
フィルタ―⑥/Affinity3 アンシャープマスク・明瞭度・ハイパス・マルチバンドシャープ の続き
変形(フィルタ―のみ)
画面をクリックしてアンカーポイントを設定し、ドラッグして好きなように変形することができます。画像をクリックすると、アンカーポイントを作成します。
そのアンカーポイントをドラッグすると、変形させることができます。
最初に必要な分のアンカーポイントを作成してから、変形したほうがいいです。
マスター
変形量を指定します。右に行くほど大きく変形します。0%でほとんど変形しません。
線形制約
「剛体」は、アンカーポイントの周囲だけを変形して他の場所はできるだけその形を維持しようとしますが、「類似」は全体をいい感じに変形してくれます。左が剛体。右が類似。
四隅にアンカーポイントを打って、中心に寄せたとき。
頭と首にアンカーポイントを打って、足元を下に伸ばしたとき
意外と類似のほうが制御しやすいかもしれません。
できるだけ元の形を残したまま変形したいときは、剛体で。
思いっきり変形させたいときは類似で変形させてみて下さい。
ドラッグで複数のアンカーポイントを同時に選択し、移動することもできます。
かわいい猫になんてことを(´・ω・`)
Photoshopでいう「パペットワープ」みたいな機能がないので、似たようなことをしたいんだったら「変形」フィルターで頑張るような形になります。
しっぽの位置と、足の上げ具合を調整。
結構これで直そうとすると厳しいです(´・ω・`)
せめて回転とライブフィルターがあれば……
新機能に期待。
パースペクティブ
パースの付いた変形を作ることができます。ちなみに、ピクセルペルソナで移動ツールを長押しして出てくる「パースペクティブツール」を押すと、パースペクティブライブフィルターが起動します。
……ツールじゃないじゃん(=・ω・=;)
平面
何平面でパースをかけるか選びます。ライブフィルター使用時は「1平面」しか使えませんが、
フィルターのときは「2平面」も選べます。
モード
ソース でどの範囲を変更するか選び、デスティネーション で実際にアンカーポイントを動かして変形します。
「ソース」でアンカーポイントを変形したいポイントに合わせて…
「デスティネーション」でアンカーポイントを動かして変形します。
Shiftキーを押しながら移動すると、平行移動できます。
グリッドを表示
チェックを入れると、グリッドを表示することができます。見やすくなるので入れておくのをお勧めします。
自動クリップ
モードが「2平面」、かつ「フィルター」の時に動作します。パースペクティブの四隅の範囲を境界として扱うか否か。
チェックを入れると、範囲外の画像を繰り返し表示して、さも連続しているかのように見せます。
基本、チェックOFFでいいかと。
2平面は、以下のようにビルのパースを変更するときなどに使います。
欠けた部分はインペインティングブラシツールで塗ってごまかし。
意外と1平面でもいい感じに直せます。
むしろ、1平面で直したほうがキレイで楽です。
2平面は真ん中のところがズレやすいので、後で紹介する合成作業の時のみ使うといいです。
1平面で大体のパースが直せます。
縦方向を合わせたパース調整を1平面でしてみました。
ソースは、画像の一部だけを指定してもOKです。
四角が取りやすい窓部分をソース指定して、変形してみました。
分かりやすいところをソース指定してみて下さい。
あとよく使うのは、看板などに画像を差し込みたいとき。
フィルターを使う場合は、画像を設置したい場所の近くに置いておいた方が、レイヤー選択が楽になります。
フィルターを非表示にしたとき、離れているとややこしいです。
モード「ソース」で、画像の四隅を選択します。
最初からうまく選択できていた時は、この作業を飛ばしてOKです。
モードを「デスティネーション」にして、四隅を合わせます。
画面上をドラッグするとその位置に設置できるので、最初に左上と右下をドラッグで合わせ、右上と左下を引っ張って調整すると楽かと思います。
下にあるアイコン2つは、「時計回りに回転」と「反時計回りに回転」です。
画像の向きを回転できます。
フィルターで作成しておけば、看板の画像を差し替えたいというとき。
メニューの「ドキュメント」-「リソースマネージャー」から、同じサイズの画像と差し替えることができます。
リソースマネージャーから画像を選択して、「置換」→差し替えたい画像を選択。
画像サイズが違うときは微調整が必要となります。
パースペクティブのアイコンをクリックすれば簡単に直せるので、便利です。
箱に模様をつけるときにも使えます。
バグで「デスティネーション」をかけているときに一部欠けて見えたりしますが、
「適用」を押せばちゃんと変形してくれます。
乗算にして、ブレンドオプションをちょっといじると、いい感じになります。
詳しくは「ブレンドオプション(執筆中)」にて。
「デスティネーションを選択」について(バグってる?)
「フィルター」のときしか使えません。「デスティネーションを選択」ボタンを押すと、現在デスティネーションで変形しているエリアが選択範囲として追加されます。
おそらく、こうじゃないかなーという使い方を説明します。
なんせ、公式にも海外にも、使い方説明が一個もないんだ(´・ω・`)
例えば、こんな風に横に長い写真を看板にあてこもうとします。
ディストネーションモードで当て込みましたが、縦横比が変なので、ちょっと直したいです。
そんな時に、「デスティネーションを選択」をクリックします。
デストネーションを範囲とした、選択範囲が作成されました。
(左下に出てきた元画像は無視してください)
この状態でさらに横に引っ張れば、縦横比を調整した看板を作ることができます。
……はいいんですが、バグってて、左下に元の画像が表示され、
「適用」を押すと、なぜかこいつも一緒に適用されてしまいます。
……バグだよな?? まさか仕様です、なんて言わないよな??(=・ω・=;)
元画像が見えたほうが、比率とか分かりやすいよね☆ とかいう大きなお世話機能じゃないよな??
幸いにして選択範囲は生きているので、そのままマスクを作成すれば、キレイに作れます。
マスクを適用(ラスタライズ)しちゃっていいかと。
ちなみに、2平面の時は完璧にバグってます。選択範囲が全然違う位置に作成される。(ver.3.1.0)
Ctrl+Dで選択を解除すれば、「デスティネーションを選択」ボタンを押す前の状態に戻れます。
多分「Select Destination」という名前と挙動から、この使い方をしたいがための機能だと思うんだけど……
今後の更新を待ちましょう(=・ω・=)
フィルタ―⑧/Affinity3 に続く