フィルタ―⑫/Affinity3 メッシュワープ

2026-05-18

Affinity パソコン関係

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Affinity Photo 2 初心者講座 ライブフィルター:メッシュワープの活用法解説アイキャッチ
フィルタ―⑪/Affinity3 シアー・ミラー・アフィン・数式 の続き

メッシュワープ

メッシュを使って、自由に画像を変形できます。
メッシュワープライブフィルターを使用して猫の画像を縦に引き伸ばして変形させる様子
ちなみに、ツールから「メッシュワープ」を選択しても、メッシュワープライブフィルターが起動します。
お前、ツールじゃないやんけ。
左側のツールパネルにあるメッシュワープツールのアイコン
試しに、長い体の猫を作ってみましょう。
今回はライブフィルターの方で作成してみます。

1.ライブフィルターから「メッシュワープ」を作成する

ライブフィルターのリストから[メッシュワープ]を選択する操作

2.コンテクストツールバーの「ディストネーション」となっているところを「ソース」にする。

メッシュワープのコンテクストツールバーで編集モードをソースに切り替える箇所
パースペクティブフィルターの時と同じように、
ソースで変形する範囲を選択して、
ディストネーションで実際に変形させる流れです。

3.変形しやすいよう、ソースの枠を調整する。

枠内をダブルクリックすると、ノードを追加できます。

今回は猫の胴体を長くしたいので、左側の線上を二箇所ダブルクリックしてノードを追加します。
要らないノードが増えてしまったときは、ノードを選択した状態で上にある「ノードを削除」ボタンを押せば削除できます。
Del、BackSpaceキーでもOK。
猫の胴体部分に合わせてソースのメッシュに新しいノードを追加した状態

4.「ソース」から「ディストネーション」に変更し、変形したいように動かしてあげる。

ドラッグで下の4か所のノードを選択し、下にぐいっと引っ張ってあげます。
Shiftを押しながら、各ノードをクリックして選択してもOKです。
ディストネーションモードでノードを下へ移動し、猫を縦長に変形させた結果
ソースでグリッドを指定してから変形しましたが、ディストネーションの画面でもノードを追加できるので、ソースを使わず直接ディストネーションで編集してしまってもOKです。
細かい変形をしたいときに、ソースを使うと便利です。

同期

変形を元の形に戻すことができます。
作成したメッシュはそのまま残るので、やり直すときは「同期」を押してリセットしたほうが楽です。

リセット

元の形に戻すことができます。メッシュの形も、ノードの数はそのままに、クリアされてしまいます。
大体画面いっぱいのメッシュになってしまうので、「同期」を使ってリセットしたほうが楽です。

メッシュを表示

メッシュを表示/非表示することができます。
完成形を確認したいときに外したりします。

変換

選択したノードの形を変えることができます。
左が「シャープに」右が「滑らかに」です。
メッシュワープの変換ボタン(シャープ・滑らか)のアイコン
便利な使い方としては、例えばTシャツの襟からインナーシャツが見えちゃった、なんてことがよくありますよね。
女性の画像は生成AIで作成。
首元のインナーが見えてしまっているTシャツを着た女性の写真
ペンツールで修正したい部分の境界を書き、「選択」を押して選択範囲を作成。
肌部分を多く選択しておくと修正しやすいです。
ペンツールでTシャツの襟元の境界線を選択範囲として指定した様子
背景レイヤーを選択し、Ctrl+Jを押して、選択した範囲を複製する。
選択範囲を複製して新しいピクセルレイヤーとして独立させた状態
そのまま「マスクレイヤー」アイコンをクリックして、同じ大きさのマスクを作成する。
レイヤーパネルで複製レイヤーにマスクレイヤーを追加した構成
マスクを作成したら、選択範囲はCtrl+Dで解除してください。

選択範囲でクリッピングしたいので、マスクを作成しました。
PhotoshopでいうAlt+境界クリックみたいな感じ。

複製したレイヤーを選択して、メッシュワープをかけます。
選択しないままメッシュワープ作ると、対象が全画面になるのでちょっとめんどいです。

また、気をつけて欲しいのが、マスクより下にメッシュワープがないと、マスクを無視してしまうので、ドラッグ&ドロップでマスクの下にメッシュワープレイヤーを移動してください。
マスクレイヤーの階層構造でメッシュワープをマスクの子レイヤーとして配置した様子
アンカーポイントを設定して、押し込んであげる。
紐が見えなくなるよう、アンカーポイントを引っ張って調整してください。
メッシュワープでTシャツの襟を動かしてインナーを隠すレタッチ作業画面
境界が不自然なところは、マスクの境界をぼかしたり、黒と白のブラシでなぞって消したり表示したりして微調整してください。
メッシュワープ適用後に不要な部分をマスクで消去して自然に馴染ませた結果
そもそもAI画像だからTシャツの襟が不自然なのは見逃して(笑)
メッシュワープを用いたレタッチ前後の比較:インナーの消失確認
首元が空きすぎてるなぁと思ったら、同じ方法で、Tシャツを襟ぐり側に寄せたりもできます。
首元の開きをメッシュワープで調整して狭くする応用例
選択範囲をこんな感じで作成して、メッシュで寄せる。
Tシャツの首元を寄せるために設定した選択範囲とメッシュの構造
ちょっと気になる脇のお肉を押し込んだりとか、いろいろ使えます。
境界付近でインペインティングツールだと直しにくい、ってときは、メッシュワープで押し込んだ方が楽です。
脇部分のシルエットをメッシュワープで押し込んで補正するレタッチ例
メッシュワープの設定パネルにある[リセット]や[同期]ボタンの確認
文字の変形もメッシュワープで……と言いたくなりますが、正直、文字の変形には似た機能である「メッシュワークグループ」を使った方が、ワープのプリセットとかがあって便利です。
Affinity Photo のメッシュワープグループ機能とワーププリセットのプレビュー
メッシュワープグループについてはそのうち解説予定(=・ω・=)

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