
テキストスタイルパネルについて解説します。
テキストスタイルの使い方はこちら。
テキストスタイルについて①
テキストスタイルについて①/AffinityPhoto・AffinityDesiner![]()
テキストスタイルパネルが表示されていない場合は、メニューの「ウィンドウ」-「テキスト」-「テキストスタイル」をチェックして表示してください。
現在の書式設定
カーソルがある位置に設定されている書式設定を表示します。
左の矢印をクリックして、表示・非表示が選べます。
テキストスタイルを再適用
一度テキストスタイルを設定した後にアクティブになります。
テキストスタイルを設定していないと、グレーアウトして触ることができません。
テキストスタイル設定後、何かしらの変更を加えたとき、「テキストスタイルを再適用」をクリックすると元のテキストスタイルに戻すことができます。
スタイル一覧
テキストを選択後、各スタイル名をクリックするだけで、そのスタイルを割り当てることができます。
グループスタイルだけはクリックしてもなにも変わりません。他のスタイルをまとめるために使います。
段落スタイルか文字スタイルかは、左側のアイコンで表示されます。
文章ごとのスタイルは「段落スタイル」
一部の文字を変更するときに「文字スタイル」
フォントやサイズなど、グループごとに設定を統一したいものがあるときに「グループスタイル」を使います。
段落・文字ともに、デフォルトで「スタイルなし」があります。
スタイルを削除したいときは、これをクリックすればスタイルを削除できます。
スタイル名をダブルクリックすると、詳細設定できる「テキストスタイルエディタ」が開きます。
段落スタイルを作成/文字スタイルを作成/グループスタイルを作成
各項目を作ることができます。
テキストを選択していた場合、その書式設定を元に作成します。
段落スタイルを更新/文字スタイルを更新
スタイル設定後、書式設定を変えた際にアクティブになります。
クリックすると、スタイルを新しく設定した書式設定に上書きします。
間違って上書きしないよう注意。
スタイルを削除
選択したテキストスタイルを削除します。
パネル環境設定
テキストスタイルパネルの設定を変更します。
階層を表示
グループスタイルを作成すると、左側に矢印が表示され、折りたためるのですが、
「階層を表示」のチェックを外すと、すべて一覧で表示されます。
サンプルを表示
「サンプルを表示」にチェックを入れると、書式設定の見本を表示してくれます。
タイプで並び替え
「タイプで並び替え」にチェックを入れると、上から「段落スタイル」「文字スタイル」の順番で表示されます。
チェックを外すと、名前順に表示されます。
未使用のスタイルを削除
使っていないスタイルを一気に削除することができます。
すべてのスタイルの切り離しと削除
使っている、いない、にかかわらず、すべてのスタイルを削除します。
すでに設定されているスタイルは残したまま……になるハズですが、前後のスペースとかちょっと変わってしまう場所は発生するようです。
スタイルをデフォルトとして保存
左下の「段落スタイル作成」「文字スタイル作成」を押したときのデフォルト値を、現在選択している書式にすることができます。
毎回使うフォントや書式があるときに、設定しておくと便利です。
スタイルをインポート
他のドキュメントからテキストスタイルを読み込むことができます。
閉じる
テキストスタイルパネルを閉じることができます。
グループを閉じる
テキストスタイルパネルと一緒になっているパネルを、全部まとめて閉じることができます。
オプションメニュー
各スタイルのオプションを選択することができます。
"●●"を段落に適用
選択しているテキストに、スタイルを割り当てます。
普通にテキストスタイル名をクリックしたときと同じです。
"●●"を段落に適用し、文字スタイルをクリアする
文字スタイルが設定されていると、通常の適用では文字スタイルを残したままですが、これを使うと文字スタイルを削除して適用することができます。
例では、赤文字が文字スタイルです。
"●●"を段落に適用し、文字フォーマットを維持する
フォント、文字サイズ、文字色など、テキストスタイルエディタで言うところの「文字」「タイポグラフィ」を維持した形で、段落の設定を適用します。
段落の設定を引き継ぐので、「箇条書き&番号付け」の設定も引き継ぎます。
"●●"を段落に適用し、ローカルフォーマットを維持する
元の文字列に変更を加えていた場合、その変更を維持した形でスタイルを割り当てます。
"●●"を文字に適用
段落スタイルの「文字」「タイポグラフィ」のみを適用します。
段落の設定はそのままです。
元に戻すには、戻したいスタイルのオプションから「"●●"を文字に適用」をするか、
一度段落スタイルと文字スタイルをリセットしてから、もう一度戻したいスタイルを適用させてください。
"●●"を文字に適用し、ローカルフォーマットを維持する
「"●●"を段落に適用し、ローカルフォーマットを維持する」と「"●●"を文字に適用」の合わせ技みたいなものです。
個別に設定した書式設定を残したまま、「文字」「タイポグラフィ」だけ適用し…………
……あれ? 「"●●"を段落に適用し、ローカルフォーマットを維持する」と変わらなくね???
