ペンツールとカーブについて06/Affinity3


Affinityのペンツールによる曲線と直線の切り替えテクニックを解説するブログのアイキャッチサムネイル画像
ペンツールとカーブについて05/Affinity3 の続き

曲線から直線を書く

さて、ドラッグでハンドルを指定すると、ハンドルが両方向に伸びるため、次の線のハンドルも自動的に描かれると解説しました。
2点目のノードから自動的に次の方向へ伸びている対称的な一対のコントロールハンドル
曲線の後、また直線を書きたいときはどうしたらいいでしょうか?
前のハンドルに引っ張られて意図せずたわんでしまった曲線と直線の混在パス

方法1 2点目のノードをクリックする

3点目をクリックする前に、一度2点目のノードを上からクリックすると、次に書くハンドルをリセットできます。
ペンツールで2点目のシャープノードをクリックして片側のコントロールハンドルを消去する操作画面
ノードクリックにより片側ハンドルがリセットされ2点目から3点目へと綺麗に描かれた直線パス

方法2 3点目をクリックするときに、マウスの右ボタンを組み合わせる

マウスの右ボタンを押すと、直線にすることができます。
3点目をクリックするときに、左ボタン→右ボタン→左ボタン離す→右ボタン離す、の順番でマウス操作すると、直線を書くことができます。
ちょっとややこしいけど、覚えると早いです。
左右のマウスボタンの同時押し操作を組み合わせて曲線からシームレスに直線を引いた状態

方法3 ノードツールでハンドルの向きを調整する

普通に3点目をクリックして線を書いた後、Ctrlキーを押します。
Ctrlキーを押している間だけ、「ノードツール」に切り替わります。

普通にツールバーからノードツールを選択してもOK
Ctrlキーのショートカットで一時的にノードツールに切り替えてパスの構造を確認している画面
ノードツールでAltを押しながらハンドルをクリックすると、そのハンドルを消すことができます。
なので、CtrlとAltを押しながら、下向きに伸びたハンドルをクリックしてください。

ツールバーからノードツールを選択したときは、Altキーを押しながらクリックです。
ノードツールでAltキーを押しながら余分な下向きのコントロールハンドルをクリックして削除する手順
不要なハンドルが消去され曲線から直線へと綺麗に変形したノードツールの編集結果
好きな方法で、直線に切り替えて下さい。
自分は方法1をよく使ってます。

ふたつのお山を書く

それでは次の問題。
こういう線を書きたいときにはどうしたらいいでしょうか?
連続する2つの山型(M字型)を描いた鋭角なベジェ曲線の見本

方法1 2点目でドラッグ後、Altを押して次のノードの向きを指定する

2点目をドラッグして線の向きを整えた後、マウスボタンを離さないままAltキーを押します。
左マウスボタンを押したままAltキーを押して次方向のハンドルのみを上向きに折り曲げる操作
すると、2点目の次の線のハンドルを個別に調整できるようになります。
Altを押したままハンドルの向きを調整し、左ボタンを離します。

左ボタンを離すと、2点目が確定されます。
左ボタンを離してから、Altキーを離してください。順番大事。
独立したハンドル操作によって頂点がシャープなV字状に分岐した2点目のコントロールハンドル
3点目をドラッグで調整しながら書いて、完成です。
この辺の操作は、前回紹介した「The Bézier Game」を使うと覚えやすいです。ハートの書き方。
Altキー操作を活用して連続する2つの滑らかな山型のカーブを描ききった画面

方法2 ノードツールでハンドルの向きを調整する

普通に3点目をクリックして線を書いた後、Ctrlキーを押します。
Ctrlキーを押している間だけ、「ノードツール」に切り替わります。
普通にツールバーからノードツールを選択してもOK
Ctrlキーでノードツールを呼び出しスムーズに繋がった通常の2つの山型パスを選択している状態
Altキーを押しながらハンドルをドラッグすると、ハンドルの向きを個別に変更することができます。
なので、Ctrl+Altキーを押しながら、ハンドルをちょうどいいい位置にドラッグしてください。

ノードツールを使っている場合は、AltキーのみでOKです。
ノードツールでAltキーを押しながら片方のハンドルのみを上方にドラッグして山を鋭角にする操作

直線から曲線を書く

直線から曲線の書き方は分かりますでしょうか?
今までやったことの応用です。
1本目の直線から2本目の曲線へと繋がるハイブリッドなパスのサンプル線形
2点目をクリック後、左ボタンを離さないままAltキーを押し、ハンドルを上に引っ張ります。
2点目の直角ノードからAltキーを押しながら片側ハンドルだけを上方に引き出しているペンツールの操作
左ボタンを離して、2点目を確定します。
引き出した片側ハンドルに沿って滑らかなカーブを描きながら打たれた3点目の曲線パス
3点目をドラッグで書いて完成です。
パス描画中に左ボタンを押したままスペースキーで最新ノードの配置位置を移動調整する様子
また、描いている最中、最後のノードの位置クリックしちゃったけど変えたいなーって時は、左ボタンを離さないまま、スペースキーを押してドラッグすると、最後のノードの位置を微調整できます。
角張ったシャープノードの上を直接ドラッグして新しく左右のハンドルを引き出す操作
シャープノードをスムースノードにしたいときは、シャープノードの上でドラッグするとハンドルを作成してスムースノードすることができます。
直接ドラッグによりハンドルが追加され角が丸いスムースノードへと変換されたパス構造
その他、Ctrlキーを押している間だけ使えるノードツール関係の解説は「ノードツール/Affinity3」で解説します。

ペンツールとカーブについて07/Affinity3

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