2025-08-06

フィルタ―について⑪/AffinityPhoto

 



フィルターについて。かすみを除去や輪郭線など、残ったものを解説します。



フィルターについて①/AffinityPhoto
フィルターについて②/AffinityPhoto
フィルターについて③/AffinityPhoto
フィルターについて④/AffinityPhoto
フィルターについて⑤/AffinityPhoto
フィルターについて⑥/AffinityPhoto
フィルターについて⑦/AffinityPhoto
フィルターについて⑧/AffinityPhoto 
フィルターについて⑨/AffinityPhoto 
フィルタ―について⑩/AffinityPhoto

 の続き。

周波数分離



ひとつの画像を「低周波部分(色、トーン)」と、「高周波部分(テクスチャ、ディテール)に分けて、それぞれ個別に編集できる機能です。

低周波部分をいじれば、
・肌の色ムラを消したり、肌を明るくしたりできる
・にきび跡、そばかす、シミなどを消す

高周波部分をいじれば、
・目立つ毛穴を消去
・しわを薄くできる

画像を低周波と高周波に分けることで、自然な感じに画像を調整することができます。



方式



Gaussian(ガウス)



一番メジャーな奴。ガウスぼかし。

Bilateral(バイラテラル)



エッジを残しながらぼかすことができるので、自然に肌をきれいにすることができる。オススメ。

Median(ミディアン)



周囲の中間地を取りながらぼかす形式。ノイズ除去に効果的。

半径



どのくらいの範囲をぼかすか。

低周波のほうに、ぼかした結果が分けられます。

そのぼかしを復活させるための情報が、高周波のほうに分けられる感じ。
二つを合体させると、元の画像に戻ります。

個人的に、肌のキメが高周波に出るくらいで調整すると、やりやすい気がします。

許容量



Bilateral(バイラテラル)のときだけ指定できます。
エッジをどれだけぼかしから守るか、を指定します。
左に行くほどエッジが守られます。

許容量が右に行くほど、低周波の画像は、エッジはしっかりしているに、肌は滑らか、という状態になります。100%のままでもOK。
削除したいシミなどの跡が、高周波に乗らないぐらいで調整するといいかも。

高周波のほうに肌のキメがしっかりでるくらいに調整するとやりやすい気がします。

詳しい使い方はこちらのページをどうぞ。
thumbnail
周波数分離を使って肌をきれいにする方法/AffinityPhotoAffinityPhotoの周波数分離で肌の色ムラやシミを自然に消し、毛穴やシワは不自然にならない程度に残して美肌加工する方法を詳しく解説します。https://sama46.blogspot.com/2025/08/skin-retouch.html


シャドウ/ハイライト



暗い場所(シャドウ)と明るい場所(ハイライト)の明るさを個別に調整できます。
影が強すぎて暗くなってしまった画像や、明るすぎて白飛びしてしまった画像などに使うと便利です。
トーンカーブやレベル補正のほうが使い勝手がいいですが、始めたばかりはこっちのほうが分かりやすくて使いやすいと思います。




バージョン



1.6とデフォルトがありますが、基本デフォルト(1.7)で。
過去に作った奴を再現したい、とかいう特殊な場合以外、デフォルトでOKです。

シャドウの強度



暗い部分をどれだけ明るく/暗くするか調整します。
左に行くほどシャドウが暗く、右に行くほどシャドウが明るくなります。
0%がデフォルトです。

シャドウ範囲



どのくらいまで「シャドウ」として明るくするか指定します。
左に行くと暗い部分のみが。右に行くほどちょっと明るめのシャドウまで指定できます。
50%がデフォルトです。

ハイライトの強度



明るい部分をどのくらい明るく/暗くするか調整します。
左に行くほどハイライトが暗く、右に行くほどハイライトが明るくなります。
0%がデフォルトです。

ハイライト範囲



どのくらいまで「ハイライト」として明るくするか指定します。
左に行くほど暗めのハイライトまで指定できます。右に行くと明るい部分のみ指定します。
50%がデフォルトです。
例えば、影で暗くなってしまった部分を明るくしたいときは、シャドウの強度を右に動かして、シャドウ範囲で明るくしたい範囲がちょうど選択できるよう調整します。




シャドウの強度とハイライトの強度を左右どちらかに目いっぱい動かして、
その後、シャドウの範囲/ハイライトの範囲 を動かして、適用範囲を指定。
最後にちょうどいい明るさになるよう、シャドウの強度/ハイライトの強度
を調整するとやりやすいと思います。

かすみの除去




風景写真を撮ったとき、特に遠くのほうなど、霞(かすみ)がかかって白くなってしまうことがあります。
そんな時にこのフィルタ―を使うと、簡単に白くなった部分を鮮やかにできます。

単純に画像をはっきりくっきり鮮やかにしたいなーって時にも使えて便利です。

距離



かすみ除去の深さを制御します。
右に行くほど全体を調整して、左に行くほど白みがかった部分をピンポイントで調整します。

強度



かすみをどのくらい取るか指定します。
右に行くほどコントラストが強く、鮮やかになります。

露出補正



露出(明るさ)を調整します。右に行くほど明るく、左に行くほど暗くなります。

【検出系】



輪郭を検出




画像内のすべてのエッジ(輪郭線)を検出します。



ブレンドモードを組み合わせると、アートっぽく加工できます。

水平方向のエッジを検出/垂直方向のエッジを検出



それぞれ水平方向の輪郭と、垂直方向の輪郭を検出します。



箱のほうが分かりやすいかな。



【天体写真系】



背景を削除




自分が天体写真を撮らないのでよくわからないのですが、天体写真を撮ると、全体的に色被りをして星がキレイに見えないことがあるらしいです。
その色被りを取ることができるフィルターらしいです。

ハンドル位置でサンプル取得



画像にある◎の位置で自動調整してくれます。ドラッグ&ドロップで移動可能。
また、複数指定することもできます。

主な使い方として、色被りで明るくなっちゃった場所、暗くしたいところにサンプルを置いて自動調整し、その後微調整をしてあげる感じです。

半径



サンプル取得のハンドルの大きさを指定できます。最大20ptまで。

グレー



どのくらい明るさを暗くするか指定します。右に行くほど黒くなります。

赤/緑/青



それぞれの色を調整します。右に行くほど色が消えます。

出力の黒レベル



どのくらいまでを黒とするか指定します。
左に行くほど暗く、右に行くほど明るくなります。

定点で複数枚写真を撮っている場合は、「ファイル」-「新しい天体写真スタック」で、イイ感じにいろいろと合成できるみたいです。
星を基準として位置合わせして合成とかできるらしいです。
流石にジャンル外過ぎて、サンプルが用意できないので解説はしませんが、便利そうなので調べてみて下さい(=・ω・=)

リニアフィット 



「ファイル」-「新しい天体写真スタック」で現れる「天体写真スタックペルソナ」モードでしか使えない機能です。
複数の画像の明るさやコントラストのバラツキを、イイ感じに直してくれます。
画像を合成する前にかけておくと、キレイに合成できます。

天体写真自体がちょっとジャンル外過ぎるので詳しく解説できませんすみません(´・ω・`)

フィルタ―についての説明はここまで!長かった!
自分もまだ勉強中なので、少しでも参考になればうれしいです!(=・ω・=)✨