2025-09-17

段落パネルについて③/AffinityPhoto2・AffinityDesiner2 ジャスティフィケーション



段落パネルについて①
段落パネルについて② の続き

ジャスティフィケーション



両端揃えの、より細かな設定ができます。
主に英語組版の時に使います。



最小単語間隔



両端をそろえるのに、単語と単語の間隔をどのくらい詰めていいか、最小の間隔を設定します。



あまり小さくし過ぎると、単語間が詰まりすぎて読みにくくなってしまいますのでほどほどに。

望ましい単語間隔



単語と単語の間をこの間隔で空けて欲しい、という理想の間隔を指定します。
ここで指定した間隔が基準となります。



これも、小さくし過ぎると読みにくくなるので、ほどほどに開いておいた方がいいです。

ちなみに、設定できる最小と最大は、「最小単語間隔」と「最大単語間隔」の間になります。

最大単語間隔



最小単語間隔の逆で、両端をそろえるのに、単語と単語の間隔をどのくらい広げていいか、最大の間隔を設定します。

開きすぎるとスカスカになるので注意。



最小文字間隔



上3つが単語と単語の間を詰める設定だったのに対し、下3つは単語内の文字と文字の間を詰める設定になります。

文字間を詰める、最小数値を設定します。



詰めすぎると読みにくくなるので注意。

望ましい文字間隔



文字と文字の間をこの間隔で空けて欲しい、という理想の間隔を指定します。
ここで指定した間隔が基準となります。

小さくし過ぎると、文字が重なってしまいます。



設定できる最小と最大は、「最小文字間隔」と「最大文字間隔」の間になります。

最大文字間隔



両端をそろえるのに、文字と文字の間をどれだけ広げてもいいかを設定します。



ジャスティフィケーションの設定は、文字パネルの「トラッキング」の数値に寄っても変わってくるので、欧文組版するときはいろいろといじってみて下さい。



段落パネルについて④ に続く