
アートボード周りの設定がいろいろややこしかったんで、まとめておきます(=・ω・=)
Topics キャンバス? アートボード?
説明に入る前に、ちょっとややこしいので用語の解説を。Affinityで、普通に新規ドキュメントを作成した際、こんな感じの画面になります。
中央にある四角い白いエリアが「キャンバス(カンバス)」で、そこにデザインしたものが出力されます。リアルに絵を描く際の画用紙みたいな感じ。
その周りに無限に広がる作業領域を「ペーストボード」と呼びます。
ちょっと設定が必要ですが、キャンバス内に入れようか迷った一時ファイルを置いておいたり、参考資料を置いたりできます。
こんな感じに、キャンバスからはみ出して物を置ける。無限に広がる作業領域「ペーストボード」
「アートボード」は、デザインの出力枠を複数並べられる機能です。
キャンバスみたいなものを、複数並べられます。
アートボードの数だけ、レイヤーパネルにアートボードレイヤー(というより、アートボードコンテナと呼んだ方がいいかな? レイヤーグループ、フォルダみたいなもの)が作成されます。
出力時は、アートボード単位で出力することができます。
(=・ω・=)< 覚えるのめんどいけど、用語自体は単純じゃない? 何がややこしいの?
……Illustratorでは、アートボードの周りの作業領域のことを「キャンバス」と呼ぶんです……💀
Illustratorだけでなく、他の画像ソフトでも「キャンバス」と呼ぶものがあります。
GoogleAIに「キャンバスとアートボードの違い」と聞くと、「キャンバスは広大な作業領域全体を指します」と答えます。作業領域=キャンバス呼びの方がメジャー。
なので、他のソフトからAffinityに乗り換えた方は、作業領域のことを「ペーストボードと呼ぶんだ」と覚えておいてください。
また、Affinityユーザーが他のいろんな解説を見に行った際、「キャンバスという名前でペーストボード(作業領域)を指すことがある」と知っておいてください。
まぁ、覚えなくても大体雰囲気で分かると思うけど。
Affinityは、「キャンバス」「アートボード」と「ペーストボード」です。Affinityの用語が一番分かりやすいかも。
Photoshopなんて中央の白いのをキャンバス呼びした上にアートボードが存在するから、Illustratorと混ざると混乱する(´・ω・`)<何だよ作業領域外って。イラレと揃えろ。
キャンバスはひとつの出力範囲。
ペーストボードは無限に広がる作業領域。
アートボードは、ペーストボードに複数作成した出力範囲、です。
アートボードとキャンバスは共存できません。必ずどっちかになります。
ちなみに、「無限の作業領域」と言いましたが、Illustratorにはキャンバス(作業領域)の限界があります。
アートボードをキャンバスの領域外に作ることはできません。
イラレ使うときにアートボードの位置考えずに増やしていくと、キャンバスはみ出て「アートボードの新規作成ができない?!」ってなります。作成位置ずらせばOK。豆知識。
用語の解説が終わったところで、いよいよアートボードの解説に移ります。
アートボードの作り方
新規ファイル作成時に作る
新しくドキュメントを作るときに、ドキュメント設定から「アートボード」にチェックを入れると、キャンバスの代わりに指定したサイズのアートボードを作成できます。アートボードツールで作る
アートボードツールを選択して、長方形を描くときのように画面をドラッグすると、アートボードを作成することができます。Shirtで縦横比固定、Ctrlで真ん中から、右クリックで接点、と大体操作方法は一緒。
Ctrl+クリックで数値入力して作成もできます。図形ツールと一緒。
既に作られていたキャンバスがあった場合、そのキャンバスは無くなります。
作成済のキャンバスをアートボードにする方法
キャンバスをアートボードにするには、アートボードツールを選択し、コンテクストツールバーから作成します。サイズを「ドキュメント」にして、「アートボードを挿入」をクリックすると、同サイズのアートボードが作られます。
