
ブラシパネル01/Affinity の続き
新規強度ブラシ
画像の不透明度に応じたブラシを作成します。実際に作ってみたほうが分かりやすいので、ひとつブラシを作ってみましょう。
1.500px×500pxのキャンバスを作成する
メニューの「ファイル」-「新規」から、以下のような設定のキャンバスを作成します。🌵ドキュメント単位:ピクセル
🌵ページ幅/ページ高さ:500px
(今回は大きく使いたいけど簡単な形のブラシなので500pxにしました。もっとシンプルなら250px、写真系のブラシなら1000pxと作りたいブラシの形状に合わせて調整してください)
🌵カラーフォーマット:RGB/8
🌵カラープロファイル:sRGB
DPIは適当でいいです。とりあえずデフォルトの300dpiのままで。
2.塗りを黒、境界線をなしにして、ツールから星形ツールを選択する
カラーパネルやスウォッチパネルなどから、塗りを黒、境界線をなしに設定してください。星形ツールは、ピクセルスタジオのだいたいこの辺にあります。
四角いアイコンを長押しすると、星形ツールが出てきます。
3.画面の真ん中らへんでCtrl+クリックして、以下の数値を打ち込む
画面の真ん中らへんで、Ctrlキーを押しながらクリックして、「星形を作成」パネルを出します。以下の数値を入力して下さい。大体の目安なんで、自分の好みの数値に変えちゃってOKです。
キラキラした感じのブラシを作りたいと思います。
🌵幅/高さ:500px
🌵ポイント:6
🌵内径の半径:15%
🌵内側の円:10%
こっちの設定でもOK。より尖ったキラキラの作り方。お好きな方で。
強度ブラシは、白いところを透明に、黒いところに色がつくブラシを作れます。
4.真ん中に移動して、PNG保存する
真ん中からずれていたら、ドラッグ&ドロップなどで真ん中へ移動させてあげて下さい。「ファイル」-「エクスポート」-「エクスポート」で、左の欄から「PNG」-「PNG」を選び、右下の「書き出し」をクリックして保存してください。
名前はとりあえず、「キラキラ.png」としておきます。
5.ブラシを登録したいカテゴリを選んでから、「新規強度ブラシ」をクリックする
新規作成したブラシは選択中のカテゴリに追加されるので、あらかじめカテゴリを選んでから、「新規強度ブラシ」をクリックしてください。6.先ほど作成した画像を指定する
先ほど作成したキラキラ.pngを指定します。強度ブラシで読み込める画像形式はPNGのみです。
7.ブラシ登録ができました。
カテゴリの一番下に、ブラシが登録できました。おめでとうございます!
流石にこのままじゃ設定が微妙なので、ダブルクリックしてラスターブラシ設定を開きましょう。
間隔を80%ぐらいに設定して、距離を離してあげます。
次に「ダイナミクス」のタブをクリックし、
サイズのジッターを50% ランダム
回転のジッターを50% ランダム
拡散XとYを100% ランダム
に設定して、右下の「閉じる」ボタンを押します。
後は、色を黄色とかにして、ペイントブラシツールでなぞれば完成です。
キラキラしたブラシが作成できました。設定はいろいろと自分好みに変えてあげて下さい。
ペイントブラシツールの詳しい使い方はこちら。
「ペイントブラシツール/Affinity3」
ラスターブラシ設定の詳細についてはこちらで解説。
「ラスターブラシ設定01/Affinity3 一般」
強度ブラシは、写真などからも作れます。
不透明度によって色のつく場所と付かない場所が分かれます。
カラー写真のままでも作れますが、一度白黒化してから作成すると作りやすいと思います。
新規ラウンドブラシ
ブラシ形状が円形のブラシを作れます。細かい設定は「ラスターブラシ設定」でできます。
「ラスターブラシ設定01/Affinity3 一般」参照。
一番メインとなるブラシです。
新規正方形ブラシ
正方形の形のブラシを作れます。硬さやシェイプなど、一部の項目は使えません。
新規画像ブラシ
画像を使ったブラシを作れます。強度ブラシと違うところは、設定した画像の色がそのまま反映されるということです。
また、背景の色も、透過しておかないと白く塗られてしまいます。
こんな感じの、背景を透過処理したお花のPNG画像を複数用意して……
「新規画像ブラシ」で、複数の画像を一気に選択すると、以下のように小花がランダムに出てくるブラシを作れたりします。
画像の色を生かしたブラシが作れるので、いろいろ作ってみると楽しいと思います。
選択範囲からの新しいブラシ
選択範囲から新しい強度ブラシ、画像ブラシを作成することができます。画像ブラシを作成するときは、背景の白が入っていると、その白まで出力されてしまうので、選択範囲を作成するときに気をつけて下さい。
強度ブラシを作成したいときはちょっとややこしくて、マスクを選択した状態で作成します。
ちなみに、画像は右クリックで「マスクにラスタライズ」をクリックすれば、マスクレイヤーにできます。
どちらにしても、別途画像で出力して、元データを残しておいた方が、後でブラシを編集しようとしたときに便利なので、「選択範囲からの新しいブラシ」ではなく、それぞれ「新規強度ブラシ」「新規画像ブラシ」から作成するのをオススメします。
パネルをカスタマイズ、閉じる、パネルグループを閉じる、はいつも通りなので説明省略。
次回、右クリックしたときのメニューを解説します。
ブラシパネル03 に続く
