2026-02-18

ゼロから始めるAffinity3 Affinity初心者講座その14 レイヤーエフェクト




ゼロから始めるAffinity3 Affinity初心者講座その13 の続き

それでは皆さんお待ちかね、文字の装飾をやっていきましょう。



Illustratorでは文字の装飾はアピアランスパネルでやるのですが、Affinityだと文字には境界線をひとつしか付けることができません。(図形やパスには複数付けられるけど)

Photoshopのように、文字の装飾は「レイヤーエフェクト」を使ってやっていくことになります。



ただ、レイヤーエフェクトはできることが多すぎてちょっとややこしいので、先に初心者向けの「クイックFX」から触っていきたいと思います。

クイックFXの使い方



1.適当に文字を入力する



講座1で作った文字を装飾していきたいと思います。



2.メニューから「ウィンドウ」-「ベクター」-「クイックFX」をクリック。




3.クイックFXパネルが表示されました




4.文字を選択して、「ベベル/エンボス」にチェックを入れる



「ベベル/エンボス」にチェックを入れるだけで、立体的な文字を作ることができました。
おめでとうございます!!



効果の強さは「不透明度」で、効果のサイズは「半径」で変えることができます。

「ベベル/エンボス」の下にある「アウトライン」は、レイヤーの周りに線をつけることができます。
文字装飾で一番使われるのはコレかな。


その他のも、一通りポチポチ押してみて、試してみて下さい。
簡単な装飾なら、これだけでもOKです。



もっと細かく指定したい、という時は歯車マークを押せば、「レイヤーエフェクト」パネルが開きます。



きっとみんな、もっと凝った装飾がしたいと思うので、このままレイヤーエフェクトの解説に移りましょう。
もちろん、クイックFXで十分って人は、後半飛ばしちゃってOKです(=・ω・=)

レイヤーエフェクトの使い方



早速実践で、以下のような文字装飾をしてみましょう。



1.文字を入力し、文字の色を赤にする。



境界線の色は付けずに、塗りの色だけ付けて下さい。
フチの線はすべてレイヤーエフェクトを使ってつけていきます。



2.レイヤーパネルで文字レイヤーを選択し、下にある「FX」アイコンを押す



左から2番目に「FX」というアイコンがあるので、それをクリックしてください。

もしくは、メニューの「レイヤー」-「レイヤーエフェクト」から開いてもOKです。



3.レイヤーエフェクトパネルが表示されました。



左側で使う項目にチェックを入れて、右側の画面でその詳細を決めていきます。



4.左側の一覧から、「アウトライン」にチェックを入れて、選択する



チェックを入れたもののみ、反映されます。内容を変更したいときは、左の項目名をクリックすると、右側に詳細が出てきます。

注意して欲しいのが、左のエフェクト名をクリックしないと、右の設定メニューが出てこないことです。
有効にしているエフェクトも左の項目をクリックしない限り出てきません。



アウトラインを設定するつもりで、必死に「ベベル/エンボス」の半径いじってた、なんて事故が起こるので注意。よくやる(´・ω・`)

5.一旦好きな色を入れて、半径を適当に入力する



本当は白いフチをつけたいのですが、背景が白だと見えません(´・ω・`)
一旦好きな色を入れて、半径をいい感じに入力して仮設定しておきます。
あとで微調整します。


6.アウトラインのところにある「+」マークを押す



同じ効果を複数付けたいときは、「+」マークを押すことで、項目を増やすことができます。



7.二つ目のアウトラインを選択して、色を黒にして、1つめのアウトラインより大きい数値を入力する。



効果は上から順番にかかっていきます。
下にある効果は、上より大きな半径でかけないと、隠れちゃって見えません。

色を黒にして、イイ感じの大きさになるように調整します。



8.ひとつ目のアウトラインを選択して、色を白にして太さを調整する



こんな風に、エフェクトを行き来して微調整していきます。
色んな効果が重ね掛けできるので、凝り始めると沼にハマります。


「+」ボタンが表示されている項目は、「+」を押せば、好きなだけ効果を重ね掛けすることができます。

また、効果を消したいときは「×」ボタンで削除できます。



オブジェクトとともにスケーリング



左下にある「オブジェクトとともにスケーリング」は、サイズの拡大縮小に合わせて、レイヤーエフェクトの効果の大きさを調整してくれる便利機能です。



これにチェックを入れておくと、拡大縮小したとき一緒にエフェクトも拡大縮小してくれます。



これを利用すると、めちゃめちゃ便利なことができます(=・ω・=)

エフェクトの大きさを一気に変更する



エフェクトを付けたあとに、「これじゃ太すぎる!でもひとつひとつフチの太さを変えるのめんどい!」ということがあると思います。

そんなときは、できるだけ文字を小さくしたあとに、「オブジェクトとともにスケーリング」のチェックを外します。



あとは、ちょうどいいエフェクトの太さになるまで拡大します。



その後はまた「オブジェクトとともにスケーリング」のチェックを入れて、使う大きさにサイズ変更してあげればOKです。



※オフセットなどの固定値は「オブジェクトとともにスケーリング」についてこないので注意

3Dとか、内側のシャドウとか、細かい項目の解説は以下のページでやってます。
レイヤーエフェクトについて①/Affinity3

正直、設定できる項目が多くて、何から手を付けていけばいいか分からないですよね?

でも安心してください。
実はこのレイヤーエフェクト。一度作った効果を「スタイル」という形で保存して、使いまわすことができます。



そして、世の中にはそのスタイルを無料で配布している、素晴らしい人や猫がいます。

そのうちの一匹が僕だ!!(=・ω・=)✨

というわけで、次回「スタイルとインポート」について解説します。こうご期待🐈


ゼロから始めるAffinity3 Affinity初心者講座その15 に続く