本当はこうなるハズ。
バグなのか、なにか条件があるのか……
なにかわかったら追記します(=・ω・=)
"●●"を適用後、次のスタイル
テキストスタイルエディタで「次のスタイル」「次のレベル」を指定している時に使います。
詳しくは「スタイルの使い方②」で。
"●●"を更新
スタイルに変更を加えたあと、「"●●"を更新」を押すと、変更した内容でスタイルを上書きします。
"●●"を編集
テキストスタイルエディタを開いて、編集できます。
"●●"を複製
テキストスタイルエディタを開いて、コピー元のスタイルを元に、新規作成できます。
"●●"でスタイルを作成
テキストスタイルエディタを開いて、コピー元のスタイルを親として、新規作成できます。
スタイル作成時に「変更なし」としていた項目は、その親のスタイルに依存します。
"●●"から段落を切り離し
書式設定はそのままに、テキストスタイルから切り離します。
後でスタイルの変更をしても、切り離した部分はそのままの書式になります。
"●●"を削除
テキストスタイルを削除します。
削除すると、切り離ししていないテキストはすべてデフォルトの状態に戻ります。
グループ(親)を消した場合、その下にあるテキストスタイルはそのまま残ります。
"●●"グループを削除
グループ化されたテキストスタイルをまとめて削除します。
削除すると、切り離ししていないテキストはすべてデフォルトの状態に戻ります。
テキストスタイルエディタ
各項目は、文字パネルや段落パネルで説明した内容と同じです。
文字パネルについて①
文字パネルについて①/AffinityPhoto・AffinityDesiner![]()
段落パネルについて
段落パネルについて①/AffinityPhoto・AffinityDesiner![]()
それ以外のちょっとわかりにくいところについて解説。
タイプ
そのテキストスタイルが「段落」「文字」「グループ」のどのテキストスタイルなのか選択します。
「両方のパネルに表示」にチェックを入れると、段落スタイルを文字スタイルとして使うこともでき……るハズなんだけど。あれーー???(=・ω・=)
文字の一部を選択した状態で段落スタイルをクリックすると、「"●●"を文字に適用」と同じように、段落スタイルを文字スタイルのように使えるハズなんですが……できませんね。
「両方のパネルに表示」は無視して、オプションから「"●●"を文字に適用」を使ってください。
もしかしたらこれもPublisher専用の機能なのかも。統一してくれ~。
「次のレベル」の下にある謎の空欄
こちら、ショートカットキーを入力できる場所となっています。
突き止めるまでに時間かかった。せめてなにか書いておいてくれ。
設定したショートカットはテキストスタイルパネルに表示されるので、分かりやすいです。
フォーマットをリセット
テキストスタイルをリセットして、デフォルトの状態にします。
スタイルを選択範囲に適用
一番左下にある、チェックボックスです。
チェックを入れると、現在カーソルがある位置にリアルタイムでスタイルを割り当てて、変化を見ることができます。
スタイルを割り当て済のところは、チェックを外していてもリアルタイムで変わるので、新規作成時しかあまり使いどころないかも。
スタイルは繰り返しの作業時に使うとめちゃめちゃ便利なので、是非活用してみて下さい!
少しでもお役に立てば!(=・ω・=)✨