フィルタ―⑪/Affinity3 シアー・ミラー・アフィン・数式

2026-05-16

Affinity パソコン関係

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フィルタ―⑩/Affinity3 グリッチ の続き

シアー(フィルターのみ)

グラフに沿って傾けることができます。
Affinity Photo シアーフィルター設定ダイアログのグラフ操作画面
グラフ上をクリックすることで、制御点が増やせます。
選択中の制御点は黒く表示されます。
DelやBackSpaceキーで削除できます。
シアーフィルターで制御点を追加し画像を歪ませたプレビュー画面
左にある、垂直方向のシアー、感覚的に上下逆のように感じるの、自分だけでしょうか……(´・ω・`)
Affinity2でもそうなってたから仕様なんだろうけど……逆じゃね??
垂直方向のシアーを適用した際の画像の挙動比較

ミラー(フィルタ―のみ)

入力で指示した境界線を鏡面として画像を作成し、出力で指示した方向に表示します。
角度は数値部分をクリックすると、手入力できます。
Affinity Photo ミラーフィルターのパラメーター設定パネル
ミラーフィルターを適用した際の入力境界線と出力方向のプレビュー1
ミラーフィルターを適用した際の入力境界線と出力方向のプレビュー2
ミラーフィルターを適用した際の入力境界線と出力方向のプレビュー3
入力でどの位置を反射させるか選び、出力でその鏡写しにした結果画像を、どの向きに表示するか決める感じです。
模様とか作るときに便利。

ミラー数で、ミラーの数を増やすことができます。
鏡が増えると万華鏡みたいになります。
ミラーフィルターのミラー数設定による万華鏡効果のプレビュー
画面上をドラッグすると、ミラーの基準点を変えることができます。
画面上でのドラッグ操作によるミラー基準点の変更画面

アフィン(フィルターのみ)

コピーした画像を指定したスケールで、どれだけずらして表示するか選べるフィルターです。
Affinity Photo アフィンフィルターの設定ダイアログパネル

スケールX/スケールY

コピー画像をどのくらいの大きさにするか指定します。
Xで横方向、Yで縦方向の拡大縮小率を指定します。
アフィンを使えば、画像を一面に敷き詰めるのも簡単です。
アフィンフィルターのスケールX・Y設定による画像の縮小敷き詰めプレビュー
10%から1000%まで指定できます。
100%以上で画像を引き延ばすことができます。
アフィンフィルターでスケールを拡大して画像を引き延ばした様子

オフセットX/オフセットY

画像をどれだけずらすか指定します。
Xはプラスに行くほど右に、Yはプラスに行くほど下にズレます。
アフィンフィルターのオフセット設定による画像の位置調整プレビュー

拡張モード

画像をどのように増やすか指定します。

ゼロは繰り返しなし、
フルは白く塗りつぶし、
繰り返しは端の1pxを繰り返し表示、
回り込みは元の画像を繰り返し表示(Wrap)、
ミラーは鏡のように反転表示、です。
アフィンフィルターの各種拡張モード(ゼロ、フル、繰り返し、回り込み、ミラー)の比較一覧

回転

作成した画像を回転します。
数値部分クリックで、手入力できます。
アフィンフィルターの回転設定を使用した画像の回転プレビュー
アフィンを使えば、シームレスなパターンも作れます。
オフセットXとYを50%とかにして、継ぎ目を中心に表示。
インペインティングツールやパッチツールで継ぎ目を目立たないようにすれば、シームレスパターンの完成です。

端の調整がうまくいかないときは、もう一度アフィンをかけて調整するとキレイに作れます。
シームレスパターン作成時のアフィンフィルターによる継ぎ目調整プロセス
シームレスな小花パターン
アフィンフィルターを駆使して作成されたシームレスな小花柄パターン

数式(フィルターのみ)

数式を入れてフィルターを作成できます。
Affinity Photo 数式フィルターの入力インターフェース
xは、「そのピクセルの横方向の位置」を示します。

X+500と入力すれば、画像を横方向に500px移動します。
数式フィルターでX+500を入力し画像を水平移動させた結果
画像サイズが横1920pxのとき、1919-xと入力すれば、画像を反転することができます。
Xは左端が0、右端が0から始まる分1減って、1919になります。
0から始まるのややこしい~。
数式フィルターを用いて画像を左右反転させる数式の指定方法
A,B,Cは自由に設定できるパラーメーター変数です。
左が0で右が1です。

例えば、X= のところに「x*a」(XかけるA)と入力し、下のパラメータAの数値を小さくしていくと、横にぐいーっと伸ばすことができます。
変数aを使用した数式フィルターによる画像の横方向拡大効果
x= のところに「x/a」(X割るA)とすると、横幅を小さくすることができます。
数式が赤くなっている時は、何かしらエラーがあるときです。
この場合、aが0になるとおかしなことになるので、先んじてエラー表示になってます。

座標系

カルテシアン(直交座標)

横幅のxと、縦幅のyをいじれるようになります。
数式フィルターの座標系設定におけるカルテシアン(直交座標)選択画面

極座標

半径のrと角度のtをいじれるようになります。円形のフィルターを作りたいときはこっち。
数式フィルターの座標系設定における極座標選択画面
X=に

x+sin(y*(a*10))*b*50
Y=に
y+cos(x*a*10)*b*50

と入れると、うねうねした効果が作れます。
定数の10と50の部分は、画像の大きさによって、ちょうどいい値を入れて下さい。
サイン・コサイン関数を用いた数式フィルターによるうねり効果のプレビュー
X=に
x+sin(y*0.1*b)*a*100
数式フィルターで波状の歪みを加えた画像のプレビュー
t=に
t*2-r*a*0.1
極座標を用いた数式フィルターによる回転・歪み効果のプレビュー
自分で好きな数式を入れて、いろいろと試してみて下さい。

一番下の拡張モードは、ミラーの時と同じです。
数式フィルター適用時に端が切れてしまった状態の画像
こういう、端が切れてしまうフィルターは、拡張モードを「繰り返し」や「ミラー」にするとキレイに行きます。
数式フィルターの拡張モードを調整して端の切れを修正した画像
フィルタ―⑫/Affinity3 へ続く

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