フィルタ―⑩/Affinity3 グリッチ

2026-05-14

Affinity パソコン関係

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Affinity Photo V3のグリッチフィルターの解説。RGBチャンネルのズレやノイズ効果を適用したブログアイキャッチ画像
フィルタ―⑨/Affinity3 直交座標を極座標に・極座標を直交座標に・ピクセレート・置き換え の続き

グリッチ

RGBのチャンネルがズレたような、モニターが壊れたり、ノイズ・ゆがみが出たような効果をつけることができます。
Affinity Photo V3のグリッチフィルター設定画面。方式メニューから各種加工方法を選択している様子
方式で、たくさんの加工方法を選べます。
複数重ねてかけるとかっこよくなります。

収差(ゆがみ)

RGBのチャンネルの位置をずらして、輪郭にフリンジ(色にじみ)が付くような効果を出します。
グリッチフィルターの収差(ゆがみ)方式を適用し、画像中央を基準点として色収差を発生させた例
どこを基準点にするか、画面上をドラッグして指定します。
中央をドラッグすれば、中央から外側に向かってフリンジが伸びていきます。

強度

収差の強さを指定します。
マイナスでフリンジが基準点に向かって寄り、プラスでフリンジが外側に広がっていきます。
クイック調整パネルでの強度スライダー操作による色収差の変化。プラス値とマイナス値の比較

チャンネル順序・チャンネル数

RGB、どの順番で、どのチャンネルまで効果をかけるか選べます。
例えば、チャンネル数が1のとき、RGB順なら、Rにしかズレの効果がかかりません。
チャンネル数が2のとき、BGR順なら、BとGにしかズレの効果がかかりません。
チャンネル数を1に設定し、特定のカラーチャンネルのみをズラしたグリッチ効果の設定
チャンネル順序をBGRに変更し、青と緑のチャンネルに収差を適用した様子
全チャンネル(チャンネル数3)にズレを適用し、複雑な色にじみを表現したグリッチ
チャンネル数3でも、RGBの順序が違うと、効果がかかりやすい先頭の色が変わるので、違う結果になります。
チャンネル順序RGB、チャンネル数3の設定による色収差の結果
チャンネル順序を入れ替えて先頭の色を変えた際の色収差の変化

双方向

1方向だけでなく、双方向にずらします。
双方向にずらすので、効果のかかり方が大きく見えます。
双方向チェックボックスをオンにして、基準点から両方向にチャンネルをずらした強調効果

収差(オフセット)

RGBを縦・横方向にずらします。
グリッチフィルターの収差(オフセット)方式を使用し、平行にチャンネルをずらした効果

水平方向の強度

横方向にずらします。
マイナスで右にズレ、プラスで左にズレます。
水平方向の強度スライダーを調整して、左右にカラーチャンネルをオフセットさせる設定

垂直方向の強度

縦方向にずらします。
マイナスで下にズレ、プラスで上にズレます。
垂直方向の強度スライダーを調整して、上下にカラーチャンネルをオフセットさせる設定
その他のチャンネル・双方向は「収差(ゆがみ)」と同じです。
「収差(ゆがみ)」は、中心から放射状・円形にズレるのに対して、
「収差(オフセット)」は、縦・横に平行にズラす感じ。

シュレッド

画像を帯状に分割して、ずらします。
グリッチフィルターのシュレッド方式を適用し、画像を水平の帯状に断片化してずらした効果
強度はそれぞれ、どのくらいずらすかを指定。
シュレッド効果の強度設定による断片のズレ幅の調整
ピクセル間隔で、帯の太さを変えます。
ピクセル間隔スライダーを操作してシュレッドの帯の密度を変化させた様子

ブラスト

水平と垂直に分けて、息を思いっきり吹き付けたような、吹き飛ばしたようなブレ効果をつけます。
グリッチフィルターのブラスト方式を適用し、ピクセルを特定方向に吹き飛ばしたような視覚効果
スタッガーにチェックを入れると、効果の具合をランダムにできます。
そっちの方が分かりやすいので、スタッガーにチェックを入れた状態で「水平方向の強度」を変更。
スタッガー(ランダム化)を有効にし、水平方向の強度を上げたブラスト効果
「垂直方向の強度」は線の方向に対して、垂直にずらした効果をつけます。
垂直方向の強度調整により、ブラストの線の太さや揺らぎを変化させた状態
回転で指定した方向にぶれます。
回転ダイヤルでブラストの飛散方向を斜め方向に調整した様子
その状態で水平と垂直をいじると、指定した角度に水平・垂直で効果をつけます。
ちょっと説明しにくいんで、とりあえずいろいろ動かしてみて下さい。

