
段落パネルについて①
段落パネルについて②
段落パネルについて③ の続き
箇条書き&番号付け
箇条書きや、リストを作ることができます。
タイプ
行の最初につける記号(ビュレット)や、番号の形式を選べます。
リストなし、が通常。
箇条書き、で後述する「テキスト」で好きな記号が選べます。
番号付きリストは、好きな形式を選べばそのままその表記で使え、さらにアレンジも可能です。
レベル
カーソルがある行のレベルを指定できます。
AffinityDesigner、AffinityPhotoは、リストのレベルをTABを使って変えることはできません。
レベルを変更したいなら、ここをいじるしかないらしい。
AffinityPublisherならTABでレベル変更できるっぽい。
是非、Designerもできるようにして……!!
また、レベルを変えることによってスタイルを変える、というのもPublisherしかできないようです。
今後のアプデに期待。
後ほど解説しますが、毎回レベルを指定して書式設定変えて~ってやると面倒なので、「段落スタイル」を使うことをオススメします。
テキスト
リストの前に表示される記号や数字を、自由にカスタマイズできます。
表示させたい文字を、テキストの欄に入力するだけでOKです。
グレーの枠で囲まれているのは、特殊文字です。
普通のテキストと同じように削除できます。
テキストの左端にある下矢印をクリックすると、特殊記号を入力できます。
空欄が認められない為か、全部消してから特殊記号を入力しようとすると、消したはずの項目が復活するという謎挙動があります。
特殊記号を入力してから、不要な項目を削除するのがオススメです。
現在のレベル
現在のレベルの番号を表示します。一番よく使うやつ。
レベル1/レベル2/レベル3
各、レベルの通し番号を表示します。
レベル2の項目に、「レベル1」-「レベル2」. という表示方法を設定してみました。
レベル1のところに「¥1」-「¥2」.とすると、変な感じになるので注意です。
レベル2の数値が増える前に表示されてしまうので、番号がずれていく。
全角ダッシュ/半角ダッシュ/全角スペース/半角スペース
それぞれ、こんな感じです。
タブ
テキストボックスの左端を基準とした、タブを入力します。
Tab stop の数値を変えることで、位置を調整できます。
タブをリスト番号の前に入れるか、後に入れるかで結果が変わってきます。
基本、1個めの「リスト番号の後にTAB」という使い方をします。
改行
改行できます。
Tab stop
テキストでタブを入力したときに、左端を基準として、何mmの位置に揃えるか指定できます。
TABを2個入れると、1個めのTAB位置をTab stopで制御できます。
2個目以降のTABは、「タブ位置」の「デフォルト間隔」で指定した数値分動きます。
2個目以降のTABは、タブ位置を使って間隔を細かく制御することも可能です。
(位置が分かりやすいようTABとTABの間に|を入れてます)
左揃え箇条書き/番号 など
数字リストにしたときなど、1桁と2桁が混在している時に揃えをどうするか設定します。
インデントを設定していないと、右揃えを押しても揃いません。
右揃えにしたいときは、右に揃えられる分、「左インデント」と「先頭行インデント」を設定してください。
ちなみに、リストの右側の項目を右寄せにしたい、という時は、普通に段落パネル一番上の「右寄せ」をクリックすれば右寄せできます。
番号付けの開始番号
番号の開始番号を指定することができます。
いきなり3から始めたり、0から始めたりできます。
番号の振り直し
番号を振り直したい位置にカーソルを合わせ、振り直し方法を選択すると、番号を振り直すことができます。
番号を振り直す方法を、いろいろと指定できます。
ただ、たまにうまく動かないことがあるので、後述する「段落スタイル」を使って設定したほうが楽です。
とりあえず説明だけ。
手動のみ
設定した場所以外の番号自動振り直しをしない設定です。これが一番よく使われるかと。
番号の自動振り直しで予期せぬ番号が振られるのを防止できます。
リスト全体に「手動のみ」を選択。
番号を振り直したい位置にカーソルを合わせ、「この位置から番号を振り直す」にチェックを入れると、番号を振り直すことができます。
リストを除くすべて
番号の振り直しをされたくない範囲を選んで「リストを除くすべて」を選択すると、選択した範囲内で番号が振り直しがされます。
その範囲は、前の番号にずれが発生しても、番号の振り直し対象外になります。
ただ、その次の番号が「リストを除くすべて」の続きから始まってしまうので、注意。
ここら辺の設定は、後述する「段落スタイル」を使うと便利なので、とりあえず今は「そんな感じの機能なんだな」とふんわり記憶するだけで大丈夫です。
正直、単品での使い方は自分もよく分かってないです(´・ω・`)
現在のレベルより下
レベル1、レベル2など、階層構造のあるリストで使うことができます。
選択したレベル以降の番号が自動で振り直されるので、大量の項目があり、とりあえず毎回自動で番号を振りたい、という時に便利です。
番号を振り直したいところを範囲選択して、「現在のレベルより下」を選択すると、1から順にナンバーを振り直してくれます。
レベル2のところで設定すれば、レベル2とレベル3のナンバーを振り直してくれます。
途中でいろいろ追加しても、きちんと番号を振り直してくれます。
レベル1より下/レベル2より下 など
各レベルより下の番号を振り直してくれます。
この位置から番号を振り直す
主に「手動」の時に使いますが、カーソルがある位置から番号を振り直してくれます。
名前/グローバル
名前を付けることで、管理がしやすくなります。
また、「グローバル」にチェックを入れれば、異なるテキストボックスでも連続して番号を振ることができます。
番号が振られる順番は、レイヤーパネルで下からの順番です。
グローバルにチェックを入れないと、同じ名前でもテキストボックスが違えば、別々に番号を振り直します。
スタイル
記号やリスト番号に、作成済の文字スタイルをあてることができます。
使えるのは「段落スタイル」ではなく「a」というマークがついた「文字スタイル」です。
リスト番号の色だけ赤くする、とかできます。
リスト番号の色は、リストの先頭の色に依存するので、先頭の文字に色を付けたいときは、同色の文字スタイルを作って設定しておくといいです。
長くなったんで
「箇条書き&番号付け」のオススメの使い方 に続く。
また、テキストスタイルを使うので、先に「テキストスタイルについて①」を見るのをオススメします(=・ω・=)