1. アピアランスで書く寸法線がなんかもっさり…
矢印の10番と27番を組み合わせて作る寸法線を使っているんですが、なんか両端の縦線が短くて見にくいなぁと感じていました。
かといって、矢印27番の倍率を200%に上げると縦線が太くなるし……。
色々試行錯誤の上、いい感じの線が描けるようになったので共有します。
2. 基本の寸法線の書き方
ちなみに、自分は環境設定から単位を「ミリメートル」に。
ドキュメント設定も単位を「ミリメートル」にしてます。
ポイントでやりたい方は、直接線の太さのところに「0.75mm」と入力すると、ポイントに変換してくれます。
3. 「線」をクリックして、好きな矢印を選択します。
左右両方に設定してください。今回は「矢印10」を選択。
4. 「新規線を追加」をクリック
5. 追加した新規線に「矢印27」を設定する。
今度は矢印から「矢印27」を選びます。
6. 先端位置を「矢の先端をパスの終点から配置」にする。
7. 基本の寸法線が完成
これでもいいんですけど、もうちょっと細くてかっこいい線にしたいと思います。
8. 「新規効果を追加」-「パス」-「パスのアウトライン」をクリック
アピアランスパネルから効果を付けてますが、普通に上のメニューバーから効果を追加してもOKです。
見た目は変わりませんが、情報的にはこんな感じで線をアウトライン化してくれています。
9. 「新規効果を追加」-「パスファインダー」-「合流」をクリック
こんな感じのアラートが出るかもしれませんが、気にせずOKを押します。
10. アピアランスパネルで、「合流」を一番下にドラッグ&ドロップする。
一番上に追加されるので、ドラッグ&ドロップして一番下に持ってきてあげます。
見た目は変わりませんが、情報的にはこんな感じで線を合体してくれています。
11. 「新規効果を追加」-「パス」-「パスのオフセット」をクリック
12. -0.3mmと入力してOKを押す
線がすごいことになっちゃってるけど大丈夫です。
13. アピアランスパネルで、「パスのオフセット」を一番下にドラッグ&ドロップする。
情報的にはこんな感じで、さっき作った線から0.3mm内側に入った線を表示してくれています。
14. 作ったアピアランスを「グラフィックスタイル」に登録する
左上の四角を「グラフィックスタイル」パネルにドラッグ&ドロップすると登録することができます。
15. 寸法線アピアランス完成
あとは書いた線に、作ったグラフィックスタイルを適用すれば、ちょっとイイ感じの寸法線のできあがりです。
線の太さやサイズなど、自分でいろいろと調整してみてください。
少しでも参考になれば。