スタッガーにチェックが入っていないとき、角度0の時は水平をいじっても何も起きません。
垂直移動させてるのに斜めに動いたりと、ちょっと法則分からないです(´・ω・`)

スライス

水平・垂直方向に細かくずらして、アナログテレビのような乱れを作れます。
グリッチフィルターのスライス方式により、画像を水平方向に細かく寸断したノイズ効果
水平方向の強度が高くなるほど、ブレが細かくなります。
スライス効果の水平方向強度を最大にし、非常に細密な横方向のノイズを生成
垂直方向。
スライス効果の垂直方向強度を調整し、縦方向の細かな断片化を行った様子
オフセットの量で、ずらす強さを指定します。
縦横両方していすると、田舎の飾りガラスみたいになりますね。
「昭和型板ガラス つづれ」越しの風景っぽい。
スライスの水平・垂直オフセットを組み合わせ、テクスチャのような格子状グリッチを作成

ノコギリ歯

のこぎりの歯みたいに、デコボコした効果を作ります。
強度が高いほど、デコボコが細かくなります。
グリッチフィルターのノコギリ歯方式。エッジがギザギザになる独特なゆがみ効果
ノコギリ歯の強度スライダーを上げ、より密度の高いギザギザ模様を適用した状態

ゆがみ

ピクセルを不規則にずらし、波打つような乱れを作ります。
グリッチフィルターのゆがみ方式による、不規則にうねるような抽象的な画像変化
ゆがみの強度を調整し、画像が溶けるような激しいグリッチを表現
反復は、波打つようなゆがみの周期です。
右に行くほど波が細かくなります。
反復スライダーによりゆがみの波の細かさを調整しているクイック調整パネル

波紋

小さな波紋で画像をゆがめます。
右に行くほど強く効果がかかります。
グリッチフィルターの波紋方式。水面に広がる波のような微細なゆがみ効果
波紋の強度を上げ、ピクセルレイヤーに対して複雑な揺らぎを与えた例
拡大するとこんな感じ。
Affinity Photoの「波」ライブフィルターを適用した風景写真の例

画像を波状にゆがめます。
右に行くほど波が細かくなります。
Affinity Photo「波」フィルター設定ダイアログのプレビュー画面
クイック調整パネルでの「波」フィルターのパラメーター設定例

シュレッド(カラー)

シュレッドのカラー版です。
チャンネル別に帯状に分割して、ずらします。
ピクセルレイヤーに適用された「シュレッド(カラー)」グリッチフィルターの効果
各パラメーターは、今まで説明してきたものと同じ感じです。
流石に説明省略させてくれ(´・ω・`)
シュレッド(カラー)フィルターの分割数とオフセットの調整画面

ブラスト(カラー)

ブラストのカラー版です。
チャンネル別に、水平と垂直に分けて、息を思いっきり吹き付けたような、吹き飛ばしたようなブレ効果をつけます。
「ブラスト(カラー)」フィルターによる色収差を伴うモーションブラー効果
ブラスト(カラー)の水平・垂直方向の強度を調整するライブフィルター設定

スライス(カラー)

チャンネル別に、水平・垂直方向に細かくずらして、アナログテレビのような乱れを作れます。
「スライス(カラー)」で制作したアナログノイズ風のグリッチエフェクト
スライス(カラー)フィルターのパラメーターコントロール画面

ノコギリ歯(カラー)

チャンネル別に、のこぎりの歯みたいに、デコボコした効果を作ります。
強度が高いほど、デコボコが細かくなります。
「ノコギリ歯(カラー)」フィルターを適用したギザギザ状の画像効果
ノコギリ歯(カラー)のプレビューと詳細設定ダイアログ

ゆがみ(カラー)

チャンネル別に、ピクセルを不規則にずらし、波打つような乱れを作ります。
不規則な波状の変形を加える「ゆがみ(カラー)」フィルターの使用例
ゆがみ(カラー)フィルターのライブフィルター設定パネル

波紋(カラー)

チャンネル別に、小さな波紋で画像をゆがめます。
右に行くほど強く効果がかかります。
「波紋(カラー)」フィルターによる細かい同心円状の歪み効果
波紋(カラー)の設定ダイアログとプレビュー表示
拡大するとこんな感じ。
波紋(カラー)フィルターの効果を拡大したディテール表示

波(カラー)

チャンネル別に、画像を波状にゆがめます。
右に行くほど波が細かくなります。
各RGBチャンネルを個別に変形させる「波(カラー)」フィルターの効果
波(カラー)フィルターの周波数と振幅を調整する操作画面

