フィルターについて①/AffinityPhotoフィルターについて②/AffinityPhotoフィルターについて③/AffinityPhotoフィルターについて④/AffinityPhotoフィルターについて⑤/AffinityPhotoフィルターについて⑥/AffinityPhotoの続き。
ハーフトーン
画像をドットで表現します。

スクリーン
モノクロ
白黒の点を作成します。漫画のスクリーントーンっぽいのを作成したいときに。
カラー
CMYK別に色付きの点を作成します
線
線状パターンで作成
循環
同心円の線で作成

ドット
コサイン
ドットの端をグラデーションで作成。柔らかい印象で作成できます。
ラウンド
しっかりした丸で作成。スクリーントーンとか作りたいときはこっちで。

セルサイズ
ドットの大きさを指定します。
コントラスト
コサインを使用したときに選択可能。ドットのフチのグラデーションをどのくらいはっきりさせるか指定します。
グレーコンポーネントの置換
カラーを使用したときのみ選択可能。
左に行くほどグレーを他の色の掛けあわせで作成し、右に行くほどグレーを黒の点で作成します。
黒の点を使うぶん、右に行くほど暗く、彩度が落ちた感じになります。

下色除去(UCR)
カラーを使用したときのみ選択可能。
「グレーコンポーネントの置換」がある程度入っていないと変わりにくいです。
色付きの点の大きさを小さくするか、大きくするか選びます。
0%で大きく=色が濃く、暗い印象に。
100%で小さく=色が薄く、明るい印象になります。

スクリーン角度
網点の角度を指定します。

ビネット
画像の四隅を明るくしたり、暗くしたりすることができます。
レンズの関係でフチが暗くなっちゃったときにビネットを使って明るくしたり、
逆に中心に注目してもらう為、うっすらビネットで周囲を暗くしたりします。

露出
左に行くほど暗く、右に行くほど明るくなります。

硬さ
左に行くほど円のフチがぼやけてふんわりと効果を付けることができます。
右に行くとはっきりとした境界になります。

スケール
円の大きさを指定します。
左に行くほど円が小さくなり、右に行くほど円が大きくなります。

シェイプ
左に行くほど、円形から楕円形へ形を変えることができます。

フリンジ除去

ちょうどいい画像が用意できないのですが、白背景に黒いものを撮影したときなど、コントラストの強いものを撮影したときに商品のフチに偽色が走ることがあります。(デジカメのレンズとイメージセンサーの問題)
よくあるのが、白と黒の境界線に、紫色の色が見えることです。
(こんな感じ、というイメージ画像を作成してみました)
切り抜き作業をするときに邪魔ですし、写真としてキレイではないので、ROWから現像するときにフリンジ除去をして取り除きます。
それを、フィルターでやってくれるのがこの機能です。
できるだけ最初の現像時に取り除く方がいいですが、後で気づいたときやもらったデータの時はこの機能で取り除いてあげて下さい。
カラーのフリンジ
消したい色を選びます。
今回は紫色を消したいので、紫色のところに●を持っていきました。

補色色相も削除
紫色の偽色が出ている時、黄色のフリンジも出ることがあります。
補色色相も削除にチェックを入れると、そちらも消してくれるので、チェックを入れておくと便利です。
許容量
似た色をどれだけ範囲とするか決めます。消したい色が消えるまで大きくして、消したくない場所まで消えてしまったら小さくして、調整してください。
半径
フリンジの半径を調整します。フリンジの色が消えるギリギリを狙って調整してください。
エッジ明るさのしきい値
明るさの差がどのくらいあるとフリンジを消すか指定できます。左に行くほどよく消えて、右に行くほど小さな範囲が消えるようになります。
これも、ギリギリ消えるぐらいに調整してください。
水晶(ステンドグラス)
タイル画のような、ステンドグラスのような画像を作ることができます。

セルサイズ
各ブロックの大きさが大きくなります。
左に行くほど小さく、右に行くほど大きくなります。

線の幅
各ブロックを区切っている線の太さが太くなります。

プロシージャルテクスチャ
数式を使って模様を書くことができます。
複雑なので別ページで解説します。
フィルターについて⑧/AffinityPhoto に続く。