プリセットやサイズ入力して作成する方法
サイズを「カスタム」にすれば、右の欄に数字を入れて、好きなサイズのアートボードを作成可能です。プリセットからいろいろ選べば、そのサイズのアートボードが作れます。
(ペーストボード内をCtrl+クリックでも作成可)
Wが横幅、Hが縦幅です。間の鎖のマークは、ONにすると縦横比固定できます。
間隔は複数並べたときの、アートボードとアートボードの間隔。
「アートボードを挿入」で新しいアートボードを追加できます。
作成したアートボードは、メニューの「ウィンドウ」-「一般」-「変形」で出した、変形パネルを使って細かくサイズ変更可能。
変形パネルを使えば、上の位置を動かさずに下を縮める、とかできます。
用途微妙だけど、変形を使えばシアーや、斜めのアートボードとかも作成できます。
出力される画像は、jpgだとこんな感じです。正方形で書き出し。 pngだと背景が抜ける。
……正直、クリッピングくらいしか使用用途が思いつかない(´・ω・`)
普通の図形と同じように、バウンディングボックスでアートボードのサイズ変更ができます。
オブジェクトサイズのアートボードを作る
オブジェクト選択した状態で、サイズを「選択範囲」にし、「アートボードを挿入」すれば、オブジェクトに合わせたサイズでアートボードを作成できます。パーツ画像の書き出しとかに便利。
変形アートボードの作り方
あんまり使う用途ないと思いますが、オブジェクトを選択して、メニューの「ベクター」-「オブジェクトをアートボードに変換」を使えば、様々な形のアートボードを作成できます。こんな複雑な猫型アートボードも作成可能。
……アートボードからはみ出したものはクリッピングされるので、斜めアートボードと同じく、クリッピング用途ぐらいしか使い道が思い当たらない……(´・ω・`)
裁ち落とし設定は正方形になってしまうので微妙。箱や変形ラベル作るのに便利かと思ったけど、そんなことなかった。アートボードの形で裁ち落とし設定できたら神だった。
そうなるとWeb用途限定かなー。
同じ形で中身だけ違う画像を作るときに、クリッピングの手間が省けて便利……?
変形アートボード機能、どういう意図で実装したのか謎です(´・ω・`)
同じ形のスタンプ画像とか作るときに便利かな??
色んな柄の猫ちゃんを大量出力したいときとか……
アートボードの増やし方
アートボードの周りに表示されている「+」マークをクリックすると、その方向に同じサイズのアートボードを増やせます。あとは、コンテキストツールバーの「アートボードを挿入」で好きな数だけ増やせます。
移動ツール使用時に、アートボードサイズを変更する方法
移動ツール使用時は、アートボード名をクリックすると、アートボードの移動やサイズ変更をすることができます。レイヤーパネル上で、アートボードコンテナをクリックしても選択できます。
アートボードの名前を変更する
アートボードの名前を変更したい場合は、画面上のアートボード名をダブルクリックすると「アートボード名を変更」ダイヤログが出てきて、変更できます。普通のレイヤーのように、レイヤーパネルで名前欄をダブルクリックしても変更できます。
メニューの「レイヤー」-「レイヤー名を変更」からも変えられます。
アートボードの複製
移動ツールでアートボードを掴んで、Ctrlを押しながらドラッグすればアートボードをコピーできます。(アートボードツールでもできるハズが、ver3.02ではできません……バグかな?)
または、レイヤーパネルでアートボードコンテナを右クリックして「複製」を選びます。
同じ場所に複製されるので、移動ツールで動かしてあげて下さい。
または、アートボードを選択した状態で、メニューから「編集」-「複製」-「レイヤー」or「選択」で複製できます。
これも同じ位置に複製されるので、後で動かしてあげて下さい。
アートボード掴んでCtrl移動が一番楽かも(=・ω・=)
アートボードまわり色々②/Affinity3 に続く