量子化

チャンネル別に、モザイク化します。
チャンネルごとにモザイク処理を行う「量子化」フィルターの適用結果
量子化フィルターのクイック調整パネルにおける設定例
通常のピクセレートフィルターより、色のブレが出る感じです。
Affinity Photoでの「量子化」フィルターによる独自のピクセル表現

スクランブル

画像ピクセルをランダムに混ぜ合わせます。
スクランブル=かき混ぜる、ごちゃまぜにする、です。
「スクランブル」フィルターを適用してピクセルをシャッフルした状態
強度が上がるほど、ピクセルが大きくなり、派手にごちゃ混ぜにされます。
スクランブルフィルターの強度設定と画像の変化の比較

ファズ

チャンネル別にランダムに配置します。
少しずつ拡散するような、柔らかいノイズを作成します。
「ファズ」フィルターによる粒状感のある拡散ノイズエフェクト
ファズフィルターの距離パラメーター調整時の表示例
拡大するとこんな感じ。
ファズフィルターの効果をクローズアップしたノイズの質感

ワープ

水平・垂直方向にずらしてゆがませた画像を作成します。
「ワープ」フィルターによるダイナミックな形状の変形効果
ワープフィルターの水平・垂直・乱流のパラメーター設定例
乱流で、波の間隔を指定します。
数値が上がるほど、波が細かくなります。

垂直が縦方向の歪みなので、ちょっとわかりにくい&説明しにくいです。
垂直100%にしてから、乱流の数をいじって違いを確認してみて下さい。
各間隔の伸縮率が変わる感じ、というか……なんて言ったらいいんだ、この変化(´・ω・`)
ワープフィルターのパラメーターを連続変化させた際のアニメーション表示
試しにgifにしてみたけど、ものすっごく重いかも(´・ω・`)

光の筋

光がぶれるような効果をつけます。
「光の筋」フィルターで街灯の光を強調した夜景写真の例
水平方向の強度
水平方向の「光の筋」強度設定を最大にした状態のプレビュー
垂直方向の強度
垂直方向の「光の筋」強度設定によるライティング効果の変化
全然関係ないけれど、乱視のボクの夜景の見え方、垂直・水平別々に100%かけたみたいな感じです。実際はもっといろんな方向に延びてるけど。
光の筋がめっちゃ見えるから、夜景やネオン、街灯がめちゃめちゃキレイに見えます。得した気分(=・ω・=)
Affinity Photoで加工した光が拡散する美しい夜景の画像

チャンネル反転

指定したチャンネルを反転します。
「チャンネル反転」フィルターを使用して色のネガポジ反転を行った例
強度で色の強さを指定します。
チャンネル反転フィルターの強度スライダー調整画面
チャンネルセレクターで、反転する色を指定します。
RGBA各チャンネルを選択して反転させるチャンネルセレクター画面

データブロック

カラフルな四角いブロックを追加します。
「データブロック」フィルターを使用したデジタルエラー風のグリッチエフェクト

ブロックサイズ

追加するブロックのサイズを指定します。
右に行くほどブロックのサイズが大きくなります。
データブロックのサイズを変更した際の効果比較

水平方向置き換え/垂直方向置き換え

ブロックを水平・垂直方向にどれだけずらすか指定します。
ずらした分だけ画像の欠けが発生します。
水平方向へのデータブロック置き換えによる画像ずれのプレビュー
垂直方向へのデータブロック置き換えを適用した画面表示

均等配置

ブロックの出現位置をどのエリアで均等に散らすか指定します。
水平方向置き換え/垂直方向置き換えのどっちかがないと使えません。
右に行くほど散らす範囲のマス目が大きくなります。
均等配置パラメーターの数値を変更した際の情報分散パターンの変化
ブロックサイズを小さくして、水平方向のみ指定時に均等配置の値を変えるとこんな感じ。
ノイズブロックの大きさでなく、散らす範囲ブロックの大きさが変わる。
ブロックサイズを小さく設定した状態での均等配置効果の比較

カラー

ノイズの彩度を上げます。
右に行くほど鮮やかになります。
データブロックのカラー彩度を調整した際の鮮やかなグリッチ表現
以上、グリッチでした!
複数組み合わせて、カッコイイ効果を作ってください。
Affinity Photoでのグリッチフィルターを組み合わせたデザインのバナー
様々な歪みフィルターとデータブロックを適用した最終イメージの作例
フィルタ―⑪/Affinity3 へ続く

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