
カラーパネルについて① の続き
カラーパネルについて①でホイールを紹介しました。他のモードも紹介します。
スライダー
スライダーを動かして、色を決めることができます。
ホイールとの共通点は飛ばして、固有の機能について解説していきます。
カラーモード選択
RGB、RGB16進数、HSL、CMYK、LAB、グレースケールの各カラーモードを選択できます。
それぞれのモードによって、選べるスライダーが変わってきます。
各種、スライダーで色を調整します。
下にある四角いエリアをクリックしても、色が選べます。
個人的に、スライダーが一番色を管理しやすいので使ってます(=・ω・=)
※ドキュメントのカラーモードを変えるのではなく、あくまで、色を選ぶときにそのカラーモードのスライダーが使えるってだけです。
カラーモード選択の横にある鍵マーク
現在使っているカラーモードのパネルに固定します。
たとえば、カラーモードRGBで作った赤と、カラーモードCMYKで作った赤が並んでいるとします。
(この時点でイラレ使いは「えっ?!」ってなるでしょうが、AffinityDesignerはCMYKドキュメント上でもRGBカラースライダーで配色できます)
鍵を外しているとき、左の赤四角をクリック後、右の赤四角をクリックすると、パレットがCMYKに変わります。
左の赤四角クリック時に鍵マークをつけておくと、右の赤四角をクリックしたときに、パレットがRGBのまま固定されます。
RGBとCMYKのカラーモードを行き来すること自体、推奨できることじゃないので、基本ロックをかけたままにしておきましょう。鍵なしでモードを変えると色が変わったりします。
ドキュメントのカラーモードがRGBの時は、RGB、LAB、HSL等自由に行き来していいと思いますが、
CMYKの時はCMYKで色指定したほうがいいです。
一応、ドキュメントカラーモードがCMYKの時は、RGBで配色しようとしても、色域外にはならないようになってます。
ボックス
「色相」「彩度」「明るさ」各選択した物のみ、変えられるスライダーが表示されます。
……「スライダー」の「HSL」を使った方が楽じゃないかなぁ……(;´・ω・)
色合い
指定した色から白へのスライダーを表示します。
薄い色が簡単に作れるので便利です。
※色合い、で調整した色を他のカラーモードで編集しようとすると、100%の色に戻ってから変更されます。
似た同系色でもっと濃い色も作りたい、という時は「スライダー」-「HSL」のLだけ移動させると、濃い色が作れます。
何気にHSL便利です(=・ω・=)
個人的には、「色合い」よりも、「HSL」で濃い色、薄い色を作ることをオススメします。
少しでもお役に立てば幸いです(=・ω・=)