
ゼロから始めるAffinity3 Affinity中級者講座その21 ベクター塗りつぶしツール の続き
さて、それでは今回から美少女イラストの描き方を学んでいきましょう。
「美少女じゃなくね?」という苦情は受け付けない。
基本的な美少女の描き方は、それこそネットにたくさんあるのでそこから学んでください。
あくまで、ボクが教えられるのはAffinityの機能説明のみです(=・ω・=)
手書きのイラストを読み込む方法
手書きで下書きをしたり、ペン入れをした状態でパソコンに読み込みたい、という人もいるでしょう。そんな方たちのために、手書きイラストの読み込み方から紹介していきます。
描いたイラストは、スキャナーで読み込むなり、カメラで写すなりして、画像の状態にしておいてください。
今回はスマホカメラで撮ったこのイラストを読み込んでいきたいと思います。
手元にボールペンしか無かったんでボールペン一発書き。
絵が下手なのは見逃してください。イラストレーターではないので(´・ω・`)
なんだかんだで手書きでイラスト描いたの、5年ぶり以上な気がする(=・ω・=)
1.作成するイラストのドキュメントを作る
今回はWeb用にアップするイラストで、Youtubeのサムネイルとかに使えるサイズで作ろうと思います。Youtubeサムネイルのサイズ1280px×720pxの設定を選び、もしかしたら拡大縮小するかもしれないので、ページの幅と高さを2倍の2560px×1440pxにしておきます。
2.メニューの「ファイル」-「配置」で手書きイラストを読み込む
「配置」で手書きのイラストを指定し、キャンバス上に配置します。3.移動ツールで、描きたいイラストの大きさに拡大縮小する
描きたい位置やサイズになるよう、移動ツールで調整してあげて下さい。このままだと、ちょっと背景がグレーがかっていてキレイではありません。
なので、レベル補正を使ってできるだけ白と黒をはっきりさせましょう。
4.レイヤーパネルの「調整」から「レベル」を選ぶ
レイヤーパネルの下の方にある、半分に塗られたアイコンをクリックして、「レベル」を選びましょう。5.黒レベル、白レベル、ガンマを動かして、白黒をはっきりさせる。
黒レベルを右に寄せればグレーだったところが濃く、白レベルを左に寄せれば、グレーだったところが白くなっていきます。
ガンマを左右にずらして、白黒の割合をいい感じに調整しましょう。
レベルの詳しい使い方は「調整レイヤー②/Affinity3 レベル」参照。
6.「結合」を押して、調整を確定する
まだ調整レイヤーのまま残しておいてもいいですが、もういじることないな、と思ったら右上にある「結合」を押して、調整内容を確定して画像を上書きしてしまいましょう。7.レベルでも消えなかったゴミなどを消す
レベルで飛ばしても消えなかったゴミなどを、ペイントブラシツールなどを使って消していきます。ピクセルスタジオに切り替え、ペイントブラシツールに切り替えます。
ペイントブラシツールは大体この辺の位置にあります。
直接読み込んだ手書きイラストを修正しても良いですが、「うっかり消しすぎたー」を防ぐために、新しくピクセルレイヤーを作って、そこに白ブラシで修正するのオススメです。
失敗したら消しゴムで消せば元に戻せるので。
レイヤーパネルの右から2番目にある「ピクセルレイヤー」のアイコンをクリックして、空のピクセルレイヤーを作成し、その上に白で塗っていってください。
キャンバス上を右クリックすると、ブラシの詳細設定を決められます。
「基本」のラウンドブラシ、不透明度・硬さ・流量100%、ウェットエッジOFFが個人的オススメ。
硬さは、線を描き足すときは80%のがフチがガビガビしなくていいかも。
ペイントブラシツールではなく、「ピクセルツール」を使ってもOKです。ドット絵レベルのバキッとした塗り分けができます。
ラウンドブラシのオプションを表示して、間隔を1にすると、太い線を書いたときにもこもこするのを抑えられます。
ここら辺のブラシ設定については「ペイントブラシツール/Affinity3」参照。
Dを押して前景色/背景色を白と黒にし、Xで白と黒を切り替えながら、ゴミを消したり、消えかけの線を描き直したりします。
消しすぎたらEで消しゴムを選択して消せば、元の状態に戻せます。
コンテキストツールバーや、右クリックでブラシのサイズを変えられます。
エンターキーの横にある「[」や「]」でもサイズ変更可能。
修正が終わったら、上にのせたピクセルレイヤーを選択し、メニューの「ピクセル」-「結合」-「下」で結合します。
出来るだけ後で戻せるようにレイヤーとか残しておく、と今まで解説では言ってきましたが、イラストを描くとものすごいレイヤー数になってしまうので、修正の可能性がないものはどんどん結合してレイヤー数を減らしていった方が楽です。
あと、保存をほんとこまめにやるように!
ショートカットはCtrl+Sなので、ひとつ作業が終わったらこまめに押しておきましょう。
キレイな画像が作れました。
このままだと使いにくいので、紙の白いところを透明にしたいと思います。
8.レイヤーを選択した状態で、メニューの「ピクセル」-「フィルター」-「カラー」-「背景の紙を消去」を押す
ちょっと分かりにくいですが、白い部分が透明になりました。
背景に水色の四角を置いてみましたが、ちゃんと下が透けてます。
このレイヤーを一番上にして、下に塗りを作っていけばキレイに色塗りができそうです。
もちろん、この絵を下書きとして、ペンツールや鉛筆、ペイントブラシツールで線を描き直してもOKです。
レイヤーパネルの「不透明度」を下げると、表示を薄くすることができます。
うっかり触って動かさないように、隣にある鍵マークをつけておくといいでしょう。
鍵マークをつけると、キャンバス上でクリックして選択できなくなります。
レイヤーパネルでレイヤーを選択した状態で色を塗ると描き込めてしまうので、レイヤーパネル上で選択しないように気をつけましょう。
不透明保護や描画禁止と間違えそうですが、ただ選択しにくくなるという機能なだけです。
また、ペン入れにタブレットを使う人は設定から「ツール」-「タブレット入力方式」で「高精度」に切り替えて下さい。
線が書かれるのがワンテンポ遅れる、入り抜きの線が消えるなど、うまく動かないときは「Windowsインク」または「低精度」にしてください。
「高精度」→「Wndowsインク」→「低精度」の順にオススメ。
高精度が理想だけど、古いパソコンや古いタブレットだとうまく動かないことがあります。
流石にボールペン一発書きだとアレなので、ペンツールと境界線の幅ツールを使ってペン入れしました。
慣れるとペンツールを使ってマウスで線を描いた方が早くて楽なんです(=・ω・=)
下書きはペンタブで直書きして、ペン入れはマウス使う感じです。
自分みたいな描き方してる人は少ないと思う(´・ω・`)
パソコンでペン入れする人は、大まかなパーツごとにレイヤーを分けておくと、後で何かと便利だったりします。
こんな感じにフォルダっぽい感じでレイヤーを整理できたら、見やすいし作業しやすいですよね?
次回、「コンテナレイヤー」というレイヤーを整理するフォルダみたいな機能を勉強します!
ゼロから始めるAffinity3 Affinity中級者講座その23 に続く