ゼロから始めるAffinity3 Affinity中級者講座その24 子レイヤーを使った塗り

2026-08-19

Affinity Affinity中級者講座 パソコン関係

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ゼロから始めるAffinity3 Affinity中級者講座その23 コンテナレイヤー の続き

下塗りをして、塗りそびれがないことを確認したら、いよいよ色を塗っていきましょう。

1.ベースの色を塗り直す

Affinity V3のレイヤーのサムネイルをCtrlキーを押しながらクリックして不透明部分の選択範囲を作成する手順
サムネイルをCtrl+クリックすると、不透明部分の選択範囲が作れます。
選択範囲を作り、Alt+BackSpaceで今度は実際に使う色を置いていきます。

この時点で全体の大体の配色を決めておきます。
自分はグラデーションである程度の陰影をこの時点で入れちゃいます。
Affinity V3のペイントブラシツールとはみ出しを防ぐコンテキストツールバーのアルファの保護設定
ブラシで塗りたいときは、コンテキストツールバーで「アルファの保護」にチェックを入れておくと、はみ出さずに塗れます。

とりあえずこんな感じ。
Affinity V3のグラデーションツールとペイントブラシでキャラクターイラストのベース配色とグラデーション陰影をつけた状態

2.影を塗っていく

新規ピクセルレイヤーを作り、塗りたいレイヤーの子レイヤーにします。
Affinity V3のレイヤーパネルで新規ピクセルレイヤーを作成しベースレイヤーの配下へドラッグして子レイヤー化する操作
そのまま色を塗っていくと、子レイヤーなので不透明部分にのみ色を塗ることができます。
はみ出す心配がないから楽です。
コンテキストツールバーから、アルファの保護のチェックを外すのをお忘れなく。
クリッピングした子レイヤーのピクセルレイヤーに対してはみ出さずに影色をペイントする実例
自分は濃い色を選んで、レイヤーブレンドモードを「標準」で重ねていきますが、薄めの色を塗って「乗算」で重ねる人も多いです。

大まかに選択範囲を作って、グラデを使うこともあります。
選択範囲もペンツールが使える人は、ペンツールで選択すると楽です。

ペンツールの歯車から「選択されているカーブオブジェクトに新しいカーブを追加」のチェックを入れて、まとめてパスを作成してから、コンテキストツールバーの「選択」を押せば、一気に選択範囲が作れます。

ペンツールの細かい設定については「ペンツールとカーブについて01/Affinity3」参照。
Affinity V3のペンツールで複数のカーブオブジェクトを作成しコンテキストツールバーの選択ボタンから選択範囲へ変換する方法
影の色を付けるとき、単純にベースの色より暗い色を付けるのではなく、ちょっと色相をずらすと華やかな感じになるので好んでます。

こういうテクニックも、ネットを見ていくと際限なく出てくると思うので、いろいろ検索して試してみて下さい。
自分、SAIというソフトでまともにイラスト描いてたの、もう10年くらい前になるので、きっと今ならもっといい感じのテクニックが出ていると思います(=・ω・=)

影をざっくり入れました。
Affinity V3のピクセルレイヤーを重ねてキャラクターの服や髪の毛にざっくりと影色を塗り分けたイラスト状態

3.影の境界をぼかす

指先ツールやぼかしツール、ブラシの固さを下げて塗るなどして、柔らかい影の部分をぼかしてなじませます。
Affinity V3のぼかしツールとブラシの流量・硬さ設定を調整して影の境界線をなめらかに馴染ませる加工テクニック
指先ツールやぼかしツールの方がキレイに行きやすいんですが、処理が重いので自分はブラシの固さを下げて塗ってます。
ざっとアニメ塗りで影を塗った後、硬さと流量を下げた透明ブラシで削っていく感じ。

肌とか全体的にふわっと境界をぼかしたいときは、フィルターのガウスぼかしで一気にぼかしちゃってもOKです。

4.ハイライトや反射光を入れる

ピクセルレイヤーを追加し、肌のハイライトや、影の反射光を入れていきます。

しっかりしたハイライトを入れたいときは、ベクター線で描いちゃった方がキレイで早かったりします。
ハイライトも、標準で入れたり、ブレンドモード「スクリーン」「覆い焼きカラー」で入れたりと、好きな形で入れてみて下さい。
Affinity V3でブレンドモードをスクリーンや覆い焼きカラーに設定したピクセルレイヤーに髪や目のハイライト・反射光を描き加える手順

5.テクスチャを入れる

模様とかのテクスチャを入れます。
画像をクリッピングして乗算で重ねたり、塗りつぶしツールでパターンを入れたり。
今回はニットを着ているので、細かいニットっぽいのテクスチャを入れました。

軽い質感をつけたいときは、ラスターブラシを変えて見るのもオススメです。

メニューの「ウィンドウ」-「一般」-「ブラシ」でブラシパネルが表示できます。
デフォルトで結構いろんな種類のが使えるので、いろいろと試してみて下さい。
Affinity V3のメインメニューからウィンドウ、一般、ブラシを選択してブラシスタジオパネルを呼び出す操作画面
Affinity V3のブラシスタジオ内に格納されている多種多様なデフォルトのラスターブラシライブラリのカテゴリ一覧

6.塗り完成

こんな感じで、繰り返して塗っていきます。
Affinity V3のピクセルレイヤーへの下塗り、影、ハイライト、質感テクスチャ適用が完了した基本キャラクターイラスト
これで、基本のイラストが描き終わりました。保存して、サムネイルやTwitterのアイコンなど、好きな用途に使ってみましょう

これで完成でもいいんですが、簡単に雰囲気がアップできる仕上げ加工をいくつか紹介します。

ゼロから始めるAffinity3 Affinity中級者講座その25 に続く

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