2026-01-03

カラーパネルについて①/Affinity3



色を指定する際には必須となる「カラーパネル」について解説します。


【ベクターペルソナ】


【ピクセルペルソナ】



初期表示されているカラーパネルは「スライダー」の「HSL」です。
「ベクターペルソナ」と「ピクセルペルソナ」では、左上のカラーセレクターの形がちょっと違います。

とりあえず「スライダー」「HSL」から解説していきます。

境界線カラーセレクター/塗りつぶしカラーセレクター



境界線の色(ドーナツ型)と、塗りつぶしの色を表示します。
前に出ているほうが、アクティブです。
色を選択するとアクティブな方(前に出ているほう)に色が設定されます。



境界線と塗りつぶしのアクティブを切り替えたい場合は、カラーセレクターをクリックするか、Xキーで切り替えられます。

ピクセルペルソナだと、カラーセレクターの形が変わり、「前景色」と「背景色」になります。
アクティブになっている(前に出ている)色で塗ります。

2個色を保持しておいて、Xで切り替えて塗っていく感じ。


ピクセルペルソナだとカラーセレクターの形が変わるだけで、パスオブジェクトを選択すれば、普通に境界線もこのカラーセレクターのままでつけることができます。

見た目が変わるだけで、機能は変わらないと思ってOKです。



ベクターペルソナを使っていても、ツールを「ペイントブラシツール」にすると、カラーセレクターが「前景色」「背景色」に変わります。



塗りつぶしなし(色なし)を設定



クリックすると、アクティブな方のカラーを削除します。
色なしにすると、後ろにあるレイヤーが見えるようになります。



境界線がアクティブになっていると、境界線の色を削除します。



「塗りつぶしなし」というと、境界線は削除できなそうに見えますが、翻訳の関係でそうなっているだけで、動作的には「色なし」です。

境界線と塗りつぶしの色を入れ替え




境界線と塗りつぶしの色を交換します。
ショートカットキーはShift+X です。
結構使ってます。

ちなみに、Dキーを押すと、「塗りが白、境界線が黒」にリセットできます。
選択中のオブジェクトも色がリセットされてしまうので押し間違いに注意。

カラーピッカー



画面上の色をスポイトすることができます。
確か、MACの人はコレ使おうとすると何か許可を求めるメッセージが出るハズ…
(自分はWindowsユーザーなので詳細分からず…。ウイルスっぽいメッセージが出るけど大丈夫です)


スポイトアイコンを掴み、ドラッグして、色を拾いたいところでマウスを離すと、カーソルがある場所の色をスポイトして拾うことができます。





画面外にドラッグすれば、Affinityじゃないウィンドウの色とかも拾えます。

一度スポイトした色は、スポイトアイコンの横に記憶されます。
スポイトアイコンをクリックすると、その色が適用されます。



色相/彩度/明度



1つめのHで色相(赤、青、黄色などの色)を選び、
2つめのSで彩度(無彩色グレー/色が鮮やか)を選び、
3つ目のLで明度(暗い/明るい)を選びます。



原色にしたいときは彩度100の明度50で。
色を薄くしたい、という時もLを下げるだけでいいので便利。

複数の色を選ぶときに、他の2つのスライダーを固定しておくと色がまとまりやすいので、個人的にHSLばっかり使ってます。

適当にやってもこれだけまとまる。
慣れたら一番使いやすいと思います。



カラーモード選択



RGB、RGB16進数、HSL、CMYK、LAB、グレースケールの各カラーモードを選択できます。



それぞれのモードによって、選べるスライダーが変わってきます。



各種、スライダーで色を調整します。
下にある四角いエリアをクリックしても、色が選べます。

個人的に、スライダーが一番色を管理しやすいので使ってます(=・ω・=)

※ドキュメントのカラーモードを変えるのではなく、あくまで、色を選ぶときにそのカラーモードのスライダーが使えるってだけです。

RGB・RGB16進・CMYKなど、特定のモードの時に右上の下三角マーク「パネル環境設定」から、オプションを選択することができます。





16ビットは正直そんな使う機会なさそうだけど、パーセント表示は好む人多そう。

カラーモード選択の横にある鍵マーク



現在使っているカラーモードのパネルに固定します。



たとえば、カラーモードRGBで作った赤と、カラーモードCMYKで作った赤が並んでいるとします。



(この時点でイラレ使いは「えっ?!」ってなるでしょうが、AffinityはCMYKドキュメント上でもRGBカラースライダーで配色できます)

鍵を外しているとき、RGBの赤四角をクリック後、CMYKの赤四角をクリックすると、パネルのモードがCMYKに変わります。



RGBの赤四角クリック時に鍵マークをつけておくと、CMYKの赤四角をクリックしたときに、モードがRGBのまま固定されます。



また、鍵なしの状態でRGBからCMYKにモードを変えると色が変わってしまいます。
予期しない色変更を防ぐために、鍵をONにしていた方がいいと思います。



鍵有でモードを変えると色がRGBのままキープされます。
それはそれで厄介なので、鍵を外したほうがいいという人もいるかも。

とにかく紛らわしいので「ドキュメントのカラーモードと違うモードは使わないようにする」が安全だと思います。



ドキュメントのカラーモードがRGBの時は、RGB、LAB、HSL等自由に行き来していいと思いますが、
CMYKの時はCMYKで色指定したほうが安全です。
CMYKドキュメントの時は、CMYKモードで鍵をした方が安全かと。

一応、ドキュメントカラーモードがCMYKの時は、RGBで配色しようとしても、色域外にはならないようになってます。



不透明度



色の不透明度を設定します。
0に近づくにつれて、背景の色が透けて見えます。



効果を狙ってならいいですが、単純に「色を薄くしたいから」という理由で、不透明度をいじるのは避けたほうがいいです。

下にオブジェクトがあれば透けますし、カラーモードや設定によっては予期せぬ色になったりします。

カラーパネルについて②で紹介する「色合い」や「ボックス」、スライダーの「HSL」(オススメ)を使うと簡単に色が薄くできるので、そちらを使ってください。

ノイズ



「不透明度」と書かれている下の〇部分をクリックすると、ノイズに切り替わります。
色にノイズを加えることができます。
ちょっとした質感が出るので便利です。




カラーパネルについて② に続く