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2026-04-13

調整レイヤー⑧/Affinity3 グラデーションマップ


Affinity Photo V3 調整レイヤー解説シリーズ:グラデーションマップの活用方法とアイキャッチ画像
調整レイヤー⑦/Affinity3 自然な彩度・露出・しきい値・カーブの続き

グラデーションマップ

画像をグラデーションで塗りつぶせる機能です。
Affinity Photo V3 グラデーションマップ調整パネルのインターフェース。ノードによる色の割り当て設定
グラデーションマップ調整レイヤーを適用して全体の色調をアーティスティックに変更した比較例
左側が暗い色、右側が明るい色で、指定したグラデーションで一気に塗りつぶすことができます。

黒い商品を白い商品に変えるときとかによく使います。
Affinity Photoで黒いオブジェクトをグラデーションマップを使って白く補正するレタッチ例
あとは、金属を違う金属にしたりとか。
グラデーションマップを使用して金属の質感(ゴールド・シルバー)を書き換えるテクニック
青空を夕焼けにしたりできます。
風景写真の昼から夕方へのカラーグレーディング。グラデーションマップによる色変換前後
イラストの仕上げとして、適当なグラデーションマップをオーバーレイや彩度で重ねて、色に深みを出すこともできます。
イラストの仕上げにグラデーションマップとレイヤー描画モードを併用したエフェクト効果
Affinity Photoでの新旧作品におけるグラデーションマップ活用事例の比較

グラデーションの調整方法

塗りつぶしツールなどのグラデーションの作り方と大体一緒なんですが、一応解説しておきます。
Affinity Photo V3 グラデーションマップダイアログの操作解説とノード配置
画面上の色を、指定したグラデーションで置き換えます。
左側が暗い場所、真ん中が中間点、右側が明るい場所です。

線上をクリックするか、または右下の「挿入」をクリックすると、制御点を増やせます。
グラデーションマップダイアログでの制御点(ノード)の削除と設定方法
制御点を消したいときは、制御点を選択した状態で右下にある「削除」をクリックしてください。
もしくは、ドラッグで枠外へと捨てて下さい。

色を変えたい時は、制御点を選択した状態で左下にある「カラー」をクリックします。
グラデーションマップでのスウォッチパネルからの色指定画面
スウォッチはここからしか単色のスウォッチしか指定できません。
グラデーションスウォッチが使えないのがちょっと不便かも。
グラデーションマップ制御点の位置(パーセンテージ)指定と変更画面
制御点の位置は、制御点を掴んでドラッグするか、左下の「位置」から変えられます。
両端の2つは動かせないので注意。
グラデーションの複製・反転操作とプリセットの追加ボタンの位置解説
右下の「コピー」を押すと、選択中の制御点を増やすことができます。
また、「反転」を押すと、グラデーションの向きを反転できます。

作成したグラデーションは、左上の「プリセットを追加」で保存することができます。
Affinity Photo V3 クイック調整パネルに保存されたグラデーションマップのプリセット一覧
追加したプリセットは、メニューの「ウィンドウ」-「ピクセル」-「調整」をクリックして出てきた調整ウィンドウの「グラデーションマップ」の項目に保存されます。
グラデーションだけでなく、不透明度やブレンドオプションも一緒に保存されます。
Affinity Photoの調整パネル内のグラデーションマップデフォルトプリセット群
標準搭載されている様々なカラーグラデーションマッププリセットのサンプル
もともとプリセットでいろんなものが登録されているので、触ってみると面白いと思います。

これを使うと大胆な色変更もできるので、結構おすすめです。

昔作った奴も一緒に載せときます。前の方が上手くいってる(=・ω・=)
グラデーションマップを用いて作成したモノクロ・セピア調のフォトエフェクト
多彩なカラーノードを設定したグラデーションマップによるポップなデザイン効果
グラデーションマップを活用したハイライトとシャドウへの色付けと雰囲気作り
あと、3Dアバターを作る際、肌のUVマップの色を変えるときに使うと便利です。
VRoid Studioで作成した3Dモデルの肌テクスチャ用、モノクロの陰影ピクセルレイヤー
Vroidでこんな感じに、肌の陰影を白黒で作ります。
どうでもいいけど、Vroidのブラシ、濃い色と白い色でブラシの濃度変わらない??
めちゃめちゃ塗りにくい……(´・ω・`)

肌色で塗り済のテクスチャを変えるときは、間に白黒調整レイヤーを挟めばOKです。

グラデーションマップで、顔の肌の色と揃えたグラデを作ります。
Affinity Photo V3 グラデーションマップ調整パネルでの肌色シミュレーション設定画面
グラデーションマップを適用して白黒の陰影から自然な肌色を再現したUVテクスチャ
グラデーションマップを使えば、影の濃さを後で調整できますし、
塗り終わった後で「顔の色と違う、塗り直しだー!」という悲劇を防げます。

簡単に褐色肌にすることもできます。
グラデーションマップの設定変更のみで実現した褐色肌の3Dモデルテクスチャ
調整レイヤーのメリットを活かした肌色バリエーション作成の比較図
なにげに超便利。

HSLやチャンネルミキサーでうまく色変更できなかったときに、最終手段として使うことが多いです。
マスクを切れば、結構大胆な色変更ができるのでオススメです。

調整レイヤー⑨に続く