
フィルタ―⑪/Affinity3 シアー・ミラー・アフィン・数式 の続き
メッシュワープ
メッシュを使って、自由に画像を変形できます。ちなみに、ツールから「メッシュワープ」を選択しても、メッシュワープライブフィルターが起動します。
お前、ツールじゃないやんけ。
試しに、長い体の猫を作ってみましょう。
今回はライブフィルターの方で作成してみます。
1.ライブフィルターから「メッシュワープ」を作成する
2.コンテクストツールバーの「ディストネーション」となっているところを「ソース」にする。
パースペクティブフィルターの時と同じように、
ソースで変形する範囲を選択して、
ディストネーションで実際に変形させる流れです。
3.変形しやすいよう、ソースの枠を調整する。
枠内をダブルクリックすると、ノードを追加できます。今回は猫の胴体を長くしたいので、左側の線上を二箇所ダブルクリックしてノードを追加します。
要らないノードが増えてしまったときは、ノードを選択した状態で上にある「ノードを削除」ボタンを押せば削除できます。
Del、BackSpaceキーでもOK。
4.「ソース」から「ディストネーション」に変更し、変形したいように動かしてあげる。
ドラッグで下の4か所のノードを選択し、下にぐいっと引っ張ってあげます。Shiftを押しながら、各ノードをクリックして選択してもOKです。
ソースでグリッドを指定してから変形しましたが、ディストネーションの画面でもノードを追加できるので、ソースを使わず直接ディストネーションで編集してしまってもOKです。
細かい変形をしたいときに、ソースを使うと便利です。
同期
変形を元の形に戻すことができます。作成したメッシュはそのまま残るので、やり直すときは「同期」を押してリセットしたほうが楽です。
リセット
元の形に戻すことができます。メッシュの形も、ノードの数はそのままに、クリアされてしまいます。大体画面いっぱいのメッシュになってしまうので、「同期」を使ってリセットしたほうが楽です。
メッシュを表示
メッシュを表示/非表示することができます。完成形を確認したいときに外したりします。
変換
選択したノードの形を変えることができます。左が「シャープに」右が「滑らかに」です。
便利な使い方としては、例えばTシャツの襟からインナーシャツが見えちゃった、なんてことがよくありますよね。
女性の画像は生成AIで作成。
ペンツールで修正したい部分の境界を書き、「選択」を押して選択範囲を作成。
肌部分を多く選択しておくと修正しやすいです。
背景レイヤーを選択し、Ctrl+Jを押して、選択した範囲を複製する。
そのまま「マスクレイヤー」アイコンをクリックして、同じ大きさのマスクを作成する。
マスクを作成したら、選択範囲はCtrl+Dで解除してください。
選択範囲でクリッピングしたいので、マスクを作成しました。
PhotoshopでいうAlt+境界クリックみたいな感じ。
複製したレイヤーを選択して、メッシュワープをかけます。
選択しないままメッシュワープ作ると、対象が全画面になるのでちょっとめんどいです。
また、気をつけて欲しいのが、マスクより下にメッシュワープがないと、マスクを無視してしまうので、ドラッグ&ドロップでマスクの下にメッシュワープレイヤーを移動してください。
アンカーポイントを設定して、押し込んであげる。
紐が見えなくなるよう、アンカーポイントを引っ張って調整してください。
境界が不自然なところは、マスクの境界をぼかしたり、黒と白のブラシでなぞって消したり表示したりして微調整してください。
そもそもAI画像だからTシャツの襟が不自然なのは見逃して(笑)
首元が空きすぎてるなぁと思ったら、同じ方法で、Tシャツを襟ぐり側に寄せたりもできます。
選択範囲をこんな感じで作成して、メッシュで寄せる。
ちょっと気になる脇のお肉を押し込んだりとか、いろいろ使えます。
境界付近でインペインティングツールだと直しにくい、ってときは、メッシュワープで押し込んだ方が楽です。
文字の変形もメッシュワープで……と言いたくなりますが、正直、文字の変形には似た機能である「メッシュワークグループ」を使った方が、ワープのプリセットとかがあって便利です。
メッシュワープグループについてはそのうち解説予定(=・ω・=)
フィルタ―⑬/Affinity3 に続く