、関連ツールが設定されていても、今のツールのまま使うことができます。
クイック調整パネル内の登録ブラシ一覧でブラシ設定の右側に特定の関連ツールアイコンが表示されている状態の拡大図
関連ツールは、こんな感じにブラシの右にツールのアイコンが表示されています。
このブラシをクリックすると、右に表示されたツールが自動選択されます。

Shift+ALTキー+クリックで、その関連ツールを無視してブラシ設定だけ使えます。
……といっても、ピクセルブラシで流量や硬さを使うとかはできないけど。
あくまで、そのブラシで使える機能だけ、引っ張ってこれます。
Affinity V3にデフォルトで豊富にプリセット登録されている多種多様なブラシの選択画面
デフォルトで数多くのブラシが登録されているので、是非いろいろ使ってみて下さい。

左のツールバーからツールを選ぶのめんどいので、関連ツールでよく使う設定を登録しておいて、ブラシパネルから呼び出して使う方法が便利でオススメです(=・ω・=)

最近使用したブラシ

ペイントブラシツールで色を塗ると、レイヤーに「最近使用したブラシ」アイコンが付きます。
レイヤーパネル内の特定のピクセルレイヤーの右端に「最近使用したブラシ」のアイコンが表示されている状態のスクリーンショット
クリックすると、そのレイヤーで使用したブラシを選ぶことができます。
同じブラシで描き続けることができるので便利。
レイヤーの履歴から最近使用したブラシアイコンをクリックして、以前使用したブラシ設定を素早く再選択している画面
結構頻繁に使うツールなので、いろいろな設定を登録して、便利に使ってみて下さい!(=・ω・=)

このブログの人気の投稿

イラレにないPANTONEカラーを使う方法/Pantone Connectの使い方