2025-01-04

アートボード上にあるのに印刷できないものがあるとき/Illustrator



印刷するとなぜかあるはずのものが消えてしまう! というときの対処法をご紹介。



レイヤーに謎の*マークがついている時の対処方法



ちゃんとアートボード上にあるのに、なぜか印刷するときに消えてしまう、というとき。
(今回はピンク色の四角)
よく見ると、レイヤー上に謎の「*マーク」が付いていないでしょうか?



そんなときは、レイヤーの空白部分をダブルクリックするか…


*マークがついたレイヤーを選択した状態で、右上のパネルオプションをクリック-「○○のオプション」をクリック。


「プリント」にチェックを入れると、無事に印刷することができます。


このレイヤーオプションで、レイヤーごとに、印刷するかしないかを選ぶことができます。

同様に、なんか表示が薄い…というときは、「画像の表示濃度」が設定されている場合があるので、一度レイヤーオプションを確認してみてください。


写真をトレスするときに、「画像の表示濃度」や「テンプレート」「ロック」を使うと便利です。

白い文字が消えてしまう、というとき


レイヤーに謎のマークがなく、黒い図形の上に置いた白い文字が消えてしまう、というときは「オーバープリント」が設定されている場合があります。


1. 「ウィンドウ」-「属性」パネルを表示



2. 「塗りにオーバープリント」のチェックを外す



黒い文字を白に変更したときなどに発生しやすいです。


印刷する前に必ず確認を


印刷をする前に、「ウィンドウ」-「分版プレビュー」を表示して、「オーバープリントプレビュー」にチェックを入れて確認するようにしましょう。
C版、M版、Y版、K版、それぞれ個別に表示して、変なところがないか念入りに確認します。
うっかり特色が混じっていないかも、これで確認できます。




また、印刷屋さんによってはK100のものは自動でオーバープリントが設定されます。
(プリントパックさんやグラフィックさんなど。最近は自動オーバープリントが主流です)


上記のようなフチ文字を指定すると、うっすら透けて見えます。
その場合、「K100% C1%」など、他の色を混ぜたりしてK100%以外にすると、防ぐことができます。

オーバープリント周りについては、そのうちちゃんと記事を書きたいと思います。

ホワイトオーバープリントや、K100透け問題などは、印刷所の問題ではなく「入稿する側のミス」です。

印刷屋さんに頼むときは大部数になりやすいので、きちんと確認してから入稿するようにしましょう。
特に安い印刷所さんや、完全データ入稿の場所は、中身まで細かく見ている暇がありません。
不安だったら、ちょっとお値段は高くなりますが、街の小さな印刷屋さんに相談しながら入稿するのも有りだと思います。

少しでも参考になれば!(=・ω・=)