
ゼロから始めるAffinity3 Affinity中級者講座その23 コンテナレイヤー の続き
下塗りをして、塗りそびれがないことを確認したら、いよいよ色を塗っていきましょう。
1.ベースの色を塗り直す
サムネイルをCtrl+クリックすると、不透明部分の選択範囲が作れます。
選択範囲を作り、Alt+BackSpaceで今度は実際に使う色を置いていきます。
この時点で全体の大体の配色を決めておきます。
自分はグラデーションである程度の陰影をこの時点で入れちゃいます。
ブラシで塗りたいときは、コンテキストツールバーで「アルファの保護」にチェックを入れておくと、はみ出さずに塗れます。
とりあえずこんな感じ。
2.影を塗っていく
新規ピクセルレイヤーを作り、塗りたいレイヤーの子レイヤーにします。そのまま色を塗っていくと、子レイヤーなので不透明部分にのみ色を塗ることができます。
はみ出す心配がないから楽です。
コンテキストツールバーから、アルファの保護のチェックを外すのをお忘れなく。
自分は濃い色を選んで、レイヤーブレンドモードを「標準」で重ねていきますが、薄めの色を塗って「乗算」で重ねる人も多いです。
大まかに選択範囲を作って、グラデを使うこともあります。
選択範囲もペンツールが使える人は、ペンツールで選択すると楽です。
ペンツールの歯車から「選択されているカーブオブジェクトに新しいカーブを追加」のチェックを入れて、まとめてパスを作成してから、コンテキストツールバーの「選択」を押せば、一気に選択範囲が作れます。
ペンツールの細かい設定については「ペンツールとカーブについて01/Affinity3」参照。
影の色を付けるとき、単純にベースの色より暗い色を付けるのではなく、ちょっと色相をずらすと華やかな感じになるので好んでます。
こういうテクニックも、ネットを見ていくと際限なく出てくると思うので、いろいろ検索して試してみて下さい。
自分、SAIというソフトでまともにイラスト描いてたの、もう10年くらい前になるので、きっと今ならもっといい感じのテクニックが出ていると思います(=・ω・=)
影をざっくり入れました。
3.影の境界をぼかす
指先ツールやぼかしツール、ブラシの固さを下げて塗るなどして、柔らかい影の部分をぼかしてなじませます。指先ツールやぼかしツールの方がキレイに行きやすいんですが、処理が重いので自分はブラシの固さを下げて塗ってます。
ざっとアニメ塗りで影を塗った後、硬さと流量を下げた透明ブラシで削っていく感じ。
肌とか全体的にふわっと境界をぼかしたいときは、フィルターのガウスぼかしで一気にぼかしちゃってもOKです。
4.ハイライトや反射光を入れる
ピクセルレイヤーを追加し、肌のハイライトや、影の反射光を入れていきます。しっかりしたハイライトを入れたいときは、ベクター線で描いちゃった方がキレイで早かったりします。
ハイライトも、標準で入れたり、ブレンドモード「スクリーン」「覆い焼きカラー」で入れたりと、好きな形で入れてみて下さい。
5.テクスチャを入れる
模様とかのテクスチャを入れます。画像をクリッピングして乗算で重ねたり、塗りつぶしツールでパターンを入れたり。
今回はニットを着ているので、細かいニットっぽいのテクスチャを入れました。
軽い質感をつけたいときは、ラスターブラシを変えて見るのもオススメです。
メニューの「ウィンドウ」-「一般」-「ブラシ」でブラシパネルが表示できます。
デフォルトで結構いろんな種類のが使えるので、いろいろと試してみて下さい。
6.塗り完成
こんな感じで、繰り返して塗っていきます。これで、基本のイラストが描き終わりました。保存して、サムネイルやTwitterのアイコンなど、好きな用途に使ってみましょう
これで完成でもいいんですが、簡単に雰囲気がアップできる仕上げ加工をいくつか紹介します。
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