調整レイヤーについて①の続きです。
調整レイヤーについて①/AffinityPhoto・AffinityDesignner
彷徨うド素人、さまシロの生活や、素人なりに学んだことを色々とご紹介。
https://sama46.blogspot.com/2025/03/affinityphotoaffinitydesignner_01532443761.html
リカラー

色を好きな色に変更することができます。
だいたい、マスクを組み合わせて使います。
色相、彩度、明るさのスライダーの使い方は他のと同じです。

色のコントロールが楽なので、色を変えたいときはこれを使うと便利だと思います。
白黒

各色の暗さを調整して、白黒画像にすることができます。

空をはっきりさせるために青を暗くしたり、人の肌をキレイに見せるために赤を明るくしたりなど、自分の好みになるよう色を微調整してください。
また、
「選択」を押した後変えたい部分をクリックし、
そのまま左右にドラッグすると、そのまま直接色を調整することができます。
どこが何色かわかりにくいと思うので、「選択」機能を活用すると便利です。
明るさ/コントラスト

その名の通り、明るさとコントラストを調節してくれます。
なんだかんだで一番使いやすいかも?
ポスタライズ

色のグラデーション部分をはっきり分け、イラストっぽい雰囲気にしてくれます。
右に行くほど細かく、左に行くほど荒く作成します。
小ネタとして、ぼかしをかけた後にポスタライズしてあげるといい感じになります。

ぼかしをかけることで細かいガビガビが消えて、自然にポスタライズできます。
自然な彩度

画像の彩度を上げて、鮮やかにすることができます。
自然な彩度はいい感じに鮮やかにできて、彩度はがっつり鮮やかにできる、という感じです。
露出

右に行くほど明るく、左に行くほど暗くなります。1段階で結構明るくなります。
露出は全体的に明るくする(白飛びしやすい)のに対し、明るさ/コントラストは中間地を明るくする感じ(全体が白っぽくなりやすい)です。
自分は写真が暗いときは「露出」でガッと明るくして、ちょっと明るさが足りないなって時に、「明るさ/コントラスト」や「トーンカーブ」、「レベル」のガンマで明るくしてます。
シャドウ/ハイライト

暗い部分、または明るい部分だけを調整することができます。
左に行くほど暗く、右に行くほど明るくなります。
影が暗すぎるときにシャドウをちょっと上げたり、白飛びしちゃってるときにハイライトをちょっと抑えたりします。
逆に、写真がぼやっとしているなってときにシャドウを暗く、ハイライトを明るくするとコントラストが出て力強い写真になります。
しきい値
2値の白黒データを作成できます。

スライダーを動かして、どこを境目として黒・白にするか指定します。
カーブ

トーンカーブです。グラフを使って、明るさなどを調整します。
後ろに表示されてるヒストグラムは、通常通り左側が黒い部分、中央が中間地、右側が白い部分です。
横軸が入力、縦軸が出力です。
上に行くほど明るく、下に行くほど暗くなります。
CMYKは逆に、上に行くほど暗く、下に行くほど明るくなります。
よく使う使い方が、中央を掴んですこし持ち上げる方法です。

黒、中間、白のうち、中間を上に上げたので、中間値が明るくなります。レベルでガンマを上げたときのような感じです。
レベルとは違い、黒と白もちょっと上がっているので自然に明るくなっています。
黒と白を残した状態で中間をいい感じに明るくすることができるので、使い慣れてしまえば一番よく使う機能になります。

また、左側をちょっと下げて、右側をちょっと上げてS字にすると、コントラストを上げることができます。これもよく使うやり方。

逆に左側を上げて、右側を下げればコントラストが下がるので、ノスタルジックな雰囲気を出すことができます。逆S字ですね。
S字を作る位置を調整することで、細かく雰囲気を変えることができます。
変な点を増やしすぎてしまった、というときは、点をクリックしてからDeleteキーを押せば消すことができます。
また、右上にある「リセット」を押せば最初の状態に戻せます。

青、赤、緑と個別に色をいじることもできるので、ちょっと青みを増したい、というときにも使えます。
調整レイヤーについて③に続く
調整レイヤーについて③/AffinityDesignner、AffinityPhoto
彷徨うド素人、さまシロの生活や、素人なりに学んだことを色々とご紹介。
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