境界線パネルについて/Affinity3

2026-01-19

Affinity パソコン関係

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Affinityの境界線パネル機能を解説するブログアイキャッチ画像
テキストや図形の周りに境界線をつけられる「境界線パネル」について解説します。
Affinityの境界線パネルにおける各種スタイル設定画面

スタイル

線のスタイルを指定します

左から順番に、
  • 「線スタイルなし」…境界線をつけない
  • 「実線スタイル」…境界線をつける
  • 「破線スタイル」…点線
  • 「テクスチャ線スタイル」…ブラシ効果を境界線につける
です。
境界線パネルで破線スタイルを選択した時に表示される破線パターンコントロール設定
破線を選ぶと、一番下に「破線パターン」コントロールが出てきます。
線の長さと、空白の長さを、交互に指定して点線を作ります。
ラウンド線端と破線パターンの組み合わせによるドット線(点線)の設定画面
線端を「ラウンド線端」にして、線の長さを0にすると、ドットが作れます。
指定した長さのパターンを繰り返して、破線を作ります。
破線パターンの数値入力による間隔と長さの変更プロセス
破線パターンコントロール下部にある白黒バーをドラッグして直感的に調整する操作
長さ調整するとき、下にある白黒のバー部分をドラッグしても調整できます。
ここをドラッグして作った方が感覚的に作りやすいかも。
破線パターン設定内の調整済オプション(角の形状を自動調整する機能)
一番右にある「調整済」がオンになっていると、四角を書いたときに角の形が揃います。
左が調整済ON、右がOFF。
調整済オプションの有効化(左)と無効化(右)による長方形オブジェクトの点線の角の差異
調整がオフのとき、「フェーズ」に数値を入れると、点線の開始位置をずらすことができます。
破線のフェーズ数値を変更して点線の開始位置をずらした実例比較
点線をうまく組み合わせることで、抜け感のある境界線を作ることもできます。
変則的な破線パターンを適用した抜け感のある長方形デザイン

境界線の太さを指定します。

線端

先端のスタイルを指定します。
左から
  • 「ラウンド線端」…先端に半円を追加し、端を滑らかにする。
  • 「バット線端」…線の終点で直角に線が切れる形状。寸法を正確に表現したいときなどに。
  • 「正方形線端」…突出線端・スクエア線端。線幅の半分が終点から突き出る形。線を強調したいときなどに
境界線パネル内の3種類の線端オプション(ラウンド、バット、正方形)のインターフェース

結合

線が曲がる、角のスタイルを指定します。

左から
  • 「ラウンド結合」…丸い角。角の部分が線幅の半径で丸めた形状になる。
  • 「ベベル結合」…切り落とし。角の部分を斜めにカットしたような形状になる。
  • 「マイター結合」…尖った角。角が鋭くとがる形状。角が鋭すぎるとベベル結合に自動で切り替わる。

境界線パネル内の3種類の結合オプション(ラウンド、ベベル、マイター結合)の選択画面
マイター結合を使用しているとき、文字や図によっては、以下のような棘が出ることがあります。
マイター結合を適用した際、角に発生した意図しない鋭い棘(トゲ)現象の例
そんな時は、右にあるマイターの数値を低くしてあげると、棘が消えます。
マイター制限値を低く調整することで角の棘(トゲ)を解消した見本

整列

線(カーブ)に対して、境界線の位置をどの位置につけるか指定します。 左から
  • 「境界線を中央に揃える」…境界線をパスの中心に配置。内側と外側に均等にはみ出る。
  • 「境界線を内側に揃える」…境界線をパスの内側に配置。
  • 「境界線を外側に揃える」…境界線をパスの外側に配置。

ピンク色の境界線をつけた場合。黒四角が元の四角です。

同じ大きさの四角でも、内側に揃えるか、外側に揃えるかで大きさが違って見えます。
境界線の整列設定(中央・内側・外側)による外見上のオブジェクトサイズの違いを解説する図

順序

境界線を、塗りの後方にするか、前方にするか指定します。
境界線パネルの順序オプション(塗りの前方または後方に描画)設定のインターフェース
図形などはアピアランスパネルをドラッグ&ドロップすれば線と塗りの前後が変えられますが、なぜか文字はこの「順序」を使わないと前後を入れ替えられません。
境界線が手前に来てると文字がつぶれてしまうので、「境界線を後方に描画」をよく使うと思います。

オブジェクトと共にスケーリング

拡大縮小したときに、境界線の太さも一緒に変えるか、太さはそのまま変えないようにするか、指定します。
オブジェクトと共にスケーリングオプションの有効・無効によるオブジェクト拡大時の線幅の違い

開始位置/終了位置

線端のスタイルを指定します。矢印を作りたいときに便利。
境界線パネルで線の開始位置と終了位置に矢印スタイルを適用する設定画面

開始位置サイズ/終了位置サイズ

開始位置/終了位置で選んだスタイルのサイズを指定します。
右側のリンクマークをクリックすると、開始と終了、一緒にサイズ調整できます。

矢印を線の 内側に/外側に 配置

矢印を線に対してどの位置に配置するか選べます。
矢印の先端を線の内側に配置するか外側に配置するかの設定コントロールとプレビュー

矢印の先端と根元を入れ替え

矢印の開始位置と終了位置のスタイルを入れ替えます。
矢印の向きを反転させる「矢印の先端と根元を入れ替え」ボタンの位置

矢印の先端をクリア

先端のスタイルを削除します。
設定した矢印スタイルをリセットする矢印の先端をクリアボタンの操作
一応文字に対しても境界線で矢印をつけたり破線をつけたりできます。
あまりオススメはしないけど。
AffinityDesignerのときは、文字に矢印つけるとバグってフリーズしてました。
テキストオブジェクトに対して境界線の破線や矢印スタイルを適用した実験例

プロパティ

スタイルが「パスブラシ」の時に使用します。
ブラシのスタイルを詳細に変えることができます。
パスブラシパネルでスタイルをダブルクリックしたときに出てくるものと同じです。

詳しい解説はそのうち書く予定。
テクスチャ線スタイル使用時に活性化するプロパティボタンとブラシ詳細設定へのアクセス
境界線パネル最下部にある筆圧コントロールとグラフ表示設定

筆圧

境界線の筆圧(太さの強弱)をつけることができます。
筆圧曲線のノードで強弱を指定します。
上に行くほど太く、下に行くほど細く。

両端は、つながりを自然にするため一緒に上下に動きますが、開始と終了で線の太さを変えたいときは、ALTキーを押しながらドラッグすれば変えられます。

制御点を増やしすぎてしまったときは、制御点を選択した状態でDeleteキー、もしくは右クリックで消せます。
筆圧曲線のノード編集(コントロールポイントの追加と強弱の調整)画面
パスブラシにも、筆圧をつけることができます。

「プロファイルの保存」を押せば、作成した筆圧を保存することができます。
保存されたグラフをクリックすると、選択した線に筆圧が適用されます。
作成した筆圧設定をカスタムプロファイルとして保存・管理する機能
保存したプロファイルを消したいときは、カーソルを上に持っていくと右上に×マークが表示されるので、それをクリックしてください。
保存済みの筆圧プロファイルにマウスカーソルを合わせ、削除用の×マークを表示させた画面
すこしでも参考になれば!(=・ω・=)

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